Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

公共交通とカーシェアで久留米快適生活【3】2018年8月編

2018年08月31日 | □久留米発えことりっぷ
 カーシェア入会から3ヶ月。基本料金無料期間も終わり、いよいよシビアに損得を考える時期に入りました。
 結果的には、使用頻度も利用額も増加。手放せないツールになってきた…かな?


【実家帰省】3人乗ればカーシェア優位

 義理の母が久留米へ遊びに来てくれることになり、ならばとウチの地元(みやき町)もご案内することに。いつもは夫婦2人のバス代とカーシェア料金を天秤にかけていますが、3人となればぐっとカーシェアに傾きます。
 それでなくとも40度に迫る猛暑。義母に無理させるわけにもいかないというのも、カーシェアを選択した理由でした。


 3人で乗るなら普通車がいいので、少し離れた西鉄久留米駅前第2ステーションへ。予約したアクアは、ゲートの手前に配置されています。
 直接道路に面している上に、電柱もあってちょっと出し入れに難あり。


 このステーションも西鉄電車とのレール&カーシェアに対応しているので、以前に登録したnimocaで開錠することもできます。


 カーシェアの車は不特定多数が使うとあって、大手レンタカー並みの品質を期待してはいけません。ドアノブの傷が、結構目立つ車です。
 でも乗り心地は良好。ハイブリッド車独特の運転感覚に戸惑いつつも、快適なドライブを楽しめました。


【筑紫野】特典もありのSCハシゴ

 立派な郊外型SCのゆめタウンがある久留米でもすべてが揃うわけではなく、筑紫野まで買出しに出ることもままあります。電車賃は往復800円なので、これまでは迷わず西鉄に乗って出かけていました。
 しかしこの日は、筑紫野のイオンとゆめタウンの2箇所双方に用事あり。それぞれは朝倉街道駅から真反対にあるので、はしごするなら、買い物袋を手に相当歩かねばなりません。そしてこの日も、40度近い猛暑…
 ついついカーシェアを選んでしまいました。だんだん甘くなってきたな。


 この日もややロングドライブなので、西鉄久留米駅前第2ステーションでフィットを予約。ゲート内に配置されているので…


 車内に搭載されている、出入り用のカードを通してゲートを開けます。返却忘れがないよう、カードを抜いている間には電子音が鳴る仕掛けが仕込まれてました。


 ちょっとマットに砂が上がってて残念。ただ時間課金のカーシェア、なかなか使用後の掃除にまで手が回らないのにも、理解できます。


 まずは30分ほど走らせて、第一の目的地・イオン筑紫野SCへ。実はここ、ドライブチェックインのポイントに指定されていて、予約時に目的地として設定しておけば、15~30分の利用券(プラスEチケットといいます)が貰えます。「駐車中のコスト」が意識されるカーシェアでは、嬉しいサービスです。


 チケットを貰うには、目的地で30分以上エンジンを止めておくのが条件。しかしイオンに着いても、カーナビが反応しません。


 もしチケットが貰えなかった時には、証拠として提出してやろう!と駐車後の画面も撮っておきましたが、出発後ほどなくして画面に、「ドライブチェックインの条件を満たしました」と表示されました。さすが。


 ゆめタウンに加え、シュロアモールにも立ち寄り。確かここ、福岡初のショッピングセンター「筑紫野とうきゅう」の跡地だったはず。幼心に驚いた、東京資本のでっかい郊外型モールも過去のものになって久しく、少し寂しくも感じます。


 12時半に戻り、利用料金は2,678円。30分のチケット412円分が発行されたので、実質的には2,266円相当で済みました。
 4台が配備されている車両のうち、戻ってきた僕以外の3台はすでにどこかへ。周囲はマンションが多い場所ゆえに、休日でも稼働率は高いんですね。

 この他、駅へのお出迎えや近所での所用にもカーシェアを活用。今月の利用料金は5,459円、累計走行距離は78kmになりました。
 一方でバスは、通院や雨の日の通勤に利用。いずれも目的地での滞在時間が長く、カーシェアを活用しづらいシーンでした。

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 というわけで今月1ヶ月間、夫婦二人で使った交通費は、トータルで約1万1千円。マイカー生活に近い利便性を享受しつつ、ガソリン代、駐車場代、車検代、保険料もろもろを考慮した車の維持費より、かなり安く済んでいることに間違いありません。
 ただもし車があれば、公共交通機関の不便な郊外の家でもOKなわけで、今の家賃より1万円以上抑えられる思います。郊外型のディスカウントストアでまとめ買いすれば食費、生活費も抑えられるし、公共交通&カーシェア生活と郊外型マイカーライフの経済的な差は、地方都市だとトントン程度なのかもしれません。
 トントンであれば、加害事故の際の賠償リスクや地球環境への負荷が低くて、心置きなく酒が飲める(←これが一番?)今の暮らし方を、僕は選びたい。あくまで、今の環境ならね。