老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

ゴクラクチョウカの花の不思議

2023年05月06日 19時36分47秒 | 自宅の様子(ベランダ/室内園芸)

 先日から、我が家のベランダのゴクラクチョウカ(別名:ストレリチア・レギーネ、バショウ科)が開花したことを書き込んでいますが、今年の花は何かおかしいのです。

 昨年度はベランダでは咲かなかったので、この違和感が何なのかははっきりしなかったのですが、今日3つ目の花(?)が開花したのを見て、この違和感が益々深まり、過去の写真なども引っ張り出して色々と調べて見ました。

1)ゴクラクチョウカの花の構造

まず、ゴクラクチョウカの基本的な構造はこのようになっています。
<tpsstrelitzia.jpkei.html  keihana.jpg>より


2)一昨年に我が家で咲いた花

一つ目の花の開花

三つ目の花の開花

以上、一昨年の花は1)の花の構造通り、一つの仏炎苞から順番に咲いていました。


3)今年の花

開花前
既に仏炎苞が大きく上・下に開いていましたが、2年ぶりに開花を見る者として、双方が仏炎苞だとは全く気付きませんでしたが、何となく違和感を覚えていました。

一つ目の花の開花  下の方にある、仏炎苞から開花

二つ目の花の開花
同じく、下の方にある仏炎苞から開花。この咲き方は2)と同じでした。

三つ目の花の開花
上に開いていた仏炎苞より開花。ここで初めて違和感の原因が判りました。

 
 要するに、今年の花は同じ茎から仏炎苞が向かい合って二つ出ていて、一つ目と二つ目は下の方の仏炎苞から咲いたものの、三つ目の花は上の方の仏炎苞から開花しているのです。
 
 私が調べた範囲ではこのような事例は紹介されておらず、少し不思議な感じを抱いています。

 従って、「三つ目の花」と呼ぶべきか「一つ目の花」というべきか悩んでいます。(まさ)