二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

第6回 日本レーザーリプロダクション学会 ~番外編~ ③ 

2011年03月30日 | 鍼灸
学会後、簡単な懇親会に主席。そこでもいろんな話が聞けました。

帰りの電車では、豊島先生と、今回の学会に関して、鍼灸の不妊治療に関して、また鍼灸業界のこれからに関してと、一杯飲みながら話していました。

これまた熱が入り、気づいたら「小松~小松~」とアナウンス。

「私、行きますわ~」と慌てて上着を羽織り下車。やはり酔耀会の同士は、いろんな話題ですぐに盛り上がるのですよね~。

私も金沢で下車。

やや気持ちよいほろ酔い状態がさめてきたので、金沢駅でもう少し一人酒。

百番街の中にある『山さん』という居酒屋さんへ行きました。

ここは小学校の同級生が大将をやっているんです。と言っても、私は小2の秋に転校したのでお互いほとんど顔は覚えていないのですが、酔耀会の安井先生(同じ小学校の同級生でよく遊びました。その後、鍼灸業界に入り31年目に再開。なんということでしょう)繋がりでこのお店を紹介してもらったのでした~。

なかなか、品ぞろえも豊富で、お手頃価格で、味もいいんですぞ~
いっぺん行ってみまっし 金沢駅百番街の中ね



その時、食べた「おでん」と「熱燗」

やっぱ日本人は、おでんと日本酒でしょ それも地酒

ということで気分良く帰路についたのでした。~おしまい~

二葉鍼灸療院 田中良和

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第6回 日本レーザーリプロダクション学会 ~不妊症~ 参加 ②

2011年03月30日 | 不妊症
平成23年3月6日に京都オークラホテルにて開催された、第6回日本レーザーリプロダクション学会の参加報告パート②です。



●レーザー治療に関しては、レーザー孵化補助術(LAH)、低レベル反応レーザー療法(LLLT)を含め本当にエビデンスがあるのか。現在は明確なものは確率されていないが、まず効果のある患者がいるということ、そして、それを長い間続けているということは一つのエビデンスだろうということであった。そういう意味でいくと鍼灸治療も一種のエビデンスがあるということになる。実は西洋医学も科学的エビテンスが確立された部分というのは以外に少ないのだ。動物実験や試験管の中で得られたエビデンスは、一部人間に当てはまるとしても、それは患者に対するエビデンスではないと思う。当たり前かもしれませんが。薬しても製薬会社による統計的操作が入ることも多く、40%のプラセボ効果もあり、厳密にエビデンスを出すと本当に効果があるのか?と言われるものも多く存在する。

●日本の治療用レーザー開発、臨床応用の第一人者である大城クリニックの大城俊夫 先生の所の患者統計、分析による見解によると、LLLTを始めるにあたり妊娠しやすい条件としては、
 ①38歳までに治療を開始する。 
 ②不妊治療を開始してから3.6年以内に行う。
 ③週1~2回の治療頻度で行う。
 ④5週期以上を治療プランとして継続的に行う。
というものであった。これは鍼灸治療にも言えることかもしれない。また卵胞が成長を始め熟成し、卵子が排卵するまでは5~6周期かかるとされている。治療を行う際は、そのことを考慮に入れることは必要だと感じる。

●鍼灸治療に関しては、明治国際医療大学 臨床鍼灸学 助教の田口玲奈先生の発表があった。田口先生は大会会長の田村先生の婦人科において不妊症患者の鍼治療を行い、共同研究をされている。


 田口先生

今回は、鍼治療、LLLTそれぞれの治療で妊娠された患者(不妊治療歴2年以上)を、血清のフリーラジカルを測定することにより酸化ストレスと抗酸化力を、経膣超音波カラーパルスドップラーにより卵巣動脈血管抵抗を、また、患者さんの感情や気分、不安の状態の経過をみるため、POMSやSTAIを、それぞれ指標を設けて患者の分析を行った。
レーザー、鍼の両治療群ともに、酸化ストレスが軽減、卵巣動脈血管抵抗が改善され、感情や気分、不安状態も施術を重ねるごとに低下した。ストレスが減少したということ。そして血流が改善されたということ。ただ酸化ストレスの反応に関しては、LLLT、鍼がやや違う反応だったので、両者は違った作用機序で効果を及ぼすことも考えられたということであった。




