老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

高齢者は社会の変化に対応できるか? 

2023年05月17日 20時14分46秒 | 高齢化社会での生活・終括・社会保障など

 先日来TVの調子が悪く困っていました。

 購入後10数年経過していますが、先週からスイッチを入れて見ていると30分程度経過すると切れてしまい、「このICカードは読み取れません・・・」という表示になるのですが、電源を切り、暫くして入れ直すと映るのですがまた30分程度で、同じ症状になってしまうのです。

 TVそのものの故障ではなく、私がどこかおかしいボタン操作をしたためだと思い、メーカー(H社)に相談しようと思ったのですが、それからが大変・・・

◆先ず、先日来の家の片付け中に失くしたのか「取説」が見当たりません。

◆仕方なく、ネットでメーカの相談窓口を探すも、
ネットではメーカーの相談窓口の電話番号記載はなく、出てくるのはメールアドレスと、自動対応の電話番号だけ。104で調べたメーカーのサービス関係の窓口も自動対応のみで、人間対応窓口は判らない。

◆止むを得ず、以前に冷蔵庫の故障で来て貰ったことのある最寄りの同社のサービスセンターに連絡するも、ここも全くの自動音声対応のみで数字や#ボタンを押すだけの作業が延々と続き、挙句は出張訪問の日時設定となりました。

◆今までの対応に疲れていて、これ以上の検索は諦めたので、最終的には止むを得ずに5,000円を超える基本料金を了解した上での出張訪問を依頼することにしました。


 人出不足と経費削減のための止むを得ないことかも知れませんが、こんな状態では高齢者の多くは家電の修理自体を諦めざるを得ないことになるでしょう。

 高齢者の多くはスマホを持っているものの主目的は人との会話で(以前の通話だけが目的でのガラ系で十分なのだが、これが無くなってしまったので止むを得ずスマホを持っている人が多いです)、これで物品を購入したり色々な手続きをするための必需品だとは思っていないし、またその操作方法もマスターしにくいでしょう。

 先日書き込んだ、現金払いでの買い物が難しくなる状況と共に、今後の生活に大きな不安を抱きました。

 高齢者や携帯操作に不安がある人が、もう少し安心して暮らせる社会になるように切望します。
とりあえず現時点で気付く具体的な事項としては、

・スーパー/コンビニではある程度の比率で、店員が対応して現金支払いが可能なレジの設置。

・電化製品などの修理に関して、音声対応ではなく、社員が直接に対応して相談できる窓口の設置と、その連絡先の判りやすい表示。

それが社会一般の傾向に逆行するのなら、例え有料でも仕方ないでしょう。(まさ)

 

その後の経過: これはもう笑い話です

 サービスセンターからは2日後に来てくれましたが、チェックの結果は「原因不明。というか基盤がおかしくなっています。もう部品もありませんし・・・」とのことで、いつもながら医者で聞く「齢ですからね・・・」と同じ響き。

 諦めてTVは新品買うことにして、量販店に行こうとしたら、何とTVは30分を過ぎて映っている

 昔の電化製品は故障すれば叩けば治ることがありましたが、色々と触って貰ったのが良かったのか。マサカです。

 おかしな表示が出て見難いものの、その後も一応映っているのでもう少しだけ辛抱することにします・

 

 


現代版「浮世風呂」 オジンたちのサウナ談議 その5*** (5月17日)
A:「今日はいつもより早いお出ましやなあ」

B:「我が家は孫最優先で、今からお嬢を塾への送り届けですわ! 家で役立つのはそれ位やからな・・・」