老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

デイケアサービスの選択に苦慮してます

2020年02月11日 20時12分19秒 | ツレアイのこと
 年末のブログでも書き込みましたが、ツレアイの方は大きな変化はなく、今の所は私の見守りとカバーで何とか対応できています。 

 しかし、私が高齢ということもあり、万一の場合にすぐにでも公的制度でヘルパーさんを依頼できる準備だけはしておきたいと思って、先日から区役所の地域包括支援センターなどと打ち合わせをしております。

 今まで園芸福祉関係で高齢者施設への訪問支援活動をしたり、ツレアイの両親の施設利用などの手配経験はあるのですが、実際にツレアイが要介護1となり、万一に備えて公的制度を利用しての支援を受ける準備をするということになると、やはり勝手がすごく違います。


◆以前から書き込んでいるように、ツレアイは幸いにも体は非常に健康で、今でも自転車の運転は何らの問題はありませんし、歩行についても時にはテニスを週2回楽しんでいる私以上の能力を見せることもあります。
そして、大概の日常動作(着る/食べる/入浴/排泄など)は一人で完全に対応はできませんが、私が適当なアドバイスさえすれば殆ど自分で対応できます。この為か、要介護度は1年前と同じく1のままで推移しています。

 有難いことで、出来ればこのまま私が見守ったりアシストすることで対応できればそれに越したことはないのですが、ツレアイのアルツハイマーは確実に進行しており、物忘れが進むとともに、食事準備を含めた家事や買い物は1人では任せられなくなりましたし、その他の日常動作についても手順が分からなくなったり、理解力などが確実に低下しています。

 更に、何よりも目立つのはものごとに対したり人との触れ合いについて積極性が無くなっていることで、自分独自では何事にも積極的に参加できなくなり、自宅で一人で椅子に座って、TVをぼんやりと見ている時間がほ多くなり、これをサポートするのに苦労しています。

 そして、問題はより高齢者の私に何か異変があった場合のことも考慮しておかねばならない事です。

◆ということで、先日からの地域支援センターにも相談の上、同所から紹介されたケアマネさんにツレアイの症状を説明し適切なケアプランの作成をお願いしています。

 まだ充分に理解出来ていませんが、100%自己負担を承知して個人でヘルパーさんを依頼するのならともかくとして、現在の介護保険制度を利用してヘルパーさんなどを依頼するためには、やはり何らかの形で高齢者施設との関わりを持っておくことが必要なようです。

◆現在のツレアイの状況からすれば、高齢者施設にお願いするとすれば、取りあえずはデイケアサービスへの参加ということになるということで、ケアマネさんから頂いた沢山の施設のパンフを前に、どこを選ぶかで非常に悩んでいる状態です。

 というのは、大部分のデイケア施設は「リハビリ」の内容を競っている事が多いのですが、多くの場合は日常生活に支障をきたすような低下した運動機能の修復を目的としたリハビリが中心で、理学療法士による治癒やスポーツジムにあるような各種機器を利用するケースが多くなっています。

 ツレアイの様に、まだ身体能力はそれほど衰えていないにも拘らず、認知症の進行で物忘れや自分が対応できることは少なくなり、日常生活のアシストを必要とするようなケースに応じた、あえて言えば脳トレのようなケアを謳ったパンフが見当たらず、ツレアイの性格や趣味なども勘案して、利用すべき施設の選定に悩んでいる状態です。


 同じ要介護度でも人さまざまで、必要とする支援が異なる訳で、それぞれに適切なサービスの選定をケアマネ個人に委ねるのではなく、公共機関で総合して判断するシステムがあればと思っている所です。(まさ)