塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 戊辰戦争 跨関日記

2018-08-12 05:49:13 | ミュージアム巡り_2020
 次の書は、土佐藩士・細川広世の「跨関日記」で、慶応3年
(1867)12月に土佐藩老公・山内容堂の共に加わり上京時から戊
辰戦争に従軍し関東・甲信地方を廻り、慶応4年7月に高知に戻
るまでの出来事が記録されている。
 その展示された頁の内容は、鳥羽・伏見の戦いに参加した新撰
組局長・近藤勇が敗北後、江戸へ帰り、幕府直轄領の甲府確保の
ため土方歳三ら新撰組と200名程の兵で甲陽鎮撫隊を組織して
甲府に向かう。ところが途中の甲州勝沼で板垣退助率いる軍勢に
敗れてしまう。
 “賊将大久保剛”(近藤勇の変名)は、武蔵国日野の生まれとあ
るが、正しくは武蔵国多摩郡上石原村で、日野は土方の生地。そ
の後、近藤は下総流山の戦いで新政府軍に捕らえられ斬首される。

国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)
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