老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

「もう最後だろう!」「動ける間に!」はまじないの言葉

2023年05月22日 19時17分49秒 | 高齢化社会での生活・終括・社会保障など

 パスポートが6月中旬で有効期限が来るので、思い切って更新しました

 前回のパスポートは77歳だった2018年に取得したのですが、年齢を考えて「もう最後だろう!」と思って5年間のパスポートとし、取得後直ぐにアルツハイマーの進行が目立ってきたツレアイを連れてべトナムへ行ったものの、その後はコロナ問題もありましたが、ツレアイの病状進行もあってツレアイが海外に行けなくなってしまい、昨年秋に孫を連れてのスロベニア/クロアチアに行っただけでした。

 ツレアイが亡くなってからは、自宅に一人でいるのも寂しくて、「動ける間に!」と思って、国内のツアーを物色して参加していますが、まだ海外にも行けそうだし、行きたいとも思っていますので、思い切ってまた5年有効のパスコートを更新したという次第です。

 

 次の行先はまだ絞れていませんが、3カ所ほど候補を挙げて検討しています。
色々な資料を集めて検討していますが、旅行の楽しみはこの行先検討の段階にあるのかも知れませんね。


 所で、上述の「もう最後だろう!」「動ける間に!」という言葉は、自分が行くためのエクスキューズ的な言葉ですね。
 機会があれば、まだまだ続けるつもりなのに、一応格好つけてみる言葉です。

 

 実は、私の祖母も同様でした。
祖母は90歳で亡くなったのですが、その直前まで「これが最後やろ!」と言っては、周囲から「また最後かいなぁ」と冷かされながらも姉妹たちと楽しそうに一緒にあちこち出掛けていました。

 祖母のように、出来るだけ最後まで元気に動け回れたら望むところですので、今後も「動ける間に!」「もう最後だろう!」とまじないの言葉を何度も唱えながらも、本心は「まだまだやで!」「出来るだけ動き回るで!」を旨として行きましょう。(まさ)

 

*** 現代版「浮世風呂」 オジンたちのサウナ談議 その6*** 
A:「あんた、自転車に乗ってるけど、ヘルメットやらいうもん買うたんか?」

B:「そんなもん要るようになったんか? 不便やなあ。年寄りにあんなもん似合わへんで。 わしゃ、付けへんで」

A:「そんなこと言うてもやなぁ、この国では自由意志とか努力目標とか言うてるのは、その内に義務になるんやで・・・ それにしても、毛が薄くなった頭にヘルメットなど想像もでけへんわ。脱いだら坊主って、シャレにもならんし、わしももう自転車止めよかなぁ・・・」