●何はともあれ、LLLT、鍼治療ともに、不妊症の治療としてはARTの補助療法、選択肢として大きな存在となり得ると私は思っている。

●もう一人の鍼灸治療の発表は、東洋医学研究所グループであり、名古屋の明生鍼灸院で不妊専門治療を行っている鈴木裕明先生でした。


 鈴木先生の写真を撮るのを忘れましたので、鈴木先生のところのスタッフ~の写真。

鈴木先生は、ご自身のHPなどでも分かりますが、全日本鍼灸学会での研究報告など多くの発表をされ、不妊症の鍼灸治療に関しては造詣の深い先生です。その学会報告などで発表された臨床報告や、竹内病院トヨタ不妊センターの先生方との共同での臨床報告や、大学機関と共同での基礎研究などが示され、子宮内膜の改善や妊娠率の高さに、「わたしたちは何をやってきたのかと思ってしまうような好成績」というフロアからのご意見もあり、たいへん鍼治療に対して興味津津のご様子だった。その反対の婦人科の先生方もいるだろうが。
また、鍼治療とはどういうもので、その効果と問題点、ARTに対する応用など幅広い説明もあった。「鍼治療がこんなにも効果があるとは初めて知った」というご意見もあり、鈴木先生はそのような質問に対して「では、鍼治療だけで自然妊娠させることができるかというと、難しいことであり、ARTと併用することによって、より患者に益あるものとなるのでは」という返答をされてた。鍼灸師自身が、この生殖医療に対して正しい知識を持って取り組めば、不妊症の妊娠率を上げるのに貢献できる治療方法であると思う。

●また、この二人の先生に共通しいることはドクターと共同研究をしているということ。これは私の修業した東洋医学研究所でも言えることだが、大学研究機関や臨床医とともに研究することで自己本位にならない部分が出てくるし、評価される。ここが今回も評価されたところの大きな要素だ。私ももう少し不妊症に関して勉強、研究し、石川の不妊専門医療機関と連携できればな~と少し思っている。





最後は、この学会の創始者である、大城クリニック、大城俊夫先生による、LLLTのデモンストレーションがありました。上の写真はその模様です。

最後に、京都府立医大の細川先生の発表の中に、

●これからの医療とは…
  ・患者さん本位の医療
  ・体と心にやさしい医療
  ・選択肢の幅が多い医療

である、という話があった。

鍼灸治療もチーム医療として、医療の一端が担えるようにさらに精進しないといかんな~と思いました。鍼灸治療は、体と心にやさしい医療なのですからね。

得るものが多い学会でした。

二葉鍼灸療院 田中良和
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東北地方太平洋沖地震・・・そこから少し視野を広げて

2011年03月26日 | 社会
東北地方太平洋沖地震の発生から2週間以上が経ち、地震や津波によりお亡くなりになられた方が1万人を超しました。行方不明者も合わせると3万人に近づく様相です。

被災された方においても、食料供給がうまくいかない、寒さが厳しい、家族との連絡が取れないなど、多くの問題が発生しています。

その上、原発事故による放射能汚染の問題。これは、今、生活している人の命だけでなく、遺伝子レベルの問題にも影響が及びます。これから生まれてくる生命にも重大な影響を及ぼす問題ですので、原子力発電を推進してきた、行政・政治に関わる人たちは命がけでこの問題に取り組んで頂きたいと思います。

私たちが恵みを受ける、命の源である、大地、水、海、大気の問題なんですから。


多くのスポーツイベントが自粛中止になる中、選抜高校野球大会が甲子園において開催されています。被災地、宮城県の東北高校が1回戦を勝利に向け頑張っていますが、その高校野球中継をテレビで観ていた仙台のおじいちゃんが、涙を流し「元気が湧いてくる」と話している映像が映りました。

自粛し、亡くなられた方に哀悼の意をささげることは大切です。しかし、それぞれの状況や事情もあるとは思いますが、今こそ周囲の人たちはさらに元気を出し、活力を漲らせることが被災者や被災地へのエールとなるのだと思います。

それぞれの状況が許す範囲で、自粛するところはして、普通の生活を過ごすことこそ大切なのでしょう。と、私は思います。

放射能汚染により、世界から日本の農産物の輸出が滞る傾向にもあります。欧米や中国、韓国、多くの人たちが母国に帰還しています。そんな中、ここが日本経済の踏ん張りどころでしょう 皆で日本の内から経済を、農業を盛り上げていくことも必要でしょう 自分のできることを。と、私は思います。


