四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

北本市議会へ「説明責任果たせ」と市民が請願

2013-05-24 22:44:28 | 日記

●ここ数日、頭を悩ませた「住民自治を進める市民の会」が提出した請願の準備も、今日の議会への提出でひと段落です。この請願は、3月議会で議決した一般会計予算の付帯決議が、議会の録画配信を見て内容が不可解であるので、市民へ説明してくれと議長に依頼したことがことの始まりです。市民の会の代表によれば、北本市自治基本条例第6条3項に「議会は、議会に関する情報を市民に分かりやすく説明する責務を有する…」の規定に基づき要請したが、議案提出した議員と協議した結果説明に出席はできないと言う回答に、議会は自分達で制定した条例も守れないのかということからです。会報をご覧ください。

https://skydrive.live.com/?cid=a512fe09cf3f3137&id=A512FE09CF3F3137%21105&authkey=!AIOILm0HQibe0-I#!/view.aspx?cid=A512FE09CF3F3137&resid=A512FE09CF3F3137%21140&app=WordPdf&authkey=%21AIOILm0HQibe0-I

●その後再度議長に申し入れたが、議長の話では「要請したが断られた」ということのようでした。ここでも自分達議員が選んだ議長の斡旋を受け入れないと言う。われわれ議員は、税金で運営される議会での発言や提案、賛否について、いかなる条件であっても納税者たる市民に説明を求められたら、応答しなければならないことは、条例で定めてあるなしにかかわらず対応すべきと思っています。今回の請願は、市民の要望した説明会に議員を出席させろと言う、あまりにも当たり前のものです。紹介議員を頼まれ引き受けましたが、なんとも奇妙な心境です。正直、ふがいない。議会という議員で構成する一員として市民になんといって良いのか…。紹介議員を頼まれ、どうすべきがそうとう逡巡しました。出さないためには、説明会を開くことですので、議長に、どうにかならないのかと話しましたが、議長の要請にも限界があるということでした。どこの委員会で審査されるのか。採択も、不採択も、難しい判断ですが、私は「採択」すべきと思います。

●今日も株は乱高下を繰り返したようです。一気に上昇し、アベノミクス効果と言われましたが、所詮、日銀がお札を市場に流し、ヘッジファンドが利食いで買い増ししたといわれていました。国債の金利が上昇し、中国経済の低調もあり、このような不安定な市場になっているのでしょうか。冷や水を浴びせたと言う評論かもいますが、バブルはいつもこのような状況を生み出します。足元を見つめ直すいいきっかけになればいいのが…。

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上がり続けた株急落の日に80歳の冒険家がエベレストに上がる。

2013-05-23 19:43:53 | 日記

●上がり続けるかと思われた株価が急落した日に、80歳の三浦雄一郎氏が、エベレスト登頂に成功した。上がる人がいる中で、上がり続けたものが急落する。上がるも下がるも浮世の習いといってしまえば、人生達観した人の言葉でしょうが…。私は基本的に「株」はやりません。先ず、センスがない。資金がない。実態をつかむ術を知らない。ほとんど、向いていない典型です。80歳の冒険。近くに同郷の知人、82歳の鉄人(哲人)がいます。正義というより、道理の人と思います。それだけにかなわない。正義は案外「ニセモノ」が横行しますが、「道理」の人は、そうざらにいません。それだけに私は単純に「尊敬」しています。発想が若いんです。フットワークがいいんです。文章書けて、話がうまく、そのうえ行動(実践)が適確なんです。見習っています。名前は「竹…」…本人から承諾いただいていませんので…ここまで。

●今朝の埼玉新聞の「にっぽん診断」に、評論家の中野剛志氏が「歴史認識はいまや対米問題」と論考を寄せています。安倍総理の発言や閣僚の靖国参拝、さらには星も大阪市長の慰安婦発言、が波紋を呼んでいますが、これは安部総理の歴史認識の妥当性や、日中・日韓関係のあり方の問題ではない。ずばり、日米関係であると論じています。氏は、アメリカの国力が相対的に低下し、覇権を維持することが困難になった。一方中国は、経済力と軍事力が飛躍的に台頭し、もはやアメリカは中国を封じ込めることができなくなってきた。そこでアメリカは中国との対立を避け、共存共栄を図る戦略に転換した。そのため同盟国である日本が、中国と領土や歴史認識で対立を深刻化させるには迷惑だと言うことになると論じています。これからは歴史問題に限らず、軍事・経済においても、日本外交は困難に直面することになろうと書いていました。

●私もこの見方に理解できます。先日ラジオで、橋下発言を受け、アメリカの女性報道官が批判的コメントしたことに橋下氏が反論したが、火に油を注ぐ結果しかありませんでした。日本では「本音」で語る政治家は、正直な政治家という評価もあるが、今国際社会とりわけ欧米では、リベラリズムが主流であり、先般オバマ大統領が女性幹部を紹介するとき「美しい」という趣旨の発言をし、大失態になっている。橋下発言は、いかなる理由を言いつくろっても、現在の欧米のリベラリズムの中では、受け入れられないであろうといっていましたが、そういう時代なんだと言う「時代認識」の上に立って歴史認識を語る必要があるのかと思いました。国際化社会とは情報社会は、同意語であると言うことなんでしょうね…

