老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

スロベニアとクロアチアの旅 その⑥ 10月20・21日 ~<クロアチア> ラトスケ村ととプリトヴィツェ国立公園~

2022年11月24日 20時36分00秒 | 旅行/色々な風景

(日本の秋を紹介するために小休止していましたが、クロアチアの旅に戻ります)


 21日は世界的にも有名なプリトヴィツェ国立公園巡りですが、前日ザグレブからプリトヴィツェ国立公園に向かう途中で立ち寄ったラトスケ村と併せて紹介します。

<ラトスケ村>
 プリトヴィツェ国立公園に近い小さな村ですが、点在する家の間や床下を幾筋もの清流が流れて、滝となって川に注ぎ込むという幻想的な風景でした。

 昔は水車を利用した製粉が主な産業だったらしく、まだ水車も残っていましたが、残念ながら訪れたのが日没間近な時刻で写真も撮りにくかったので、もう一度明るい内に再訪したいような村でした。


国道からの風景

あちこちに流れがあり、滝となって川に落ちています

チョットぼやけていますが水車もあります

小川と滝

同上

川沿いのレストラン

村の中の池

もうあちこちで明かりが灯りました

 

<プリトヴィツェ国立公園>

 余りにも有名な、長年かかって侵食された石灰岩のあちこちから水が流れ落ちたり、石灰棚から清流が流れるという国立公園です。

 昨夜泊ったホテルは公園内にあり、徒歩で湖畔に向かい、先ずは上湖畔へ。
あまり厳しくない静かな湖畔を、水と紅葉を楽しみながらの小ハイキングでした。

 午後からは、下湖畔ですが、こちらは上湖畔とは少し様子が変わり、石灰岩が抉られた荒々しいドリーネ状の谷間がメインで、大きな滝もあります。

ここを終えた後は、湖上を船で移動して朝の出発点迄戻りました。


(上湖畔)

ホテルから静かな紅葉の径を湖畔へ

静かな湖畔です

あちこちできれいな水が落ちています

遊歩道は整備されています

水と仲良しの遊歩道です

同上

池の水は正にエメラルドグリーンです

紅葉に包まれた遊歩道

すぐ横を流れる清流

落葉樹の紅葉

小さな滝

下湖畔に向かうエコバス トレーラのような電気バスですが運転難しそうで冷や冷やしました

(下湖畔)

上から見た景色ですが、石灰岩の谷間です

両岸を結ぶ遊歩道もありますが、ここまで降りて行きます
奥に見える遊歩道で大きな滝を見に行きます

大きな滝 今は雨期間近で水の量は少ないようです
その横にはこのような可愛らしい滝も

石灰棚を超える水

遊歩道横の激しい流れ

同上

湖畔の石灰石の崖にも紅葉が




鶴見緑地と途中で見かけた花など

2022年11月23日 19時22分55秒 | 旅行/色々な風景

(クロアチアの旅行記を小休止して日本の秋の様子を割り込ませていますが、ついでに近くで見かけた秋の様子です)

 20日(日)に鶴見緑地にあるテニスコートに出掛けましたが、左膝にまだ少し違和感があるのでゲームは避けて練習程度に止めて、皆さんより少し早めに帰宅の途へ。

 途中鶴見緑地を通るので、咲くやこの花館の入口横にある植え込みを覗いて見ました。

 近くでは目にしない珍しい樹木を目にしましたし、帰路でも初めての花などを目にしました。

 今晩の食事と共にお知らせします。(まさ)

<鶴見緑地 咲くやこの花館入口横>

ツクバネガキ(左)とトキワガキ(右)

ツクバネガキ(別名:ロウヤガキ)

トキワガキ まるでサクランボのような実の付き方で、常緑樹です

実の大きさが判り難いと思いますので比較してみます。
上:ツクバネガキ 約2.5㎝ 斑点があります   下:トキワガキ 約1.5㎝
何れも小さなカキです


イチゴノキ(ツツジ科、白花)

同上 同じツツジ科のドウダンツツジやアセビと似た花の形です

イチゴノキ(赤花)

イチゴノキの実

同上 アップ 


ウエストリンギア(シソ科)

同上

キタテハ或いはシータテハでしょうか?

ツバメガ?

<鶴見緑地 西口>

メタセコイア

同上

<帰路の運河沿いの個人邸の庭で>

アカザカズラ(ツルムラサキ科)

同上

トラディスカンティア・コチョウノマイ(ツユクサ科)

同上

<今日の食事>

鶏の唐揚げ、チリメンの唐揚げ、湯豆腐、シイタケのバター焼き(シイタケは先日京都の道の駅で買った大きなものでした)

鳥手羽中の唐揚げ  抜群の味でした

朝、鳥の唐揚げが食べたくなって、急遽冷蔵庫にあった手羽中の下味つけ(醤油/味醂/酒/生姜/ニンニク/胡椒)をして、夕方まで付け込んでしっかりと味つけをしました。


丹波と亀岡で秋を満喫 その③ 出雲大神宮

2022年11月22日 19時23分19秒 | 旅行/色々な風景

(今日は11月22日で「いい夫婦の日」とか、ツレアイを失くして独り身での生活を余儀なくされている方や、ツレアイが入院・入所とかで一緒に住めない人には少し恨めしくなるような日ですね・・・)


 さて、丹波と亀岡へのツアーの最後は、亀岡市にある出雲大神宮です。


 寺院にはよく行くものの、何故か「神宮」には足が重くて余りお参りしていませんが、今回は紅葉の名所という事でツアーに組み込まれていたので立ち寄りました。

 神社のことには全く疎くて、「大社」と「神宮」の区別も判りませんが、パンフレットなどによるとこの神社は、「式内社(名神大社)、丹波国一宮。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁に属さない単立神社」とありました。