ほぼ時を同じくして、国連は北アフリカのリビアへの空爆を決定し、実行しました。これはイラクと同じパターンです。イラクもリビアも独裁政権があり、石油の産出国です。その空爆、そしてリビアのカダフィ政権も欧米を中心とした国連軍に屈服しない意志を示しています。

そのため、原油の価格が高騰しています。すごい上がりようです。しかし、原油価格に関しては、誰かが操り、だれかがこの高騰を利用して儲けているということも現在の金融システムでは当たり前のことです。いやらしい世界です。…あっ、お金が汚いとかって言うんではないですよ。

日本の報道は、ほぼ地震一色ですが、世界ではいろんなことが起こっています。

ギリシャに続き、国家破産(デフォルト)を起こす危険がある、スペインやポルトガルに関しても話題にのぼるようにもなっています。アイルランドやイタリアなども財政事情は厳しい状況だということです。日本もですけど底力はまだまだあります。

気候変動による異常気象や災害による物資不足、金融危機が合わさることも無きにしもあらずという状況でしょうか~世界は。決して不安を煽っているのではなく、日本でも大きく変化していますが、世界でも変化しているということですね。


本日もシリアでデモ、暴動などのニュースがありました。中東や北アフリカでは民衆が立ち上がり始めています。しかし、これはメディアが報じているような単なる「民主化」ではなく、お国によって事情が違うということを理解しておかなくてはいけません。

チェニジアで起こった革命は、食料値段高騰、市民の生活が困窮しているにも関わらず23年間この国を統治した大統領や高級官僚たちが、市民を省みず贅沢三昧の生活をしていたことが明るみに出たことが原因…
エジプトでは、市民はそれなりの生活をしていましたが、ムバラク政権がアメリカの傀儡政権のようになり、富が大統領や政府高官に集中し、外国人を優遇し自国民の自尊心を虐げてきました。これが大きな発火剤となりました…
イエメンでは、特定の部族による支配が長年続いていました…
オマーンでは、数値は確かではありませんが、人口の6割を占めるイスラム教徒のうち、その中の1割程度を占めるスンニ派が政治を支配している現状がありました。これはイラクと同じような感じです。その裏にはあの国が存在するんですね。宗教の対立に見せて実は真実は違うのです。その不満がデモに繋がったわけです…
リビアは、世界第8位の産油国です。この利権をその手におさめ、利益を得ていたのがカダフィ政権です。41年間もです。そして、政府に反対し不穏な動きがあればすぐに処罰されるような状態だったのです。そりゃ不満も増すでしょう…

というように、お国によってデモや暴動の意味が違うのです。メディアが流しているような単純な「民主化」ではないんですね。

リビアに関しては、欧米ともいざこざは絶えなかったのですが、最近はリビアに欧米企業も進出し、利益を得ていました。単なる反米政権とは違った状況にありました。そして、なぜ国連は、リビアだけに空爆するのか不思議なのです。飛行禁止区域まで設定して。イラクと同じです。
イラクの先の戦争後の政治状況を見たら分かると思いますが、市民は戦前よりも貧困と内戦でまいっています。リビアでも市民を無視した空爆や政権転覆、権力者同士の地下資源争奪戦が繰り広げられているような気がしてなりません。

私は日頃、新聞やテレビなどの報道が一色となり、同じニュースを報じている時ほど、世界で何が起こっているか見るようにしています。そうすると、そのニュースの意味が理解できたり腑に落ちることがあります。そして違うニュースであっても何らかの繋がりを持っていることがあるんですよね。

被災地では、まだまだ予断を許さない状況が続いています。本当に多くの、様々な問題が山積しているのだろうと思います。少しでも力になるために、被災地以外の人たちは広い視野と、広い心、温かい心で支援を続けていくことが必要なのかな~と思います。

また一気にブログ書いてしまいました。長くなってすいません

二葉鍼灸療院 田中良和
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第6回 日本レーザーリプロダクション学会 ~不妊症~ 参加 ①

2011年03月25日 | 不妊症
3月6日(日)、京都で開催された、第6回日本レーザーリプロダクション学会に参加しました。


 京都駅~へ到着したアタシ

☆ 第6回 日本レーザーリプロダクション学会 ☆
  日 時:平成23年3月6日(日) 午前8時50分~午後3時45分
  会 場:京都ホテルオークラ
  参加人数:124名



