INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

LED REAL(15)

2009年09月15日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)
西鉄バスの前面の行先表示では、「行先番号」(より一般的な言い方をすれば「系統番号」。紛らわしいので、以下では「番号」と称す)は一番右に位置するが、こちらのバスは一番左に位置している。

西鉄バスでも、方向幕時代に行われた方面別の色分け以前(色分けなしの丸数字時代)は、「番号」は一番左に位置していたが、色分け以降、現在のLEDに至るまで、「番号」は一番右である(これに応じて、LED表示機の右側に方面色を示す幕が配置されている)。
一方、後方の行先表示では、方向幕時代から現在に至るまで「番号」は一番左に位置する。
おそらく、バス停で待っている利用者に一番近くて見やすいところに「番号」を配置しようという意図があるのだと思う。

西鉄バスの場合、同じ行先でも「番号」が複数あるというケースが他都市のバスと比べて多いように思われ(←他都市のことについて詳しい訳ではないので、あくまで主観です)、西鉄が「番号」をより重視していることの現われと言えるかもしれない(利用者がそれを意識しているかは別として)。
 
この川崎駅と羽田空港を結ぶ路線は、都会や工業地帯、空港、Uターンなど、いろんな風景が楽しめて以前から好きな路線である。
北九州の「70番」の池田~上茶屋の原や、かつての「22番」(こもの線)の下原~平山~原上にも共通する、「広い道に出たと思ったらまたすぐ狭い道に入る(HMS)」というのも好きなポイントのひとつである。

以前、福岡空港と竹下駅大橋駅などを結ぶ路線を妄想してみたことがあった。
かつては、福岡空港から、香椎、野方、四箇田団地、早良、油山、長住方面などにも行くことができたが、これらは天神・博多駅への足との組み合わせによるものであり、都心部を通らずに直接各地へ、という性質のものではなかった(これらの路線は、主に地下鉄の福岡空港までの延長により衰退)。
都心部を通らずに、空港から福岡タワー南口~能古渡船場を結んでいた路線も、利用者が少なくて短命に終わっている。
福岡と東京の規模の圧倒的な違い、福岡では地下鉄一本で博多・天神の二大市街地に行けてしまうこと…などを考えると、このような路線の成立はなかなか難しいのかな…。
(つづく)

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