ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

人は、本と向き合いながら自分と向き合っている。

2009年01月04日 | Weblog
「朝日新聞」2009.1.1付けより。

今回も同じく出版社のヘッドコピーを取り上げてみた。たった1行のコピー文も捨てがたいと思えるものがある。それが上記フレーズにあげたものだった。

他の出版社の広告が本の宣伝とともに10行以上の解説文を書いているのに対して、集英社の全面広告では、20冊ほどの書名とサブタイトル程度を除けば、宣伝文は上記を含めて2つだけだった。

確かに本を読んでいるとき、本の世界に浸ることができる。そして、自分だったら、と置き換えて考えてしまうこともあるもの。そんなことをワンセンテンスで表現したのだろう。もう一つは次のものだった。

~~~次に進むべき道を指し示すのは、胸に刻まれた一行の言葉だと思う。~~~

自分にとってインパクトのある言葉であるほど、長い間胸に刻みつけられるに違いない。そいういえば、胸に刻まれた一行は忘れないもの。私にとっては「今日という枠の中に生きよ」という意味の言葉だったな。

それは『道は開ける』(デール・カーネギー著)の中にあったものだった。もう30年も前に読んだのに、今でもたまにその言葉を思い出したりしますね。