今日29日は、田布施町議会議員選挙の公示日でした。朝、麦畑東側の木(けやき)を前回に続いて伐採していると、次々に宣伝カーが通り過ぎて行きました。亡き父親は昔、町議会議員だったことがあります。当時、毎日のように朝早く我家から宣伝カーが出発していました。大勢の方々に応援していただき、我家は連日お祭りのようでした。今日から宣伝カーに乗る立候補者の方々は、投票日まで目の回るような忙しい日々が続くと思います。
宣伝カーでの立候補者の連呼を聞きながら、木を伐採する準備としてチェーンソーの刃を砥ぎました。刃が砥がれているか砥がれていないかで、能率が何倍も違います。
伐採前にチェーンソーの刃を砥ぐ 倒す方向(矢印)にロープを張る
麦畑に倒れないように、また自分の安全確保のために、伐採した木を倒す方向を決めます。方向を決めると、伐採する木にロープを結んで張ります。そして、引っ張る側に手動ウィンチを取り付けます。これで、ロープを張った側に木が倒れます。木の伐採では、木が倒れる方向を正確に読んだりコントロールすることが安全につながります。以前、倒れた木が私の足指先に落ちて痛い目にあったことがあります。これが、足指先でなく自分の頭だったら軽傷ではすまなかったはずです。
倒す先に手動ウィンチを付けてロープを引っ張る(矢印側に木が倒れる)
ロープを張ると、いよいよチェーンソーで木を伐採します。最初チェーンソーで、倒す側に数センチ切れ目を入れます。これは伐採時、倒れやすくするためであり,木が幹から完全に離れるためであり,また割れを防ぐ意味もあります。切れ目を入れ終わると、予定する切断面に沿ってマジックで線を入れます。太い幹は切断線が見えにくいためです。そして、その切断線に沿ってチェーンソーでどんどん切っていきます。ロープで引っ張っているため、少しずつ切断面が口を開けてきます。するとチェーンソーで、より切れやすくなります。そのうち、「メリメリっ」と言う轟音とともに、木は幹から離れるように倒れます。木が倒れる瞬間、一種の快感を覚えます。
切断面が分かるように線引き 全ての枝を伐採した木(けやき)
前回の反省を元に、チェーンソーの刃を研ぎ、ロープで倒れる方向をコントロールしたため、やや時間はかかりましたがとても楽にしかも安全に作業できました。踏み場もないほどの伐採した木や枝ですが、雑草が伸び始める4月までには片づけしようと思います。片づけした場所は畑にして、サツマイモやジャガイモなどを植えようと思っています。
伐採した木や枝で足の踏み場もない畑
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