塩哲の色不異空

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ミュージアム巡り おもちゃ絵-2 しん板おひめさまおいで

2024-05-25 04:52:11 | ミュージアム巡り_2024
 続いて、「しん板おひめさまおいで」(嘉永5年・1853、歌川芳輝画、
版元:上岩)で、お姫様の行列で、その一行の様々な立場の女性が描か
れている。これは幕末から多く描かれている姉様尽くしの前段階を示
している。

 次は、「あね様にぼふやづくし」(万延元年・1860、歌川芳藤画、版
元:文正堂)で、姉様尽くしの一種で、それぞれに名前がついており、
様々な階層の人々を典型的な装いと髪型で描かれている。

 そして、「両めんいせうつけ」(幕末頃、歌川芳藤画、版元:文正堂)
で、かあちゃん、だんな、赤ちゃんの人形3体が両面で描かれたもの
で、庶民の衣裳絵は他にはなく、とても貴重な作品。

tabashio(墨田区横川1-16-3)
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