 また、別称として「元出雲」や「千年宮」とも言われているらしいですが、有名な島根県の出雲大社は明治時代に至るまで「杵築大社」と称していたため、江戸時代末までは「出雲の神」と言えばこの出雲大神宮を指していたとされているようです。

 また、この神社は縁結びの神様として有名だそうで、それ故か境内には落ち葉でハートの形をかたどったアート作品が目立ちました。

 勿論、紅葉が見頃で素晴らしかったのですが、このツアーでは余り目にしなかったイチョウの紅葉も楽しむことが出来ました。(まさ)


池越しに紅葉が見える

鳥居

落葉のアート作品

同上

同上 これはウサギのようです


紅葉

石段とモミジ

モミジを逆光で見るのも綺麗です

手水舎の水にもモミジが写っています

拝殿

モミジの高木

イチョウの落葉

拝殿横のモミジ

磐座(いわくら)

池の横のモミジ

同上


黒太夫社のイチョウ

モミジ(黄色)

ハナカタバミ(カタバミ科)

ニラ(ユリ科)

ハイアワセンダングサ(キク科)

ヒメツルソバ(タデ科)

マルバルコウソウとヒメジオン

マルバルコウソウ(ヒルガオ科)

ヒメジオン(キク科)




丹波と亀岡で秋を満喫 その② 玉雲寺と琴滝

2022年11月21日 19時33分19秒 | 旅行/色々な風景

 龍穏寺を楽しんだ後は、船井郡京丹波町にある同じく曹洞宗の玉雲寺(ぎょくうんじ)へ。

 ここの創立は応永23年(1416年)と言いますから龍穏寺よりもかなり古い古刹で、須知氏が創建した禅寺という事です。

 ここも参拝者が余り多くない静かな寺ですが、錦秋の美しさは龍穏寺に負けていませんでした。

 玉雲寺を堪能した後は、直ぐ近くにある琴滝

 琴滝は、高さ約43mの一枚岩を流れる美しい滝で、13弦の琴糸ように見えることが名前の由来で、水源はこの滝の上部にある琴滝公園にある小滝池で、流れ落ちた水は日本海に注ぐ由良川となる様です。

 この滝は多くの映画やTV等でロケ地として撮影される人気スポットのようですが、この滝の面白さはその水量が調整出来るという事です。

 今は水量の少ない時期なのですが、M新聞社の威光か、観光協会の方がこのツアーの為に水嵩を増やして下さるという事になりました。

 滝に着いて、水量の少ないながらも趣のある滝を楽しんでいると、やがて水量が増えてパンフレットにあるような滝になりました。これは本当に初体験でビックリしました。

 玉雲寺と琴滝の様子をお知らせします。(まさ)

<玉雲寺>

山門への石段

石段のモミジ

同上

石段横の散モミジ}
同上

塀に前の赤いモミジ

白い塀と対照的なモミジ

山門 内側より

同上

黄色と緑のモミジ

手水鉢に浮かぶ散モミジ

黄色と緑のモミジ 私の好きなモミジです

ソヨゴ(モチノキ科)の実

トキリマメ(マメ科)でしょうか?

 

<琴滝>

滝への静かな散策路

滝全景 まだ水量が増えていない通常の状態です
これはこれで非常に風情のある静かな滝です

同上 滝の上部

同上 滝の下部



水量の増えた滝 全景

同上 滝の上部

同上 滝の中央部 岩盤に沿って流れています

同上  少しアップしてみました

同上 滝の下部

滝からの清流

散モミジ

マツカゼソウ(ミカン科)

サルココッカ(ツゲ科) 実の先の2本の棘のようなものが特徴的です




丹波と亀岡で秋を満喫 その① 龍穏寺

2022年11月20日 19時38分06秒 | 旅行/色々な風景

 先日は中山道で秋の気配を楽しみましたが、11月18日に予て申し込んでいたM新聞社系の旅行会社の「丹波と亀岡隠れた穴場 写真ツアー」に参加しました。

 今回の参加者は20名で、女性は6名だけという最近の経験からすれば珍しくも男性が多いツアーでしたが、「隠れた穴場」というだけあって、大阪ではあまり聞いたことのない場所でした。

 しかし、どこも期待以上の素晴らしい場所で、丁度時期もドンピシャということで、錦秋の素晴らしさや珍しい滝、更に私は秋の名残の野草などをたっぷりと楽しんできました。

 まだクロアチア旅行記が途中ですが、この素晴らしい日本の秋の様子が優先ということで割り込ませてもらいます。

 先ずは、南丹市の龍穏寺(りゅうおんじ、曹洞宗)で、室町時代後期の1509年建立と伝えられている古刹です。

 余り大きくない寺院ですが、山門を入るとすぐに紅葉に迎えられ、色とりどりの紅葉を心行くまで楽しめました。(まさ)


到着が結構早かったので、あたりはまだ霧に包まれていました

梅の木についているサルオガセ

山門 最初はカメラを構える人が多かったので、帰る間際に撮りました

山門から中の門への参道 モミジのトンネルと絨毯です

赤い絨毯

山門の横にある池越しに参道を見る

池とモミジ

池に浮かぶ散りモミジ

参道横のモミジ

幻想的なモミジ

真っ赤なモミジ

正門前

正門の内側から

参道の石段を見下ろす

通用門から

境内 本堂の横

参道

赤いモミジ

緑のモミジ


散りモミジの中にキュウリグサ(ムラサキ科)

秋のタムラソウ(シソ科)

同上

アキノキリンソウ(キク科)

緑のコケが鮮やかな感じ