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スタンダード落ちするカード・聖属性スペル

2010年11月09日 00時11分22秒 | モンコレ
聖スペルのドロップカードは
ディスペル・マジック
リザレクション
クロスファイア
ディヴァイン・オーダー
ホーリー・ディスラプト
レクイエム
です。
数としては少ないですね。
が、欠落するカードには
戦闘スペル全体の価値を左右するカードが含まれます。

欠落の影響が大きいのは
ディスペルマジックとリザレクション、
それにクロスファイアですね。
ディスペルマジックは
ディスラプトやバックファイアなどの特殊なものを除くと
戦闘スペルの効果を打ち消せる唯一の戦闘スペルです。
リザレクションは死亡を防ぐという最も汎用性の高いカードといっていい戦闘スペル。
グリンウィンドラプソディと並んで
クロスファイアは条件問わず高ダメージを与えられる
2枠では最も汎用性の高い戦闘スペルの1つでしょう。

ディスペルマジックはスダンダード落ちする
全ての戦闘スペルの中で最も欠落の影響が大きいカードではないでしょうか。
アイテムを破棄するフラッシュデトネイター、
能力対抗のプラズマインパクトは存続するのに対し
対戦闘スペルのディスペルマジックだけが欠落する訳ですから。
攻撃を防ぐ水のタイダル、ブルーメイルの2枚も欠落しますが
タイダルもブルーメイルシュトロームも
1枚で攻撃は全て防げるようなカードではありません。
ディスペルマジックを再録するか、
代用となる対戦闘スペルの戦闘スペルが必要になると思います。
プリズムブレイクは近い効果ですが、
ダメージと打消しは似て非なるものですし
ステージ3が始まった段階で戦闘スペル対策が
2年も前に出た星カード1枚しかないようでは
まともな環境は作れないでしょう。
シングル価格がどこまで高騰してしまうのか分かりません。
心配な人は今のうちに買っておいたほうがいいかもしれませんね。
以前にもありました、ディスペルマジックの代用としての
キャンセルライトの再録は妥当な提案のように思います。
魔法生物を破棄する効果は、
魔法生物の価値を考えるとあっていいものだと思いますが
メディア云々は度外視しても
それが聖属性の戦闘スペルにあるのはおかしいように思えます。
魔法生物破棄の効果は今の設定だと土属性にあるはずでしょう。
ということで、聖属性の戦闘スペル対策は
キャンセルライトかまたはそれと似たようなカード、
魔法生物破棄は土属性の汎用性の高いスペルの第2効果に
移し変えるべきです。
一緒に落ちる予定のエンデュランスを再録して、
エンデュランスの第2効果にしたらどうですか。
錬金魔術ですから、物体を硬化させる効果と自壊させる効果、
両方に使える魔法ということで
防御力1D点アップと魔法生物破棄がスイッチできる戦闘スペルは
イメージに合っていると思います。
リザレクションは、聖スペルの価値を支える最も強力な戦闘スペルですね。
聖属性だけでなく、重スペルデックの価値を支えている1枚といっていいいカードで
リザレクションが無くなったら戦闘スペル全体が価値を損ないます。
アイテム消耗品に対し戦闘スペルの価値が釣り合わなくなるかもしれません。
ただしそのままでは強すぎるので少しくらいの制限は
欲しいと言うのももっともな意見でしょうね。
また世界観的に考えると死者を生き返らせるという効果が
1枠スペルという低水準に存在するのは変です。
リジェネレーションに差し替えるのが妥当なところでしょう。
リジェネレーションはリザレクションに代償として
手札1枚の破棄が付与されただけのほぼ同等のスペルですが、
単なる1枠スペルより1段上の地位に置かれることになるので
それくらいならば、というところでしょうか。
ただしSレギュレーション時代のリジェネレーションは、
対抗連鎖が一旦終了しても効果が持続する先がけ可能なルールだったので
厳密には今のリザレクションよりも強力なカードでした。
対抗連鎖打ち切りで効果が終了するリジェネレーションだと
歴代で最も弱い効果になります。
まあそれくらいでもいいと思いますけど。
ディスペルマジック、リジェネレーションの2枚は
特に欠落の影響の大きい2枚ではありますが
その再録、または代用カードの収録は
ステージ3の最初の構築セットでも
全く違和感のないカードでもあります。
フラッシュデトネイターや魔力のスクロールに匹敵するかそれ以上の
基本的な効果ですから。
構築セットで再録が可能なカードというとある程度限られますから、
この機会がねらい目でしょうね。
クロスファイアは聖属性の効果として
どうしても欲しいカードではありません。
相手の対象を問わず大きなダメージが飛ばせる
一種のオールマイティカードとして
重スペルデックに欲しいカードです。
聖スペル枠が2つ見えていたら
何をしても返されるかもしれない
強烈なプレッシャーを与えるカードです。
ただし強いと言う意味で再録するべきではないかもしれませんね。
効果としてはグリンウィンドラプソディの劣化と
いっていいんですし、
汎用性の高い高ダメージのスペルがあるおかげで
ペトリフィケーションやディンダーストライク等の大技が
実質的に需要を失った側面もあるでしょう。
まあ、ペトリとティンダーは土絡みの複合スペルなので
競争率が高すぎたほうが大きいんですけど。
ディバインオーダーはなくなっていいでしょう。
聖と魔の複合スペルというわりには
フレイムストライクの変形でしかないです。
レクイエムはギアスの聖属性版として登場したスペルですが
ギアスが落ちるなら一緒に落ちていいでしょう。
それと、ホーリーディスラプトですね。

残存するスペルは
能力対抗のプラズマインパクト。
汎用性の高いダメージ効果である
ジャスティス、ファイナルジャスティス。
新しいスペル対策であるプリズムブレイク。
耐性を与えるシャイニングシールド。
聖属性のキャンセル能力はまだ健在ですね。
アニバーサリーの重要カードが落ちたとしても
まだまだ聖属性が対抗力において
6属性中最高であることに変わりはないようです。
アイテム対策がないのはお馴染の弱点ですが
リザレクションが落ちるとすると
単純な攻撃を防ぐカードもなくなることになります。
一応ディバインウェポンなら攻撃力を増減させることで
軽減させる事もできるかもしれませんが。
聖属性に新たに追加された効果に
手札に戻す、というものがありますが
イリュージョンアーミー、インヴィジビリティ、
クラウドアウェイがそれに当たります。
行動完了にする、という効果も
持つようになりましたね。
パワーシャインとストロボトロンです。
非常に珍しいのが聖属性でありつつ
同時攻撃の回避にも使えるシグナルフラッシュでしょう。
同時攻撃の回避に使えるカードは
デック限定ですがパンプアップの効果も併せ持つ
クォーツフラッシュも同様ですね。
それに土蜘蛛と関係の深いフォトンウェブもあります。

聖属性が担当しているダメージ属性と言うと閃光です。
閃光属性のダメージスペルはほぼ存続するといっていいでしょう。

ディスペルマジックがどうなるかは今後の大きな争点ですね。