東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

長ネギの植え替えと高菜の種まき

2015年09月22日 | 野菜:葉菜

 長ネギの植え替えをしました。去年植え替えた長ネギのうち、収穫せず畑に残していたものを再利用して苗にしました。最初、いつものように耕運機で丁寧に耕した後、クワやレーキを使って畝を整形しました。そして、穴あき黒マルチを畝に被せて、その裾を土で押さえました。

 クワやレーキで畝を整形      黒マルチを畝に被覆       裾を土で押さえる
  

 植え替えの準備が整うと、畑に残していた長ネギを掘り取りました。去年植え替えた時は1本でしたが、5~8本程度に分げつしていました。それを再び1本ずつに分けて苗として植えるのです。長ネギの苗は園芸店でも売っていますが、我家ではここ数年は自給しています。来年の植え替えを考えて、再度何本かの長ネギを収穫しないで畑に残しておきます。この残した長ネギが分げつして、今回のように来年の苗として使えるのです。

               収穫せずに畑に残しておいた長ネギを苗として掘り上げ


 苗として使う長ネギを掘り上げると、さっそく黒マルチの穴に植えていきました。一つの穴に一つの長ネギです。小さな苗は一つの穴に二本程度植えます。尖った棒で黒マルチの穴に刺して、長ネギを入れる穴を作ります。その穴に長ネギを差し込みす。そして、土を寄せれば植え替え終了です。

      掘り上げた苗用の長ネギ              一つの穴に一本の長ネギ苗
 

 黒マルチの穴のうち、縦5個横15個の75個を長ネギ用に使いました。その75個の穴にすべての長ネギ苗を植えました。根付くのに2週間程度かかると思います。ちゃんと根付けば、今年も美味しい長ネギが収穫できると思います。

                 長ネギの苗を、次々に黒マルチの穴に植える


 長ネギと同じ黒マルチのすみっこの穴に、高菜の種をまきました。高菜は晩秋中に収穫を終えます。その高菜跡に、再分げつした長ネギを冬か春に植えます。その長ネギは再び、来年の長ネギの植え替え時に苗としても使えます。一つの穴に五粒程度の高菜の種をまきました。今月中には発芽することと思います。

    高菜の種袋         一つの穴に五粒程度の種   黒マルチのすみっこに高菜
  


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