Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

nimoca大分上陸は12月26日

2010年11月20日 |  □ニモカはスゴカ、はやかけん!
 nimocaの大分上陸が、12月26日に決定しました!
 すでに大分県内のローソンではnimocaが先行導入されていますが、今回は大分市内を走る大分バス、大分交通の2社が対象。大分市外に向けた路線や、西鉄グループで別府を中心に展開する亀の井バスは、来年3月以降の導入になる模様です。
 大分では、2008年大分国体のキャラクター「めじろん」とコラボした、オリジナルの「めじろんnimoca」を発行。気になるポイント付与率は、基本2%に、2000円ごとのボーナスポイントと、西鉄バスとまったく同率になりました。
 従来の大分共通バスカードにはあった学生カードはないようで、今後磁気カードを廃止する時には、何らかの手立てが必要になるかもしれません。

 一方のJR九州「SUGOCA」は、6月に九州内各都市圏(宮崎を除く)への拡大を発表。鹿児島・長崎は独自のエリアで、熊本・大分は既存の福岡エリアと連続する形で、広大なネットワークを築くことになりました。
 サービス開始は平成24年度以降の予定。新幹線の全通には間に合いそうにありませんが、JR東海のEX-ICサービスのような、新幹線~在来線のICカード乗り継ぎも視野に入っているのではないかと期待されます。

 SUGOCAとnimocaのエリア拡大で、平成24年以降、大分でも福岡のように、JRとバスを1枚のカードで乗り降りできるようになります。
 一方で、すでに独自規格のICカードが普及している長崎、鹿児島がどうなるのかは気になるところ。両都市ともチャージ時にプレミアムが加算される仕組みになっており、「後付ポイント制」のnimocaとは相性が悪そうです。せめて広島のように、「片乗り入れ」だけでも実現できないかなと思います。
 現在では磁気カードのみの熊本もICカード導入を模索しているとの声も漏れ聞こえており、nimocaに乗っかるのか、こちらも要注目です。