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新聞の投稿から社会の「今」が見える

2013-05-19 21:21:18 | 日記

●今日は日曜日。いつもよりじっくりと新聞に目を通しました。毎日新聞朝刊の「みんな広場」と言う読者投稿欄に、橋下発言、民主党反省会、憲法9条問題、原発について投稿されています。一つ一つなるほどなるほどと思いながら読ませていただきました。いずれの投稿者も60歳代の方であり、生きた時代が同じであると言うだけでなく、ものの見方、感じ方に年輪が感じられました。

●橋下日本維新共同代表の「慰安婦発言」ですが、発言後反論、訂正、いいわけと言葉を繰り出していますが、公人の発言、特に行政府の長の発言としてはいただけないと言う印象を強くしています。投稿者も、時代が戦争という異常のものであったとしても「慰安婦は必要であったのは誰でもわかる」という発言は、国際関係より彼の女性に対する本音が透けて見え、情けないやらがっかりするやら複雑な思いとおっしゃっています。歴史問題をタブーせず提起したと言う評価が、若い戦争を知らない世代で多いようですが…。女性の尊厳を踏みにじると発言と、非難の方が多いように思います。

●民主党の反省会についても、「言い訳ばかりで“反省”はない」とばっさりです。私も新聞等の報道で見ましたが、「がっかり」しました。投稿者も、「官僚が悪い」、「党内対立が悪い」、「小沢一郎が悪い」等々。言葉の端々に「他人のせい」が目立つ。特に白い歯と笑顔を見せながら福島原発事故を語る元総理の姿には、失望を通り越し深い絶望を覚えたとありました。この方は、「他人のせい」は「反省」の対極にあるとおっしゃる。どこそこにもある、よく聞く話です。反省は成長の母。「僕悪くないからね」、「僕の責任にしないで」というトップもいるようですが、こういう人の下では部下も成長しないであろう。

●憲法9条についても、安倍総理は改憲要件を2/3から1/2に96条を緩和しようとしているが、その狙いは9条の改憲であるということに強い危機感を持っているようです。アベノミクスで景気を回復させ、支持率を挙げて参議院選挙で大勝し、憲法改正をもくろんであいるのではないかとの投稿者の疑いは、ほぼ「的中」ではないでしょうか。また、「希望の国」という映画を観、福島原発事故を経験してもなお変わらない社会に警鐘鳴らしています。この映画に出演された夏八木勲さんの、毎日映画コンクールの男優主演賞のインタビューで、原発の悲惨さを語ったことを引き合いに、希望の国への新しい歩みに期待をされていました。今日の投稿は、じっくり読んで、じっくり考えさせられました。

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協同労働法制化市民会議総会であいさつ

2013-05-18 19:59:07 | 日記

●今日は朝から自家栽培のネギができたからと、たくさんいただきました。プーンと、ネギ特有の香り。これで今夜は、ネギいっぱいのすき焼き風肉豆腐となりました。

●午後は、協同労働法制化市民会議埼玉の総会が南浦和のCOOP会館で行なわれました。先週土曜日に、北本市文化センターで映画「ワーカーズ」と松元ヒロ爆笑ライブを主催し、たくさんの市民に見ていただきました。何人もの方から、映画「ワーカーズ」は感動したと感想をいただきました。総会でのあいさつで、この感想に触れ、新しい働き方ができるっワーカーズ。何としても法制化で社会的市民権を得たいと決議を新たにしました。

●世の中は、アベノミクスで沸いています。景気が回復といっていますが…。確かに株高です。円安で輸出企業の業績(為替差益)はあがっているようですが、本当に庶民の財布を空けるまでではないと思うのです。あの大戦のときのように、バブルのときのように、小泉郵政選挙のときのように、民主党の政権交代選挙のときのように、そして今回の民主党政権ダメ選挙のときのように、決め手は日本特有の「空気」と「雰囲気」であるように見ています。空気も雰囲気も、景気の「気」のようなもので、何の合理的根拠はありません。

●昨日の市庁舎建設について書き込みましたところ、facebookでコメントがありました。いくつか紹介します。

★全体を把握した判断に基づかないと、バランスが取れなくなってしまいますね。庁舎に費用を掛け過ぎなくとも、その分で実施出来る事業はたくさんあったでしょうに。(工藤のコメント:庁舎は市のシンボルある必要はない。事務所で良いと言っていましたが、ここまでが限界でした。庁舎建設現場を見せてもらい、やはり大き過ぎと改めて感じています。)

