旅鉄系ブログの管理人が、犬派だろうが猫派だろうが読者にとっては関心外でしょうが、私、生粋の猫派です。小さい頃から家には猫が住み着いていたし、猫カフェになんて行けば眉はダダ下がりになってしまいます。
そんな猫派には たまらない宿が由布院にあるということで、2月と3月をまたぐ週末に訪ねてみました。
由布院までは、往路はJR、復路は高速バスと使い分けてみました。九州内では列車もバスも、割引きっぷが往復券タイプではなく回数券タイプが主流なので、偶数人の旅行であれば使い分けてもお得になります。
せっかくの由布院ということで、元祖観光特急「ゆふいんの森」を利用。クラシカルな内装のⅠ世は、水戸岡デザインのⅢ世よりも個人的には好みです。
窓2枚分に渡る、ワイドな展望も売りの一つ。ハイデッカータイプなので心持ち視線が高く、いつも通勤で見る車窓もちょっと違って見えます。
訪日外国人の急増で、近年の ゆふいんの森は、外国人の方が優勢とも言える雰囲気に。Ⅲ世は、1両増結の5両編成になることがアナウンスされています。
Ⅰ、Ⅲ世ともに無料wi-fiのサービスが始まったのも、訪日客を意識した変化。「格安SIM」ユーザーとしても、早いwi-fiはありがたいサービスです。
2号車のビュッフェは博多発車時から行列が絶えず、景色のよくなる久留米発車後に行ってみれば、お弁当類はすべて売り切れていました。車内販売の不振も、観光特急では無縁の話のようです。
せっかくエビスの生ビール(400円は割安)を積んでいる列車でもあるので、おつまみと共に車内ビアカフェを楽しみました。
展望がいい3号車のサロンも、終始盛況。由布院到着直前には、客室乗務員による由布院観光ガイドも開催されました。訪日客向けに、中韓や英語によるガイドがあってもいいのかなと思います。
なんてあれこれ動いていれば、由布院までの2時間半はあっという間です。別府行きの3号は、由布院から先はガラガラというのがお馴染みの姿だったのですが、外国人を中心に、乗り込む人の姿も多く見られました。
由布院~別府間だけだと短すぎてもったいない感じだけど、「JR九州パス」さえあれば制限なく何度も乗れるので、特に外国人の短区間乗車は多く見られます。うらやましいなあ。
由布院駅を出て、大分川沿いをぶらぶらしました。あまりいい予報ではない週末だったのに、素晴らしい冬晴れの天気。
湯の坪街道だけ歩いて帰ってはもったいない。田舎道を散策してこその由布院だと思います。
金鱗湖も、すがすがしい眺め。
温泉に入って温まっている頃には、予報通り天気がぐずつき始めました。
宿は湯布院インター近くなので、高速バスで「道の駅」まで区間乗車しようと思っていたのですが、湯布院発車時点で満席になりお断りされてしまいました。宿に連絡すれば、快く迎えに来ていただき、感謝感謝。
というわけで、今宵の宿「オーベルゼ レ・ボー」に到着。木立に囲まれた、いい雰囲気の宿です。
1泊2食で18,000円という高級ホテル並みの宿代にも関わらず、某宿泊サイトの口コミでも群を抜く高評価の宿でもあります。さて、その実力やいかに。
宿泊は、1晩で2組限定。客室はメゾネットで、1階は畳敷きのコーナーもある居間、2階がベッドルームになっています。
この季節、「カジュアルこたつ」ではない家庭用の大きなこたつが嬉しいです。
部屋専用のテラスもあります。今日の天気では雨に濡れるばかりだけど、いい季節の晴れの日は気持ちいいだろうな。
それはいいとして、肝心の猫は…と思いながら2階に上がってみれば、暖房の暖かい風に当たりながらウトウトする黒猫が! お客様より先にベッドで眠っているとは、なかなか図太い神経です(笑)。
いや、お邪魔しているのは僕らの方かな。
総勢5匹の猫ファミリーが、入れ替わり立ち代り部屋を訪ねてきます。
こたつに入ってのぼせたら、自分で窓を開けて外へ涼みに。もちろん窓は開けっ放し。自由すぎです(笑)。
レ・ボーは、おいしいくてボリュームたっぷりのご飯もウリ。豚しゃぶの夕食をお願いしたら、副菜だけでこのボリューム。これだけで、もうお腹いっぱいです。
豚しゃぶは甘みのあるお肉で、満腹のお腹にも するする入っていきました。
満腹で苦しいほどに。昼ごはんを軽めにしておいてよかったです。でもデザートは別腹(笑)。
夜もふければ猫もウトウト。暖房を切って寝ていたら、寒くなったのか布団の中に入ってきました。かわいすぎます。
しかし夜行性のネコ。夜中に起き出したと思ったら、ネコ同士でじゃれあったり、階段をドタドタと上り下りしたりと、猫好きだからこそ微笑ましく眺めていられる騒ぎが続いたのでした。
そして朝。朝食も焼き立てパンにサラダ、スープとボリュームたっぷりです。一日に必要な野菜の半分は摂れるのだとか。
猫たちに見送られながらチェックアウト。宿の車で道の駅まで送って頂きました。
帰路は、道の駅ゆふいんから福岡空港国際線ターミナルまで、高速バス「ゆふいん号」に乗りました。雰囲気やサービスは実用本位ですが、JRより早くて安い。窓が大きく、高速道路は高い位置を走るので、眺めも良好です。
