来月の史跡巡りウォーキングは上関町室津を予定しています。最初、上関町の長島側を考えていましたが、6年前にウォーキングしたことがあります。そのため、まだ一度も行っていない室津の史跡を巡ることにしました。集合したのは、JA南すおう平生支所です。ここで、車を一台にして上関町に向かいました。到着すると、道の駅をスタートとして 四階楼に向かいました。ただし、四階楼は何度か来たことがあります。そのため、帰りに寄ることを管理人さんに伝えて素通りしました。
たくさんの史跡が密集する上関町の室津を散策
次に常満寺に向かいました。途中、史談会のM先生にご挨拶しようと思いました。しかし、時間が無いため日を改めて挨拶しようと思います。ところで、常満寺の石段が修理中でした。そのため、回り込んで本堂に向かいました。本堂では法事が行われているようでした。そのため、イチョウの大木を見上げてすぐに室津小学校跡碑に向かいました。室津小学校跡碑に着くと、何人かの方が草むらで何かを探しているようでした。どうもヨモギを採集しているようでした。
道の駅をスタート 常満寺のイチョウ巨木 室津小学校跡碑を見学
室津小学校跡碑を見ると、温泉「鳩子の湯」の前を通って海岸に出ました。そして、山側に鎮座する厳島神社をお詣りしました。神社の狛犬などを見ました。続いて、上関大橋下の灯台横を通りました。上関大橋がまだ架かっていない頃、海峡を通る船を見るためにこの灯台によく来ました。この灯台、今は使われていないようでした。次に、白浦と白浜地区に行って岸壁に鎮座する疫神様を見学しました。そして、五角井戸を見学しつつ墓所と鳥居に向かいました。
海辺の厳島神社 白浦地区の港 墓所と鳥居
続いて、楢崎剛十郎墓所に向かいました。楢崎剛十郎墓所は道脇の小高い小山にあります。真新しい墓所です。上関観光協会が立て直したのではないでしょうか。楢崎剛十郎は石城山に駐屯する第二奇兵隊の参謀でした。ところが、脱走事件のおりに惨殺されてしまいました。生存していれば、戊申戦争やその後の日清・日露戦役で活躍したのではないかと思います。隣に山形有朋の詩が手向けられています。楢崎と山形はかつて同僚だったのでしょうか。続いて、楢崎剛十郎墓所の尾根筋にある、四階楼を建てた小方謙九朗の墓所に行きました。
楢崎剛十郎墓所前で立ったまま一休み 楢崎剛十郎墓所と山形有朋詩碑
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