
というわけで、こちらがおなじみの行きつけの国宝さんになります。笑
国宝 油滴天目茶碗、いつ見ても美しくかわいい。
かなり工夫を凝らした展示で、ガラス張りの真ん中、鏡の上にあってとても見やすいのです。
さて、今やってるのは大阪市・上海市友好都市提携50周年記念 特別展
「中国陶磁・至宝の競艶―上海博物館×大阪市立東洋陶磁美術館」
2024年は大阪市と上海市の友好都市提携50周年にあたり、これを記念して大阪市立東洋陶磁美術館では上海博物館との主催による特別展「中国陶磁・至宝の競艶―上海博物館×大阪市立東洋陶磁美術館」を開催します。
1952年に開館した上海博物館は、中国を代表する世界的な博物館の一つとして知られ、青銅器、陶磁器、絵画、書、彫刻、玉器、貨幣など中国文物の宝庫です。なかでも陶磁器コレクションはその白眉です。大阪市立東洋陶磁美術館は、これまで展覧会協力や学術交流を通じて上海博物館との交流を積み重ね、友好を深めてきました。
今回、両市の友好の節目を記念し、上海博物館から日本初公開作品22件(うち海外初公開19件)を含む計50件の中国陶磁の名品が出品されます。中国陶磁の世界的な殿堂である上海博物館と大阪市立東洋陶磁美術館の至高のコレクションが一堂に会し、「競艶(きょうえん)」する本展を通して、悠久の歴史を誇る中国陶磁の真髄に触れるとともに、現在においても斬新さや新たな美の発見をもたらすその魅力に迫る機会となれば幸いです。(公式サイトより)

これは上海博物館のもので、1600年前後の景徳鎮窯。
洗面器らしいんだけど、中には麒麟をはじめとした瑞獣がいっぱい!
中国の主な瑞獣は龍、鳳凰、麒麟、亀の4種類ということだけど、他にもいるかな?

日本初公開のものや今まであまり作品が無かったとされる時代のものなどが展示されてる中、
面白いのはやはり東洋陶磁美術館収蔵品との共演というか、競演というか、競艶。
これなどは色以外あまりにそっくりでびっくりしたけど、
青い方が東洋陶磁美術館蔵でもう一つは上海博物館蔵。
遠くの博物館のものが並べて展示されてて比べながら見られるのって面白いですね。

これも上海博物館のもので似た感じの東洋陶磁美術館のものと並べてあったけど
この取手のとこ見てると、むぐぐっとならない?
喉に突っ込まれてるのか、喉から出てるのか、見てるだけで顎が外れそうだし
喉の奥がムングぐぐって詰まりそうな気分になる。笑
お馴染みの東洋陶磁美術館の収蔵品では

この絵のデザイン力の高さに改めて感心。めちゃおしゃれよね。

雲のデザイン?を見ると、日本の平等院とかの飛天の乗ってる雲を思い出します。
踊ったり歌ったり楽器を演奏したりしている飛天は大好き。

わたしの年間パスはここの所蔵品の蔦をよじのぼる童子の写真で、なんかかわいい。

この人巫女さんらしいです。ええっ?巫女感あんまりない・・・
と、年間パスがあると欲張らず気楽に楽しい見方をすることができますね、
また来よう。
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