●12時05分ごろ、知り合いの新聞記者から電話。いま、NHKニュースで、上尾市長と議長が事情聴取され、逮捕へということでした。容疑は?入札妨害(業者に予定金額を漏洩)ということですが、夕方のニュースでは「逮捕」となっています。
●市長と議長がタックを組んじゃ地方議会は救いようがありません。本来、憲法で二元代表制が地方自治の本旨であり、お互いにチェック&バランスで行うことで、健全な地方自治を進めることになっています。市長の仕事を議員・議会は野党的立場で監視し、時に政策提言するのが二元代表制です。市長と議長が組んじゃ「許せねえ」ということです。
●しかし現実はこのようにはならず、市長に議員がすり寄り、またときに市長が議員を利用(活用)することで、市政が進むことが多い。問題はどこからどのようなものであるべきかです。この節度のタガが外れると、上尾市長と議長の関係になります。NHKのニュースでは、議長が業者から謝礼数十万円を受け取っている「あっせん収賄」ですが、この種の犯罪は、市長が関係しないと成り立たない事件です。今後の捜査が待たれるが、市長と議長という関係であれば別にこのような案件がある可能性もあり、奥は深いし、広がりに考えられます。
●夕方ある新聞社から、北本市新庁舎問題の100条委員会は、今後どのように進めるのかという問い合わせがありました。私は、9月議会で中間報告していますので、それを読んでください。今後については、これまでの証言等の調査で、食い違いも見えますし、下請け発注に対し政治の関与も見え隠れていますので、さらなる調査が必要と中間報告で述べていますので、その方向で進めます。と答えています。委員会で協議して決めます。
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