教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

日本音楽コンサート

2006年07月09日 23時55分55秒 | Weblog
 今日は日本音楽コンサート当日。
 朝少し寝坊してしまい、少し遅刻。東区民センター到着後は、ほぼすぐにリハーサルの開始。私はコンサートの企画者兼演奏者でしたので、まったく休む暇なく動いておりました。ようやく一息ついたかと思えばすぐに本番が始まり、結局16時少し前にコンサートが終わるまで息のつけない忙しさでした。わざわざ松山から母(たぶん父も来ていたと思う)が来てくれたけれど、数十秒もしゃべらないうちに次の仕事をしなくてはいけなくて、ほとんど話もできませんでした。終演後の見送りの時も、もっと話したい人がいても中途半端にしかはなせなかったのは残念です。
 ただ、もっと残念だったのは、演奏の音がほとんど観客に届いていなかったらしく、観客のみなさまに不満の残るコンサートになったようであった点です。終演後、知り合いから残念だったと言われたり、一部のアンケートに書かれていたので気になっていたのですが、後で録音を聴いてみたところ、本当にそうだなと思いました。準備期間1年と裏方を見てきたところ、一番の原因は出演者が音楽以外に持っている仕事からくる「疲れ」のようです。でも、「疲れで演奏を曇らせること」は、せっかく来てくれる観客のみなさんに対して許されることではないので、なんとか仕事と演奏を両立できる道はないか、と考えてしまいます。まあ、永遠の課題かもしれませんが…
 まあともかく、細かいことはいろいろあれど、最終的にはコンサートは盛大に終わりました。なかでも、一般公募者(+賛助者)を募って演奏した、最終曲目の「秋の一日」は、大成功だったと思います。今回、「一般公募」にこだわってコンサート企画をし、山あり谷ありでやってきた私としては、感無量でした。ちなみに、演奏中感激で涙が出そうになりました(笑)。
 打ち上げでは、明日の論文〆切を気にしながら、ビールと焼酎を飲みました。コンサート衣装は和服だったのですが、湿気もあってものすごく蒸し暑くて汗だくになっていたので、ものすごくお酒がおいしかったです。なお、打ち上げでは皆思い思いに話をし、音楽とは何かやどうすればいい演奏・作曲ができるか、といった濃い話もできました。
 飲み過ぎからくる頭痛と吐き気を抑えながら、日付変更の少し前に帰宅。さぁ、明日は紀要論文を仕上げないと…
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