東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

関東タンポポが群生

2010年05月01日 | 花,野草
 このところの陽気で、田んぼ近くの畦や土手でいろいろな野草が花を咲かせています。一番多く目立つのはタンポポです。タンポポは一種類しかないと思っていましたが、数年前に西洋タンポポと関東タンポポの二種類があることを知りました。西洋タンポポは外来種で、繁殖力が強くてどんどん広がっているとのことです。しかし、この田んぼの土手に群生しているタンポポは関東タンポポです。

        田んぼの土手に群生して、花を咲かせている関東タンポポ


 関東タンポポの特徴は、花びらのがくの部分が反り返っていないことだそうです。関東タンポポのことを知ってから、いろいろな所に咲いているタンポポの花を調べてみると確かに西洋タンポポの方が多いようです。両者の繁殖方法に何らかの違いがあるはずです。西洋タンポポのどこが優位なのでしょうか。

     綿毛になる直前の花びら             タンポポの綿毛
 

 ところで私は山口県の出身ですが、山口県では白色の花びらのタンポポが多く咲いています。例えば、秋吉台と呼ばれるカルスト台地では白いタンポポだらけだったのを覚えています。白いタンポポは正式には何というタンポポなのでしょうか。白花タンポポとでも言うのでしょうか。

       南向きの田んぼに面した土手に群生するタンポポなどの野草
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