東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

猫ちぐら(ほぼろ版)を試作(7/9) 屋根スロープ製作

2023年02月24日 | 歴史探訪他ウォーキング

 やっと、猫ちぐら(ほぼろ版)の屋根のスロープを編むところまで来ました。ここまで編み進むと、あーすれば良かったとか、こーすれば良かったのでは、との反省点ばかりです。一番気になっているのは底部です。最初に座布団を作るように丸く編みました。しかし、後で円柱状の編んだ側面と接合しなければなません。
 そこで、もしかして屋根も底も一体で編めるのではないかと思うようになりました。そもそも、ほぼろは籠です。底を丸く作って上は開いています。それを大きく変更して、底を編みながら屋根も同時に編めないかとの構想です。とは言え、今作っている猫ちぐら(ほぼろ版)を完成させることを優先しなければなりません。その後、新構造猫ちぐらを試作しようと思います。ただし、長い稲わらを入手して作るか、継ぎ足して作ることになりそうです。

         猫ちぐら(ほぼろ版)の屋根スロープを制作中


 さて、屋根スロープにするため円柱状の側面を窄(すぼ)めなければなりません。その方法の一つとして、側面を構成する約70のわら束二つを一つに束ねます。そうすることによって、円筒形が窄まり三角錐形の屋根になります。二つのわら束を一つに束ねるには、単に結ぶかチェーンステッチで編みます。今回は5cmの箇所をチェーンステッチで編みました。

  円周の長さを測定    5cm離れた箇所を編む    チェーンステッチ
  

 ところで、三角錐の屋根を編みながら思いました。チェーンステッチで編む時、余ったわらを加えて縛れば軒下屋根になるのではないかと。今回はチェーンステッチで編み進んでしまったため軒下屋根にはできません。次回猫ちぐらを作る時に試してみようと思います。わらを編んでいると、いろいろなアイデアが浮かんできます。そうこうするうちに、三角錐状の屋根になってきました。

   三角錐状に屋根を編み進む      三角錐状に出来上がった屋根
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 順調に生育中の小麦 | トップ | 麦畑の東端土手の枯れ木や朽... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歴史探訪他ウォーキング」カテゴリの最新記事