INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

趣に赴く(31)

2010年04月23日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
福岡県大川市の「大川橋」バス停。

国道208号上ののりばには「西鉄柳川~佐賀駅バスセンター」の「無番」(旧「準急」)、及び「西鉄柳川~大川橋←諸富橋」の「1番」が、県道久留米城島大川線上ののりばには大川橋から大善寺~久留米方面に向かう「15番」が停車する。

佐賀方面行きののりばの路線図は、手書きの味のあるものであった。
手書きではあるものの、これ一枚で複数のバス停で使えるという、ある意味「優れもの」である(?)。

「大川橋」には西鉄バス久留米大川支社(かつての南筑交通本社)がある。
もともとこの場所は、西鉄大川線の車庫だったそうであり、由緒正しい場所といえるのだが、大川地区のバス路線は、幹線である「柳川~佐賀」を除き、めっきり寂しくなってしまった

大川市でよく見かける木製のバス停に木製のイス…、決してありふれた光景ではないと思うのだが、これが「観光資源」となるかどうかは微妙である。

西鉄電車で行ける隣りの柳川市とは違い、大川への公共交通機関は現在ではバスしかない。
それも、久留米市(大善寺方面、八丁牟田方面とも)からは本数が少なく、隣りの佐賀県と県南の柳川市を結ぶ路線がメインであり、福岡都市圏に対しては背を向けているような印象がある。

身近な観光地として、柳川、大川、そして城島あたりを、自動車ではなくバスで巡るというのは、バスファンのみならず、それなりに楽しめるのではないかという気がする。
鉄道がなく、かつ、いろんな観光資源も眠っている場所であることを考えれば、バスの「出番」がもっとありそうだと思うのだが…。
(つづき)

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