 質問はしませんでしたが、一番前に二人で陣取って聴講してました


 会場の様子

京都で行われたこの学会に、酔耀会で同じく鍼灸の不妊治療に力を入れている豊島先生と伴に参加してきました。
この学会は不妊専門医や不妊治療に力を入れている産婦人科のドクターの集まりです。そして、レーザー治療を着床しやすいように受精卵に使用したり、あるいは難治性の不妊症の患者に対して併用療法として取り入れている皆さまです。


 大会会長の田村先生

1990年頃から、卵子(移殖胚)の透明膜に対してレーザー照射を行い、透明膜を薄くし、あるいは孔を開け、透明帯の中にある受精卵の着床率を高めようとするレーザー孵化補助術(LAH:Laser assisted hatching)が行われていました。これには高エネルギーレベルレーザーを使用するHLLT(高反応レベルレーザー療法)が行われます。

また最近、不妊専門医でも、何度も顕微授精や体外受精をしているにも関わらず、なかなか妊娠できない難治性の不妊症の方も多くみられるようになり、何とか妊娠率を高める方法はないかと模索しています。そんな中レーザー治療が注目され、低エネルギーレベルレーザーを使用したLLLT(低反応レベルレーザー療法)が、難治性の不妊症の妊娠率を高めるのに効果を及ぼす患者がいるということで、近年徐々に不妊症に対して使用されるようになってきました。

今回の学会では、このLAHとLLLTの臨床報告、そして、レーザー治療の歴史的背景や進歩、基礎医学的なものなどの発表がありました。以下に、参考になったこと、勉強になったことを、私の考えも織り交ぜながら書いておきます。

●現在、生殖補助医療(ART)の現場では、ラボ技術面での顕微授精の開発や卵巣刺激における、GnRH analogueの臨床応用以後、新しい開発はなく、妊娠率も大幅に改善されていないという閉塞感がある。このような時に統合医療をARTをバックアップするため利用することも必要である。その一つとしてのLLLTである。鍼灸治療もその方法の一つであり、これを取り入れている医療施設もある。

●LLLTは、1990年代には疼痛疾患を中心にその効果は明らかにされているが、いまだその作用機序は不明な点が多い。産婦人科領域でも不妊症を始め、月経困難症、骨盤位矯正、出産後会陰部疼痛緩和、産褥乳腺症、更年期障害などに効果を期待することができる。

●LLLTを照射すると、卵巣動脈、子宮動脈などの血管抵抗改善がみられ、それは血管拡張や交感神経を介する作用が考えられる。

●機能性不妊症に関しては、LUF(黄体化未破裂卵胞)という病態が関与している。LUFとは黄体は作られるが排卵は認められないという状態である。排卵に直接に関与しているプロスタグランディンの存在が重要となる。これがないと排卵しない。しかし、外から投与(座薬や膣内投与)したのでは全く効果がない。また、卵胞壁破裂には蛋白分解酵素の活性化も大切になる。しかし、人間の体内で起こる現象は一つの出来事に関しても一つの物質だけで行っているわけではないのである。

●現在利用されているLLLTの出力は830nmであり、630~900nmが体内の水やヘムグロビンに吸収されにくく体内への浸透性が高い。このレーザー刺激は熱刺激としてではなく、光刺激として働く。私はここが重要と考える。細胞のなかで光と反応する所は…と。

●治療方法としては、首前面にある星状神経節にまず照射し中枢を刺激、その後、卵巣動脈、子宮動脈、大腿動脈などに刺激を与え、その後、いわゆる鍼灸治療の経穴部に照射を行う。約20分ほどである。治療は週1~4回と施設によって違う。

●LLLTの臨床効果としては、知覚神経抑制作用、交感神経抑制作用、血管拡張作用、抗炎症作用などがある。



●生体というのは、あらゆる物質で構成され、様々な機能が関わり合って人間としての機能を営んでいる。だから生体には必ず個体差が存在し、同じ治療方法や診断方法でも必ず違いが出てくる。それが生体である。だから、最適な照射条件は何か考慮することが効果を高めることにもなる。やはり東洋医学的診断の考え方は現代科学においても正しいのだろうと感じた。

