老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

シチリア旅行記  その(24) エトナ山 

2024年07月28日 19時47分05秒 | 旅行/色々な風景
 旅行記の最後はタオルミーナに近く、ホテルのベランダやタオルミーナ市内のあちこちから見られたエトナ山です。

 ヨーロッパ最大の活火山として有名ですが、標高は3,326mと富士山(3,776m)よりは低いですが、富士山同様に広い裾野を持ち、山麓部の直径は140㎞にもなるようです。

 世界でも有数の活動的な火山の一つで、私達が訪れた時も活動期ということで立ち入り禁止地区が設けられていましたが、帰国後の7月5日にかなり大きな噴火があり登山客が負傷したとのニュースがありました。

 随分昔から噴火を継続しているようですが、噴火口は常に変わっていて、何でも30以上の噴火口跡(クレーター)が残っている様です。(まさ)

タオルミーナのホテルから  すそ野の広い綺麗な形です

天気が良ければこのような噴煙が見えます
バスで近づくと段々と様子が変わってきます
 標高1,900mのサビエンツァ小屋まではバス。そこからロープウェイで2,500mまで登ります

ロープウェイを降りると山は目の前に。 ヘルメット姿の人は歩いての登山らしいですが、我々は4WD バスで

火山灰の積もった黒褐色の砂地を登ってきました

バスは砂煙を挙げてばく進です

利用したベンツの4WDミニバス

ここから少し登ります。 先日喘息を患ったり、呼吸機能が弱い私としては初めて経験する高度なので、ガイドさんにも説明の上でゆっくりゆっくりと歩きました。

噴煙が間近になり、赤い色をしています

下方を見ると、バス道の向こうにかっての火口跡が見えます

直ぐ近くにも休火口があります。 登っている人も見えます

もう少し上り2,980m付近で規制線が張られていますが、ここにも別の休火口があります

噴煙が良く見えます

火山灰が積もっている斜面

噴火岩もあちこちに転がっています


またバスとロープウェイでサビエンツァ小屋まで降り、近くの休火口のクレーターに向いましたが、この辺りまで降りると色々な花が目につきます

シルヴェストルのクレーター この周りを一周しました
クレータの内側斜面にも色々な花が咲いています。

サビエンツァ小屋のロープウェイ乗り場とエトナ山が望めます

クレーターの下に降りている人も

クレーターともお別れです


昼食は山麓のワイナリーで摂りましたが、ブドウ畑では新しい実がついています

ブドウ畑とエトナ山

ワイナリーの中

同上

時代物のハカリもまだ活躍中のようです