空港経由便ということもあって、満員の乗客のほとんどが外国人。春からの新ダイヤでは2往復の増発も予定されており、JR以上に訪日客増加による活況を感じたのでした。
そんな猫派には たまらない宿が由布院にあるということで、2月と3月をまたぐ週末に訪ねてみました。
由布院までは、往路はJR、復路は高速バスと使い分けてみました。九州内では列車もバスも、割引きっぷが往復券タイプではなく回数券タイプが主流なので、偶数人の旅行であれば使い分けてもお得になります。
せっかくの由布院ということで、元祖観光特急「ゆふいんの森」を利用。クラシカルな内装のⅠ世は、水戸岡デザインのⅢ世よりも個人的には好みです。
窓2枚分に渡る、ワイドな展望も売りの一つ。ハイデッカータイプなので心持ち視線が高く、いつも通勤で見る車窓もちょっと違って見えます。
訪日外国人の急増で、近年の ゆふいんの森は、外国人の方が優勢とも言える雰囲気に。Ⅲ世は、1両増結の5両編成になることがアナウンスされています。
Ⅰ、Ⅲ世ともに無料wi-fiのサービスが始まったのも、訪日客を意識した変化。「格安SIM」ユーザーとしても、早いwi-fiはありがたいサービスです。
2号車のビュッフェは博多発車時から行列が絶えず、景色のよくなる久留米発車後に行ってみれば、お弁当類はすべて売り切れていました。車内販売の不振も、観光特急では無縁の話のようです。
せっかくエビスの生ビール(400円は割安)を積んでいる列車でもあるので、おつまみと共に車内ビアカフェを楽しみました。
展望がいい3号車のサロンも、終始盛況。由布院到着直前には、客室乗務員による由布院観光ガイドも開催されました。訪日客向けに、中韓や英語によるガイドがあってもいいのかなと思います。
なんてあれこれ動いていれば、由布院までの2時間半はあっという間です。別府行きの3号は、由布院から先はガラガラというのがお馴染みの姿だったのですが、外国人を中心に、乗り込む人の姿も多く見られました。
由布院~別府間だけだと短すぎてもったいない感じだけど、「JR九州パス」さえあれば制限なく何度も乗れるので、特に外国人の短区間乗車は多く見られます。うらやましいなあ。
由布院駅を出て、大分川沿いをぶらぶらしました。あまりいい予報ではない週末だったのに、素晴らしい冬晴れの天気。
湯の坪街道だけ歩いて帰ってはもったいない。田舎道を散策してこその由布院だと思います。
金鱗湖も、すがすがしい眺め。
温泉に入って温まっている頃には、予報通り天気がぐずつき始めました。
宿は湯布院インター近くなので、高速バスで「道の駅」まで区間乗車しようと思っていたのですが、湯布院発車時点で満席になりお断りされてしまいました。宿に連絡すれば、快く迎えに来ていただき、感謝感謝。
というわけで、今宵の宿「オーベルゼ レ・ボー」に到着。木立に囲まれた、いい雰囲気の宿です。
1泊2食で18,000円という高級ホテル並みの宿代にも関わらず、某宿泊サイトの口コミでも群を抜く高評価の宿でもあります。さて、その実力やいかに。
宿泊は、1晩で2組限定。客室はメゾネットで、1階は畳敷きのコーナーもある居間、2階がベッドルームになっています。
この季節、「カジュアルこたつ」ではない家庭用の大きなこたつが嬉しいです。
部屋専用のテラスもあります。今日の天気では雨に濡れるばかりだけど、いい季節の晴れの日は気持ちいいだろうな。
それはいいとして、肝心の猫は…と思いながら2階に上がってみれば、暖房の暖かい風に当たりながらウトウトする黒猫が! お客様より先にベッドで眠っているとは、なかなか図太い神経です(笑)。
いや、お邪魔しているのは僕らの方かな。
総勢5匹の猫ファミリーが、入れ替わり立ち代り部屋を訪ねてきます。
こたつに入ってのぼせたら、自分で窓を開けて外へ涼みに。もちろん窓は開けっ放し。自由すぎです(笑)。
レ・ボーは、おいしいくてボリュームたっぷりのご飯もウリ。豚しゃぶの夕食をお願いしたら、副菜だけでこのボリューム。これだけで、もうお腹いっぱいです。
豚しゃぶは甘みのあるお肉で、満腹のお腹にも するする入っていきました。
満腹で苦しいほどに。昼ごはんを軽めにしておいてよかったです。でもデザートは別腹(笑)。
夜もふければ猫もウトウト。暖房を切って寝ていたら、寒くなったのか布団の中に入ってきました。かわいすぎます。
しかし夜行性のネコ。夜中に起き出したと思ったら、ネコ同士でじゃれあったり、階段をドタドタと上り下りしたりと、猫好きだからこそ微笑ましく眺めていられる騒ぎが続いたのでした。
そして朝。朝食も焼き立てパンにサラダ、スープとボリュームたっぷりです。一日に必要な野菜の半分は摂れるのだとか。
猫たちに見送られながらチェックアウト。宿の車で道の駅まで送って頂きました。
帰路は、道の駅ゆふいんから福岡空港国際線ターミナルまで、高速バス「ゆふいん号」に乗りました。雰囲気やサービスは実用本位ですが、JRより早くて安い。窓が大きく、高速道路は高い位置を走るので、眺めも良好です。
空港経由便ということもあって、満員の乗客のほとんどが外国人。春からの新ダイヤでは2往復の増発も予定されており、JR以上に訪日客増加による活況を感じたのでした。