素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

判断に迷う天気

2022年05月26日 | 日記
 妻の所属する枚方山草会では、今日、大阪公立大学附属私市植物園での”ササユリ観察会”を予定していた。1週間前の予報では曇マークだったが、近づくにつれて曇のち雨に変わってきた。「のち雨」っていつからなのか?ということがはっきりせず、会長である妻は実施の判断に困っていた。

 天気図を見ても、好天をもたらしている高気圧の周りに4つの低気圧、太平洋上には梅雨前線が横たわり、日本海上空には寒気団もあるという予報士泣かせの気圧配置である。予報が日毎に微妙に変化するのも仕方がない。

 私の場合はジムの予定しかないのでどんな天候だろうが構わないのだが、妻のイライラは日毎に増していく。昨日の昼過ぎになって、やっと14時までは雨は大丈夫という見通しが出た。

 今日は朝から予想以上に好天ではあったが、レーダーを見るとあちらこちらに小さな雨雲が散らばっていて油断できない状態だったが余計なことを言って心を乱しても仕方ないので黙って、運を天にまかせて送り出した。10時に京阪私市駅集合なので早めに14時には切り上げたほうが無難ということだけは伝えた。

 結果としては、案雲が北と南に分かれてくれて16時過ぎまでは天気が持った。お目当てのササユリも咲いていて上機嫌で帰ってきた。間髪を入れずに雨が降り出すとは粋な演出である。同じ私市駅で獅子窟寺方面へのハイキングを企画していたグループは急きょ中止を決めていたようである。それだけに余計に「自分たちはラッキーだった」と感じたのだろう。
 

 
コメント
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