●ここ数日、頭を悩ませた「住民自治を進める市民の会」が提出した請願の準備も、今日の議会への提出でひと段落です。この請願は、3月議会で議決した一般会計予算の付帯決議が、議会の録画配信を見て内容が不可解であるので、市民へ説明してくれと議長に依頼したことがことの始まりです。市民の会の代表によれば、北本市自治基本条例第6条3項に「議会は、議会に関する情報を市民に分かりやすく説明する責務を有する…」の規定に基づき要請したが、議案提出した議員と協議した結果説明に出席はできないと言う回答に、議会は自分達で制定した条例も守れないのかということからです。会報をご覧ください。
●その後再度議長に申し入れたが、議長の話では「要請したが断られた」ということのようでした。ここでも自分達議員が選んだ議長の斡旋を受け入れないと言う。われわれ議員は、税金で運営される議会での発言や提案、賛否について、いかなる条件であっても納税者たる市民に説明を求められたら、応答しなければならないことは、条例で定めてあるなしにかかわらず対応すべきと思っています。今回の請願は、市民の要望した説明会に議員を出席させろと言う、あまりにも当たり前のものです。紹介議員を頼まれ引き受けましたが、なんとも奇妙な心境です。正直、ふがいない。議会という議員で構成する一員として市民になんといって良いのか…。紹介議員を頼まれ、どうすべきがそうとう逡巡しました。出さないためには、説明会を開くことですので、議長に、どうにかならないのかと話しましたが、議長の要請にも限界があるということでした。どこの委員会で審査されるのか。採択も、不採択も、難しい判断ですが、私は「採択」すべきと思います。
●今日も株は乱高下を繰り返したようです。一気に上昇し、アベノミクス効果と言われましたが、所詮、日銀がお札を市場に流し、ヘッジファンドが利食いで買い増ししたといわれていました。国債の金利が上昇し、中国経済の低調もあり、このような不安定な市場になっているのでしょうか。冷や水を浴びせたと言う評論かもいますが、バブルはいつもこのような状況を生み出します。足元を見つめ直すいいきっかけになればいいのが…。