散歩者goo 

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昨日記140821木(コラーゲンはゼラチンで  記紀で悪戦苦闘)

2014年08月22日 13時22分00秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
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昨日は、夕方に、家賃や、レンタルサーバーの代金を振り込みに出かけた帰り、いつもの駅によりお茶しながら本を読んだ。
それ以外は食材の買い出しや、温野菜の前工程に追われた。
温野菜の前工程とは、丼鉢にキャベツの千切りを30g入れ、それに削り節5gと昆布をのせ、その上に鶏肉の皮や脂身を除去したものを100g、ハサミで小さな大きさに切って乗せる。
これで温野菜の前工程が完了し、あとは野菜を切り分けセットにしたものをその上に載せると、温野菜の調理前の状態になる。
後は特製だしを水で薄めたものをかけて、電子レンジで600w15分から18分間加熱すれば出来上がりだ。
従って温野菜の前工程は、6個の丼鉢に、先に説明した鶏肉を載せて完了する。

最近は前工程の丼鉢に、ゼリー用ゼラチンパウダー1gを振りかけている。
ゼラチンパウダーの主成分はコラーゲンなので、サプリでコラーゲンを摂取するよりかなり安くて済む。
コラーゲンは、女性の美容用と信じていたが、運動生理学の本を読んで、筋繊維のまとまりに必要なものと分かって、それ以来コラーゲンを摂取するようにしていた。(スポーツ選手は、コラーゲンを摂取している人は多い。)

それ以外に後工程として野菜を10食分切り分けてセットしておく。
食事前に、温野菜の前工程と、後工程のものを合わせて、だしを入れ15分余り加熱すれば、温野菜の仕上がりである。
これらの工程は、工夫を重ね日々進化しているが、朝・昼・晩同じものを食べているが、栄養面では全く問題ないと思っている。


私の趣味の一つは、古代史考古であるが、どちらかというと考古学が中心だ。
しかし、歴史を考える場合、文献資料も無視できない。
日本の場合、古事記・日本書紀・(記紀)は最も重要な文献資料の一つである。
文献資料といっても、木簡等はそのまま信用できるが、記紀に関しては、批判的に読むことが常識であり、学問的にも多くの先人の記紀に関する批判的学説が残っている。
考古学的文字資料が発見された場合、文献資料と照合される。
稲荷山の鉄剣は、その一例で、それまでの考古学的歴史観を大きく変え、大和政権の支配が関東まで広がっていたことや雄略天皇の存在を確認し、雄略天皇時代の文献の記述の信憑性が一部確認された。
最近では、倭と朝鮮半島南部の伽耶諸国との関係も、見直されつつあり、一度ほぼ否定されていた任那の実態はどうだったのか興味あるところである。(当然、書紀の内容は、日本や藤原氏を良く表現や脚色している可能性が高いので、そのまま事実とするわけにはいかない。)
当時倭と関係の深かった地域に、複数の前方後円墳(日本独自のもので、大和政権の厳しい規制があったと考えられている。)が発見されているのも興味深い。

ところで考古学関連の本は多く読んだが、記紀に関しては、読んだことがなく、日本神話もほとんど知らない。
そのため、去年記紀に関する素人向けの解説本を購入したが、積読だった。
芭蕉関連の本を読み終えたので、久しぶりに考古学関係の学術関係の本を読みたくなったが、弱点である記紀をある程度理解する必要があると思い、本の山の中に隠れていた記紀の解説書を引っ張り出して先日から読み始めた。
余りにも、神々の名前や、人名が多いので初めから閉口している。
斜め読みはできないが、速読して概要をつかもうと思ったが、人名が無数に出るのでは、速読の技法なんて全く役立たないので、悪戦苦闘している。
30代のころ、ある会が主催する書紀を読む会というセミナーに参加した。
そのため、岩波の日本書紀の中の一冊を買い、京大の有名教授の解説を聞くこともあった。
当時、磐井の乱について書いた、原田大六氏の本を読んでいて、その内容にも関連していたので、関連した質問をしたこともあり、もっと勉強したかった。
しかし、3回ほど出席して、会社の仕事が忙しくなり参加するのを辞めたが、その時記紀の奥深さを知った。
今回の記紀の解説書は、イラスト入りの素人向けだが、人名や物語の要点は書いてあるので、人名が多すぎて覚えられない。
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