東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小型オシロスコープ収納箱の制作

2020年04月09日 | 古ラジオ修理工房

 私が高校生の頃(50年位前)購入したオシロスコープの調子がよくありません。ピントが合わず細かい測定ができないのです。ラジオなどの電子機器を修理する時、波形確認に困っています。そのため、半年ほど前に秋葉原で小型の安いオシロスコープを購入しました。性能は十分なのですが、小型軽量がゆえに落としたり転がしたりしそうです。そのため、このオシロスコープやプローブなどの測定具を収納する箱を作りました。久しぶりの木工製作です。

     小型オシロスコープを収納した、蓋付きの収納小箱


 高校生の頃から使ってきたオシロスコープは数万円しました。しかし、この小型オシロスコープはとても安価で、しかもデジタルオシロスコープなので波形をストップモーションで見ることができます。私のように、昭和のラジオを修理する程度ならばこの性能で十分すぎる位です。充電池を装着できるようですので、野外でも使えます。

   箱の外郭を制作     蓋なども制作     斜めに切った板
  

 このオシロスコープを収納する箱は、木材の板を加工して作りました。プローブやUSBコードなども収納できる箱にしました。また、見やすいようにオシロスコープを取り付ける前面の板を斜めに傾けました。とにかく、落としても壊れないように適所に釘を打って頑丈に作りました。完成した収納箱は色を塗ると良いかも知れません。

   前面板を固定     後ろはコード類収納   蓋開閉のための蝶番
  

 オシロスコープの収納箱が完成後、実際に電源を入れて使ってみました。今のところ、充電池を入れていないためUSBコードが電源です。小さな画面なのが残念ですが、ストップモーション機能で波形をゆっくり確認できるのは便利です。シンクロスコープの機能があるのかどうか分かりませんが、ラジオ修理程度には便利に使えそうです。また、直流電圧も測定できるのでテスターとしても使えそうです。
 次にラジオを修理する時から、このオシロスコープが活躍してくれると思います。今使っている50年以上前製造のオシロスコープは、超骨董品なので郷土館に寄贈してもよいかと思っています。

   電源を入れて動作確認中      完成後の全体イメージ
 


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