老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

この食べ物、どう違うの? その④  ~「まぜ(混ぜ)ご飯」と「炊き込みご飯」~

2021年02月19日 19時08分46秒 | 食べ物

 我が家では播州育ちの祖母や母が、色々な具材や調味料を混ぜたものをご飯と一緒に炊き込んだものを「まぜごはん」と呼んでいたので、この呼び方を何も疑っていなかったのですが、最近はこれを「炊き込みご飯」と言うのではと思い、少し調べてみました。

炊き込みご飯;
 言葉通りにご飯を炊く際に、具を米と一緒に炊き込んで作るご飯のことをいうようで、通常は炊飯時に塩、醤油、酒、出汁等で調味して、季節や肉・魚介類もを使って作ることが多く、五目ご飯、五目飯ともいう。
関西では加薬ご飯(かやくご飯)、かやくめしとも言うようです。 

 従って、私が「まぜごはん」と思っていたのはこの範疇には入らないようです。

混ぜご飯;
・一方、「炊き込みご飯」のように一緒に炊き込むと、加熱時間の違いなどで味や食感が落ちてしまう食材もあるので、炊き上げた白飯に具材を混ぜ合わせた料理の総称を「混ぜご飯」というようです。
 この場合に、塩やしょうゆなどで味つけしたご飯に別に調味した具を混ぜ込んだものも加える事も含まれるようですし、複数の食材を用いる場合には、炊き込みご飯に一部の具材のみを後から混ぜるという手法もあるようです。

・従って、ひつまぶしかにめし、韓国料理のビビンバや、色々なふりかけを掛ける場合も、混ぜご飯の範疇に入るようですし、ちらし寿司も広い意味では混ぜご飯になるようです。


 尚、「ちらし寿司」に関連してですが、江戸前寿司においては、白い酢飯の上に、にぎり寿司に用いる寿司種を並べたものを指すが、この種料理は古くから日本各地で家庭料理として作られており、関東周辺以外の地域では一般に、酢飯に調味した具材を混ぜ込み、錦糸卵や海苔などで飾り付けを施したものを「ちらし寿司」と称するようですし、「五目ずし」「ばら寿司」など異称は多いです。
 
 更に、「海鮮丼」とは酢飯ではない飯を使用したものを呼ぶようです。(まさ)

(この項は、コトバンク/WIKIPEDIA/違いは?などを参照させて頂きました)