★駅西口工事、物流倉庫建設など個別に問題視されながら、市民が納得出来る結論はひとつもありません。市民には判断するための情報が無い、というのも理由のひとつと思います。断片的な施策・事業を実施して自治体が行政上の評価を受けられたとしても、市民には不利益と負担が増すばかりです。5W+1Hで考えれば、全体最適に叶う目的を明確にせず、市民不在でHowばかりを議論する市政が現状です。Whoは市民と考えず、視野の狭い市政が間違った方向性で一生懸命考えている。あるいは振りをしている。そこが根本的な問題でしょう。

★市政の事情については、個々の市町村によって色々ある事と思います。先祖代々そこに住んでいる住民と、ベットタウンとして外から移り住んできた住民との基本的な考え方のギャップもあるかと思います。複合的な面を総合的に考え、決定するのが議会政治の役割であるとすれば、その議会に赴く議員を選出する市民が、その市民の声を代弁する義務がある議員に対し、市井の人々が強く議会に働きかけなければならないでしょう。…とはいえ、選挙となった際の投票率の低さを見る限りでは、市井の中にも責任があるという暴論もありなのかなぁと堂々巡りしてしまいます。何か良い方法がないものでしょうかねぇ....

★そうですねぇ... 。良い方法が見つからないと北本市からの転出に歯止めがかかりません。低い投票率で選ばれた方達は、僅かな支持者の同意を得ながら物事を進める。市民の自業自得と言える状況ではないですし、市政の責任も問われることはない。どこも似たようなものとはいえ、近隣より早く人口減少が進みます。真っ先にダメになるまで待ちましょうか。

★もっとも身近な政治参加の機会&興味を皆が持てばいいんですけどね。…でないと国も亡びます。(工藤コメント:本当心配ですね)

●前にも紹介した鳥取市の市民の会の吉田氏が次のようなコメントしています。

「ファンの友達が6万4千人と増え続けていますが、滋賀県の岩波様より次のような素晴らしいコメントをいただきました。『建物の規模に合わせて行政もスリム化すれば、お金を全くかけずに耐震性が確保でき、行政にかかる費用も減らすことができます。肥大化した行政を入れる器を作るために、まだまだ使える建物を壊すのは馬鹿げた話で、作り直さなければならないのは建物ではなく、行政の組織そのものだと思います。』というものです。その通りです。作り直さなければならないのは、政治ですよね」それも“今でしょ!”

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庁舎がリッパだと市民の暮らしも良くなるの・・・?

2013-05-17 16:21:07 | 日記

●15日の夕方、庁舎建設現場を見せて頂きました。鉄骨丸出しの状態ですが、第1期工事の躯体はできつつあります。見て「ひと言」“広い”なー…。最もおおよそ、現在の4つの庁舎総面積の1.7倍ぐらいの規模ですから広く感じます。私は、庁舎建設検討委員のとき、将来30年、40年後の人口推計をきちっと予測し、それに柔軟に対応できるような構造にすべきではないか言いましたが、結果としてこの規模で建設されることになりました。大は小を兼ねると言いますが、固形物は大から小にするには、それはそれでカネがかかります。

●今日あるお店で買い物をしていたら、庁舎建設のことが話題になりました。私が広いですよといったら、これまでみすぼらしいからリッパなものでいいですね、とおっしゃっていました。私は、そうですねと合図頭を打ちつつ、しかし庁舎は誰が使うのですかね。あなたは年に何回くらいいかれますか。と聞いたら、まったく行くことがないとの返事。先ず一番使うのが職員。次に議員かな。そして業者。一般市民は年数回ではありませんか。事務所ですから、リッパンである必要はありません。庁舎が立派だと、あなたの暮らし向きも良くなるのですかといったら怪訝な顔をされました。なんとも、いい時代の余韻が続いているのだなー…。30年後の人口予測が現在の2万人減の5万人と推計されています。空き教室と空き庁舎が行政改革の目玉になっていなければいいが…。

●WHOが世界の平均寿命を公表しました。日本人は83歳でスイス、サンマリノとともに世界最長となっています。日本は過去20年以上首位を維持しています。日本人の男性は79歳で、女性は86歳でした。平均寿命は、0歳の子どもが何歳まで生きられるかということです。

●では、現在の日本人の平均余命はどうなっているでしょうか。平均余命は、現在の年齢の人が、今後何歳まで生きられるかの予測です。厚生労働省によれば、「平成21年簡易生命表によると、男の平均寿命は79.59年、女の平均寿命は86.44年と前年と比較して男は0.30年、女は0.39年上回った。各年齢の平均余命についても、前年に比べ、男女とも全年齢で上回った。また、平均寿命の男女差は、6.85年で前年より0.09年拡大した。」としています。60歳の人なら男性で22.87年、女性で28.12歳です。70歳では、男性15.10年、女性で19.29年です。ちなみに80歳の男性は8.66年、女性は11.43年です。私は20年弱になるようです。興味のある方は下記のアドレスに…

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life09/01.html

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