東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

規格化したわらで、ほぼろ版買物籠を製作(2 /11)

2024年01月04日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 買物籠の製作を続行することにしました。買物籠を規格化するため、作りながら各部を規格化することにしました。今回は買物籠の円周面の1段のわら数を4本にしました。そして、全段数を22 + 12 + 22 + 12の計68段です。12は丸角の部分の段です。ただ、この段数で良いかは作りながら最終的に決めようと思います。
 ところで、まだ薪暖炉が来ないので七輪に炭を入れて暖を取っています。炭は先日麻郷公民館でいただいた竹炭です。少し水分を含んでいるのか、火をつけるとパチパチ音が出ます。七輪の上に手をかざして温めながら買物籠を製作しています。

          側面を編み込み終わった買物籠の全周68段


 円周面を編みながら、時々型を当てながら長さを確認しました。前回試作した買物籠と同じ大きさにするため、その試作時に使った型を当てました。そして、型の円周にピッタリ合う長さになると、側面を閉じました。最後、閉じた場所が分からないように編みました。

編みながら七輪で暖をとる    型をあてて確認      側面を閉じる
  

 今回、買物籠の縁の編み方を変えてみました。少しばかり手で持った感触が柔らかく、そして厚くなるように編んでみました。参考書が無いのでいくつか試し編みしてこのようにしました。わら籠にこのような編み方を見たことがあるため、昔からある編み方ではないかと思います。
 今だに試作の域を出ない買物籠ですが、もう数個作ってみないと、規格化された買物籠にならないように思います。今年一年、いろいろ試しながら数個作ってみようと思います。


   買物籠の縁の一つの編み方       筵編みのような模様の縁
 


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