四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

12月定例議会今日閉会。ごみ処理新施設整備を慎重でかつ丁寧な対応を求めた議会決議提出可決しました。

2020-12-22 19:39:40 | 日記

●11月30日開会した12月定例議会ですが、今日23日間の全日程を終え閉会しました。市長提出議案、議員提出議案のすべてが可決しました。われわれ会派は、補正予算の修正案を提出しましたが、多数の理解が頂けず否決されました。また、ごみ処理施設整備の慎重かつ丁寧な対応を求めた議会決議は全員賛成で可決しました。賛成した議員諸氏に感謝です。詳しくは、この後報告します。今議会は、全体を通してコロナ禍の中での議会で、特に質問や委員会の質問時間を縮小することなく、通常に近い開会でした。補正予算ですが、コロナ対策として購入する、市役所内で使う「空気清浄機47台」と「AI非接触型検温装置3台」の約900万円。全家庭に「5000円のクーポン」配布事業1億1,300万円です。市役所の換気は、自動換気装置が働き問題はないと答弁しています。エアロゾルの換気なら検査したのかと聴いたらしていない。コロナに便乗しているとしか考えられません。

●商工会からの要望ということでしたが、全世帯にクーポン券配布ですが、予算の15%が郵便料などの間接費です。今、年末を迎え、子育てしているひとり親などで仕事を失っているまたは高齢者障がい者等で生活困窮している人を手厚く救助し、年末から正月を過ごせる支援が重要です。また、コロナで営業が停滞し、事業維持に課題のある事業者への緊急支援、そして、コロナ禍の中で安全に買い物ができる環境整備(例えば、換気扇取り付け、アクリル板の設置など店舗の改修費補助)こそ今必要なのでない。コロナとの戦いは一過性の対策でなく、持続性のある対策が必要ということで修正案を出しました。

●ごみ処理新施設整備の決議は、昨年12月3市の協議が白紙になったことから、執行部は無原則に鴻巣市との協議に入りました。この協議に臨むには、北本市の軸足を明確にし、財政負担や環境負荷、建設地(市内の可能性)、広域化の在り方などについて、執行部の協議を側面からサポートするための決議としました。①白紙になった検証。②広域化に桶川市と吉見町を参加させる。③単独処理や脱炭素化を目指した燃やさない処理、エネルギーの活用等の検討。④市民や市議会の意見を聴き、共通理解と合意形成を図ること。などを決議しました。今後、議会決議を尊重して進むことに期待しています。

 

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