教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

2018年の年末に際して

2018年12月31日 23時55分55秒 | Weblog
 2018年が終わりますね。皆さんはどんな1年でしたか?
 私の2018年は、新しい仕事の準備の1年だった気がします。まず、学部改組設置委員の一員として、教育学部設置の仕上げに取り組みました。文科省にも行きました。文部科学省の認可も得られ、無事4月からの教育学部・新教職課程を実施することが決まり、学内の各部署でも具体的な準備が始まりました。教育課程の原案作成・調整の中心として動いていましたので、あちこちで説明員として話をしていました。次に、学生生活支援委員長として、来年度からの共学化の準備に勤めました。それから、4月からは1年生チューター主任を務めました。学生の人数が多く、チューターも複数名いますし、来年度から教育学部開設のため、初等教育学科最後の入学生になりますのでたくさん気をつかいました。また、教育史学会の大会シンポジウムで、教職教養としての教育史について考えている立場から指定討論者の一人として呼ばれました。フロアの皆さんの中にはいろいろ思った人もいたようですが、私自身はとてもいい機会になりました。教職教養という概念についても考え、教育史研究・教育の将来についてたくさん考えることができました。なにより、たくさんの人から応援をいただくことができ、力をもらいました。それから、複数の新しい共同研究が始まりました。ありがたいことにたくさんの共同研究に呼んでいただきまして、予想以上の数のプロジェクトにかかわっています。まだ始めたばっかりで、私自身はやっと立ち上がったところです。
 個人としては、新婚生活2年目に入りました。忙しくて行けなかった新婚旅行に行って、カナダでオーロラを初めて見ました。オーロラを見に行ったところはとても遠かったので、世界は途方もなく広いなと思いました。自然もすごいなと思いました。ほかにもいろいろありますが、とにかく人生観・世界観の広がりを感じます。

 とにかく余裕のない1年間でしたが、来年度以降の準備をいろいろした感じです。来年はついに40歳になります。人生の折り返し。何が待っているか、どんなことになるか不安もありますが、やれることを頑張ります。
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