東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

放課後学習 成器塾、今年最後の手芸教室 クリスマス飾り(羊毛フェルト)

2020年12月18日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今年最後の小学校放課後学習 成器塾 「手芸と調理」教室でした。クリスマスシーズンに合わせて、フェルト細工によるクリスマス飾りを作りました。最初、子供達に好きな色のフェルト布を選んでもらいました。そして、一人一人にチクチク針を渡しました。続いて、その布上に羊毛を載せてチクチクしてもらいました。子供達には雪だるまの制作を推奨しましたが、トナカイ,雪ウサギ,クリスマスツリーなどを作品にした子もいました。ほとんどの子供は、針でチクチクするフェルト細工が初めてでした。そのため、私を含めて5人の指導員が付きっきりで使い方や注意事項を説明しました。最初チクチクしながら形を整えるのが難しいようでしたが、そのうちチクチクに慣れたのか2作品作る子もいました。

    可愛い雪だるまや雪ウサギなど、子供達が作ったチクチク作品


  雪だるまや雪ウサギに使った白い羊毛は、田布施農工高校で飼われている羊の毛です。洗浄して,乾燥して,ふわふわにして,最後にカーディングしたものです。最初、チクチクしてフェルトにする羊毛の分量が分からなかったようです。途中で、羊毛を追加したり外したりしながらチクチクしていました。全員が楽しそうにチクチクしていました。そのチクチクする時の小さなザクザク音があちこちに響きました。

 フェルト細工の準備    フェルト布を選ぶ    さっそくチクチク開始
  

 今年はコロナで、半年しか活動できない成器塾です。そのため、手芸もこれまでポケットティッシュケースそして布マスク作りしかできませんでした。両者とも2コマ以上の時間がかかりました。その点、今回のチクチクするフェルト細工は1コマで作品を完成することができました。クリスマスシーズンにピッタリの手芸ではないかと思います。来年も行えればと思います。なお、指導員が作ってきた見本用の雪だるまはすべて子供達にもらわれました。

          子供達の作品を横に並べて


 さて来年です。1~2月の4コマしかありません。1月は調理体験で、ぜんざいを作ろうと思っています。1コマ目は小豆を鞘から外したり、手回し製粉機で団子用の粉を作ります。そして、2コマ目でぜんざいを作って食べる予定です。そして、2月の2コマで何をしようか悩みどころです。編物、刺繍、織物、刺し子のうち二つに絞ろうと思っています。

    形が見えてきた雪だるま       帽子や襟巻をちくちく
 


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