東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 楽しかった第47回たぶせ桜まつり

2017年04月03日 | ふるさと

 去年の46回たぶせ桜まつりまではただ見に行くだけでしたが、この第47回たぶせ桜まつりで初めて郷土館としてブースを出してみました。郷土館PRも兼ねて、かつて田布施町の重要な産業だった織物と染物などに関する展示をしつつ、体験するコーナーを設けました。風が強く肌寒い一日でしたが、たくさんの方々に来ていただいたので展示して良かったと思いました。

  織物の体験コーナー    染め紡ぎのコーナー    織機の展示コーナー
     

 設営したブースは大きく四つです。一つは織物の体験コーナーです。段ボールを使用した超簡単な織機体験です。原理を知らなくても容易に織ることができます。子供向きのコーナーです。二つ目は染めや紡ぎなどのコーナーです。手回しミシンや糸車などを展示しました。私はもっぱら、足踏み紡ぎ器を使って糸を紡ぐデモをしました。また染物の展示もしました。

 犬など小動物のブース  ボーイ・ガールスカウトブース   雨避けにタープを張る
  

 三つ目は織機のコーナーです。郷土館などに置いてある織機は、大きく重いため持ち運びできません。携帯用の小さな織機を展示しました。小さいとはいえ、縦糸600本程度は張れます。また長さ3mほどの布を織ることができます。四つ目は子供達を載せて走る車(トップカーとも呼ばれる農作業車)を置きました。子供達に人気で、何度も子供数人を載せて広場内を走りました。

   段ボール製織機を使う子供達         織物を体験する家族
 

 さて、今回のたぶせ桜まつりは、桜がほとんど咲いていませんでした。一週間後頃が満開ではないかと思います。今回は、晴れたリ雨が降ったりと、天気が目まぐるしく変わりました。念のためタープを用意していたので良かったです。段ボール製織機は雨に弱いため、雨が降り始めるとすばやくタープを張りました。

          段ボール製織機を使って楽しく織物体験


 お昼頃、婦人会の方々が作るうどんを食べるためブースを離れました。人がたくさん並んでいましたが、じきに席について食べることができました。薄味のとても美味しいうどんでした。ご馳走様でした。うどんを食べていると、突然電話が鳴りました。周りの喧騒で聞き取りにくく、「テントが風で倒れそうだ~とか、テントにロープを張った~とか、ペグを借りた~とか」でした。すぐにテントに戻ると、テントがローブで固定してありました。ロープを支え、ロープを張っていただいた方々、大変ありがとうございました。

 色鮮やかな各種お店   うどんを食べた婦人会ブース    消防署ブース
  

 15時半頃にステージに行きました。お目当ては、もちまきです。子供達はステージ前に、大人はその後で待機しました。もちまきが始まると、もちを目指しての喧騒で大賑わいでした。私は10ヶ程度の紅白もちとお菓子を二つゲットしました。
 もちまきが終わるとブースに戻りました。そして、農作業車で会場を離れました。途中で雨が降り始め、家に着いた時はびしょ濡れでした。疲れが溜まっていたのかすぐに眠くなりました。濡れた服を脱いで寝ました。会場の準備片付け・清掃・警備された方など、関係者の方々ありがとうございました。今年も楽しいたぶせ桜まつりでした。

    寒風の中で織物体験      歌が終わり閉会挨拶後、大盛況のもちまき
 


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