東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

秋ジャガイモの芽欠きと土寄せ

2012年09月06日 | 野菜:芋類

 9月になって朝夕が少し涼しくなってきました。今回は夏に植え付けた秋ジャガイモの草取り,芽欠き,そして土寄せをしました。植え付け以降、全く除草をしていなかったため、雑草がだいぶ茂っていました。このため、事前に周辺の除草をしておきました。今回は、除草できなかった株間の除草をしながら、余分に出た芽を欠きました。

     除草できなかった株間の雑草           手で株間の除草後
 

 秋ジャガイモは、夏に収穫するジャガイモと異なり真夏に植え付けをします。夏は暑く種芋が腐りやすいため基本的に芋を切りません。このため、芽の数がどうしても多くなりがちですので、芽欠きは欠かせまん。私はジャガイモの芽数を常に二本にしています。今回も、芽を欠いて二本に調整しました。

      たくんさん出たジャガイモの芽         丸は欠いた芽、残りの芽二本に
 

 株間の除草を済ませ芽欠きも同時に済ませると、土寄せをしました。植え付けた種芋は浅く植えているため、芋が地面に出やすくなります。そうすると、芋が緑化してソラニンと呼ばれる毒ができます。そうなると食べることができなくなります。肥料をまいた後、三本クワを使って丁寧に土を寄せる作業をしました。一ヶ月後、育ち具合を見てもう一度土寄せしようと思います。

                 芽欠きした株元に、三本クワを使って土を寄せる


 事前にジャガイモの株周りを耕運機で耕しておいたので、とても楽に土寄せできました。ただ近くに木が生えているため、昼まで日が当たりません。このため、ジャガイモの芽が少し徒長していました。収穫量は少ないのではないかと思っています。

          東側に木が茂るため昼間まで日陰、このためジャガイモは徒長気味


 思いのほかジャガイモの芽欠きと土寄せが早く終わりました。このため、夕刻になるまで草刈機を使って畑の東端を草刈することにしました。東端は斜面になって田んぼに落ち込んでいます。斜面は急角度のため今回は草刈りしませんでした。田んぼの稲刈りが終わる10月頃に刈り取ろうと思っています。

       空いた時間で草刈り作業            東端の急斜面は刈り残す
 

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