(つづき)
5月25日から、博多駅と福岡空港国際線ターミナルを結ぶ路線が新設とのこと。
2005年4月に一度廃止となった路線だが、2010年年末~2011年年始、2011年2月~4月に、それぞれ期間限定で「復活」していた。
直近の「復活」は期間前倒しで運行取りやめとなっていたので、再度の「復活」はあまり予想していなかったのだが、今回、3度目の「復活」、4度目の「挑戦」ということになる。
これまでは、博多バスターミナル(旧交通センター)と国際線ターミナルを結ぶだけだったが、今回は、駅周辺のホテル宿泊客もターゲットにしており、博多駅地区での停車停留所が増えることが大きなポイントである。

駅「そのもの」と駅「周辺」のどちらをターゲットにすべきか?という問題については、過去の記事でも触れたことがある。
新宿地区、池袋地区、大阪市や札幌市の中心部など、空港行きのバスが市街地の主要ホテルを回るケースはよく見られ、福岡でもかつては「空港連絡バス」が西鉄グランドホテルや渡辺通一丁目(ニューオータニ)を起点として運行されていたので、このような選択も「アリ」だとは思う。
ただ、せっかくやるんだったら、「駅前四丁目」「駅前三丁目」など、既存の停留所を用いるのではなく、他都市のように、具体的なホテル名を出して、各ホテルの前に乗り付けるくらいのことをしないと、福岡に馴染みがない人にとってはなかなか「伝わらない」のでは?という感もあり(一方で、各ホテルの前に全て乗り付けていたら、地下鉄を利用した場合との所要時間の差がつきすぎる…というのが他都市にはない福岡市の特徴だということはわかっております)。
博多駅と国際線を結ぶバス路線をどうにか定着させたいという思いは伝わってくるのだが、これまで書いてきた博多駅以外の駅と空港を結ぶ路線(ずっと前から書いている大橋駅、西口も整備された竹下駅、近いところまで行っていた臨時がなくなった吉塚駅、博多バイパスの渋滞がなければ勝算もなくはなさそうな千早駅…など)についても、ここでいま一度検討していただきたいものである。
※冒頭の画像はイメージ
(つづく)
5月25日から、博多駅と福岡空港国際線ターミナルを結ぶ路線が新設とのこと。
2005年4月に一度廃止となった路線だが、2010年年末~2011年年始、2011年2月~4月に、それぞれ期間限定で「復活」していた。
直近の「復活」は期間前倒しで運行取りやめとなっていたので、再度の「復活」はあまり予想していなかったのだが、今回、3度目の「復活」、4度目の「挑戦」ということになる。
これまでは、博多バスターミナル(旧交通センター)と国際線ターミナルを結ぶだけだったが、今回は、駅周辺のホテル宿泊客もターゲットにしており、博多駅地区での停車停留所が増えることが大きなポイントである。

駅「そのもの」と駅「周辺」のどちらをターゲットにすべきか?という問題については、過去の記事でも触れたことがある。
新宿地区、池袋地区、大阪市や札幌市の中心部など、空港行きのバスが市街地の主要ホテルを回るケースはよく見られ、福岡でもかつては「空港連絡バス」が西鉄グランドホテルや渡辺通一丁目(ニューオータニ)を起点として運行されていたので、このような選択も「アリ」だとは思う。
ただ、せっかくやるんだったら、「駅前四丁目」「駅前三丁目」など、既存の停留所を用いるのではなく、他都市のように、具体的なホテル名を出して、各ホテルの前に乗り付けるくらいのことをしないと、福岡に馴染みがない人にとってはなかなか「伝わらない」のでは?という感もあり(一方で、各ホテルの前に全て乗り付けていたら、地下鉄を利用した場合との所要時間の差がつきすぎる…というのが他都市にはない福岡市の特徴だということはわかっております)。
博多駅と国際線を結ぶバス路線をどうにか定着させたいという思いは伝わってくるのだが、これまで書いてきた博多駅以外の駅と空港を結ぶ路線(ずっと前から書いている大橋駅、西口も整備された竹下駅、近いところまで行っていた臨時がなくなった吉塚駅、博多バイパスの渋滞がなければ勝算もなくはなさそうな千早駅…など)についても、ここでいま一度検討していただきたいものである。
※冒頭の画像はイメージ
(つづく)