老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

スロベニアとクロアチアの旅 その① ~旅行参加までのあれこれ~

2022年11月15日 19時07分39秒 | 旅行/色々な風景

 10月下旬に丸3年ぶりの海外旅行としてスロベニアとクロアチアに行って来ました。

 私もツレアイも旅行好きなので、ツレアイのアルツハイマー発病後も無理のない範囲であちこちに二人で行っていて、前回の海外旅行は約3年前のベトナムを北から南まで回る旅でした。

 その後は思いがけないコロナに蔓延で海外旅行は難しくなりましたが、ツレアイに少しでも刺激になるように、国内のあちこちに連れ出していました。

 しかし、お知らせしているように、ツレアイが約1年前からアルツハイマーの進行で介護施設のお世話になるようになり、一緒に旅行というのは難しくなりました。

 面会が月1回に制限されている状態では、ツレアイを思うあまりに自宅に籠っていても得るものは少ないし、私が出来るだけ長くツレアイのケアを出来るように健康を維持することが重要で、その為には私が全てを我慢するのはかえって良くないとも考えるようになり、一人で徐々に国内旅行に出かけるようにはなりました。

 今年の春ごろより、以前から利用していた東京の旅行会社から海外旅行再開の知らせが届き、旅行の虫が騒ぎ始めましたが、ツレアイをほっといて私だけが海外旅行というのには少し抵抗感があり諦めねばならないかもと考えた時期もありました。

 そんな時に、先妻との間の子供たち(長女と長男)が、独り生活になった私の身を案じてくれて会う機会も増えましたが、息子の長男が昨年より大学に進学し語学に興味を持っていて現在は文学部に進み、行く行くは外国語と関わりのある仕事をしたいという希望を持っていることを知りました。

 そこで、この際ツレアイの代わりと言っては何ですが、十分な対応をしてやれなかった息子への償いの気持ちもあり、息子の長男に同行を打診し3つほどの候補を挙げると、このコースを選んだのでそれではこのコースにに行こうという事にしました。

 申し込んだ後も、コロナの影響か中々催行が決定せずに、当初に予定の出発日を変更したりしましたが、漸く9月に入り催行が決定し、それに合わせて月1回の面会日を調整したり、万が一のツレアイの様態変化への対応方法などを施設側と打ち合わせての出発となった次第です。(まさ)