散歩者goo 

タイトルのgooは、同名のHPやブログと区別の為付けてます。HPの「散歩者」はこのブログ筆者の私とは全く無関係です。

アールブリュトと誘導の可能性: 昨日記140827水

2014年08月28日 16時49分56秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
曇・晴  最高/最低℃ 平均/最低% = 32.3  25.1  74  56 

昨日アールブリュット展を見ながら、感じたことがあった。
アールブリュットやアウトサイダーアートの展覧会は、機会があればたまに見ている。
いろいろ見ていると、障がい者アートの場合は、参加しているグループで、なんとなくあるまとまりや傾向があるように感じる。
各グループでは、個人の自主性を尊重して教えたりはしないという。
しかし、一部の人がコンクールで賞を取ったり入選したりし、みんなから賞賛を受けると他の人は、この傾向のものがいい作品と思うようになり、真似をしやすい。
こうした傾向は、障がい者にかかわらず健常者にもある、一般的傾向であり、むしろ健常者の方が強いと思う。
更に、指導者がほめることで、知らず知らずの間に指導者の視線で誘導している可能性は強い。
これは、どのグループにも言えることであるが、同様に健常者にも共通することだ。
大きなグループでは、そのような傾向が強く、グループの人たちはスタープレイヤーを意識するようだ。
ところが、今回の展覧会を見たとき、全く傾向がバラバラで、生徒さんの興味のあることを中心に自由に書いているのをみても、誰かの作品を意識しているとか、ほめられた作品に近づこうといった影響を受けているといったところがない。
塔本さんご夫妻は、コンクールとか、どこかの財団買い上げを狙ったりせず、生徒さんに描くことや作ることの楽しみだけを教えることに徹しているように見えた。


昨日記
昨日は、午後から枚方のくずはアートギャラリーで開催されている「アールブリュットinひらかた 表現の欲望展」を見に行った。
塔本賢一さんご夫妻での運営する絵画教室のハンディキャップを持つ生徒さん達の作品展だった。
昨日が最終日であった。
20名余りの作品が広いギャラリーいっぱいに並んでいた。
主催者の塔本賢一さんの言う通り、すごい迫力である。
しかも、そこからは描きたくて描いているという気迫のようなものが伝わってくる。
感想は、先に記載。

展覧会を見終えて天満橋に寄り、以前飼い忘れた商品を南天化購入した。
その後、下でお茶を飲みながら、ゆっくり古事記・書紀の概説書の読書に耽った。
日本神話の話は、ほとんど知らず、断片的な話しか知らなかったが、今回なんとなくその概要がつかめてきた。
ただ、前にも言ったように荒唐無稽な話の上に、崇神以降の話にしても多くの名前が出てきて、すぐに話が呑み込めない。
ただ古事記の概要を読んでいて巨大古墳についている名前の意味がよくわかった。(多くの場合埋葬人物の実在性そのものが疑問だが。)

天満から京橋経由で地元に戻り、駅前から自転車で、少し離れたホームセンターに行った。
そこで以前見つけていたジム用バランスボールと鈴虫を1つがいかった。
ホームセンターでは、改めて鈴虫飼育の注意点を聞いた。
鈴虫のマット(土等)を一部湿らせておくことが大事なようで、霧吹きだけでは乾燥してだめという話であった。
帰宅後、鈴虫のケースを掃除すると、最後に残ったメスも死んでいた。
ホームセンターで聞いた話を早速実行に移し、飼育ケースの土に、かなりの水を入れ、湿らせた。
今のところ、新しい鈴虫は、元気に鳴いている。
メスに食われないよう、環境を整えてやる必要がある。
コメント