東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

台風6号の中、八ヶ岳 赤岳に登頂(2/3)

2019年08月04日 | 歴史探訪他ウォーキング

 赤岳鉱泉小屋で朝を迎えると、小屋の周りは霧で包まれていました。深夜から早朝にかけて台風6号は通過していったようです。これ以上天候は悪くならない見通しのため、赤岳に登頂することにしました。赤岳鉱泉小屋の方によると、この台風のため宿泊客が半分に減ったとのことでした。このことは、登山客が減ってルートが空いている事を意味します。そのため、あまり渋滞を気にせずに登ることができます。

         もう少し岩場を登れば赤岳頂上(標高2899m)


 赤岳鉱泉小屋を出ると、行者小屋に向かいました。最初、樹林帯をしばらく歩いていると中山展望台への分かれ道に着きました。中山展望台へは10分で往復できますが、今回は行者小屋に急ぎました。中山展望台への分岐からは下りの道です。しばらく歩くと行者小屋が見えてきました。ここで10分位の休憩を取りました。ここから赤岳まで小屋はありません。、

朝食を済ませた赤岳鉱泉   行者小屋を目指す   中山展望台への分岐点
  

 行者小屋に着いて周りの登山客を観察しました。夏休みのシーズンなのか子供達の姿が少なくありませんでした。家族で来たり、団体で来ているようでした。関西から来ている方も少なくありませんでした。さすがに、海外からの登山客は見かけませんでした。台風のためか登山客はとても少なく、広場の椅子にゆったりと座ることができました。

  到着した行者小屋、少し休憩      さあ、赤岳に向かって出発進行
 

 十分な休憩を取ると、赤岳に向かって出発です。ここからは次々に急登が出てきます。今回は文三郎尾根を登りました。この尾根の特長は、次から次へと階段があることです。急登で疲れますが赤岳へは一番近道です。そのため、このルートを登る方が多いとようです。このルートの途中に阿弥陀岳への分岐があります。ところで、台風のため展望が晴れず、ずっと霧と風の中を歩きました。真夏にも関わらず、とても涼しく快適な登りでした。

  阿弥陀岳の分岐点     次々と階段を登る    中岳近くで少し休憩
  

 ところで、私が20代の頃に登った時は真冬のお正月でした。硫黄岳から赤岳へ縦走したのですが、どのルートを下山したのか記憶にありません。階段がある文三郎尾根のような下り坂ではなかったように思います。おそらく、赤岳から阿弥陀岳に行って行者山荘経由で赤岳鉱泉小屋に戻ったのではないかと思います。凍てつく真冬、よくもまあ無事に縦走したものだと思います。当時は怖い物知らずの私だったようです。

    今回歩いた、赤岳鉱泉小屋~行者山荘~文三郎尾根~赤岳のルート


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