その①で触れた17の目標について纏めてみると、
<目標1~6>
貧困や飢餓、水の衛生など。開発途上国の基礎的な目標が中心であると考えられますが、目標5のジェンダー平等については先進国でも多くの課題があります。
特に日本に於いては、この目標については極めて重要な課題です。
<目標7~12>
働きがい、経済成長、技術革新、クリーンエネルギーなどの言葉が並びます。先進国や企業にとっても取り組むべき課題が多くあります。また、使う責任では一人ひとりの消費者にも持続可能な世界のために責任があることがわかります。この辺りがSDGsの特徴であり、これだけ大きな社会の流れとなっている要因です。
<目標13~17>
気候変動、海洋資源、生物多様性などグローバルな課題です。そして目標16では世界平和、目標17では国や企業や人々の協力を呼びかけています
また、SDGsには以下の8つのゴールが設定されています。
1. 極度の貧困と飢餓の撲滅
2. 初等教育の完全普及の達成
3. ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上
4. 幼児死亡率の削減
5. 妊産婦の健康の改善
6. HIV/エイズ、マラリア、そのほかの疾病の蔓延の防止
7. 環境の持続可能性確保
8. 開発のためのグローバルなパートナーシップの推進
以上見てきたように、このSDGsは今後の住みやすい地球環境を守るためにも極めて大切な課題であり、個人ベースでこれを意識すると共に、我が国もこれに積極的に参加し2030年の目標達成に最大の貢献をすべきであると思われます。
尚、このSDGsについては、2020年4月から日本全国の小学校の社会科教材としても触れられているようで。小学生から成人/企業向けなどの様々な参考書が発行されているようです。(まさ)
(この項は、一般社団法人SDGs支援機構のホームページやWIKIPEDIAなどを参考・引用させて頂きました)