●フロアからの重鎮の産婦人科の先生からの質問があり、「多くの演題で出てくる良質胚とはどういう状態を指すのか?」「着床障害とはどんな病態なのか?」「そのエビデンスや基準はあるのか?」「その基準は全ての不妊専門医の共通なものなのか?」と言った質問があり、その答えを聴く限り、また、いろいろ調べる限り、良質胚や子宮着床に関しては未だ謎の部分が多いし、統一見解が出されていないようだ。

●LLLTを使用しての妊娠例では子宮内膜の改善はみられないが効果がある。鍼灸治療は子宮内膜が改善される。これは作用の違いだろう。



長くなりましたので、パート②へ移ります。鍼灸治療についての発表を中心に書きます。

二葉鍼灸療院 田中良和
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知って防ごう動脈硬化~あなたは大丈夫?大動脈瘤~ 平成23年3月 東洋医学研究所コラム

2011年03月22日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました 

 『知って防ごう動脈硬化~あなたは大丈夫?大動脈瘤~』 

      東洋医学研究所グループ 伸誠鍼灸院(みよし市) 院長 加納俊弘 先生

『知って防ごう動脈硬化~あなたは大丈夫?大動脈瘤~』 研究所コラムはこちらをクリック!


3月の研究所コラム担当は加納先生。

加納先生は循環器疾患を長年、勉強、研究されている先生です。生活習慣病を中心とした循環器疾患と鍼灸治療の関係を常に模索されています。

さて、今回の大動脈瘤とは、大動脈という場所にコブができ、最悪の場合は破裂するといもの。死につながる場合も多いです。
人間の血管を川で例えると主流と支流がありますね。その主流に当たるのが大動脈です。

今回のコラムでは、その大動脈瘤についての発生メカニズムなどが書かれています。また、この病気は血管の病変です。血管というと血圧…高血圧…とイメージする方が多いと思いますし、高血圧で薬を服用されている皆さまも多いのではないでしょうか。

この血管病変にはコレステロールが関わっています。コレステロールも体に必要なんですよ。細胞膜を作ったりね。主に悪玉コレステロールと言われるLDLは、体の各細胞から肝臓へ

 「私の細胞でコレステロールが必要ですから、注文出しますんでヨロシク」

という発注に応じて、発送する、いわゆる運送屋さんなんです。

主に善玉コレステロールと言われるHDLは、体の各細胞の、

 「コレステロールが少し余りました。ちょっと使ったけどリサイクルできる

という要求に応じて、各細胞からkanzou工場へ余った分や使い古しのものを回収してくれるリサイクル業者なんです。

ということは、どちらも必要なのだということです。

体のどの部分でもそうなのですが、体の中にあるもので不要なもの、悪者なものはないのです。それは身体内外の環境によって、いわばヒトがつくった生活習慣などの原因によって悪者になったりヒーローになったりするのです。究極にはガン細胞もそうなのかもしれません。

コレステロール値が増加すると、どうしても悪玉が増加し、善玉が減る傾向にあるようです。そうなると、どんどんコレステロールが体の細胞に供給されるのですが、回収がそれに追いつかなくなります。

そうなると、体は、細胞は肝臓に返すべき余剰分を蓄積することになります。大血管でもね。余剰分は体にとっていいものとは言えないので、マクロファージという免疫細胞が食べて消化してしまいます。このマクちゃんが機能しているうちはいいんですが、どんどんコレステロールが増えてくると、マクちゃんも、

 「いくらなんでも、もう食べれんわいね(金沢弁のマクロファージです)」
 「太って動けんし~

ということで、デブマクロファージとなり機能が低下し、体に害を及ぼすものを消化する免疫細胞が血管に沈着して、逆に体に害を及ぼす細胞になり動脈硬化の原因となります。
大動脈瘤は、その後の過程で起きます。詳しくはコラムでね

しか~し、高血圧にしても、高脂血症にしても、コレステロール値が高いにしても、
 「だから薬を一生飲んでおけば大丈夫」
と思っていては、まったく何の解決にもなっていません。血圧が高いにしても、何らかの原因があって、血圧を高くして全身に血液を送ろうとしているのですね。それをただ血圧が高いからと血管の圧力を下げると、末端まで血液が循環すると思いますか

薬を否定しているわけではなく、ほとんどの病気は薬は一時的処置で十分だと感じます。中には常に薬の服用や投与が必要な場合がありますが、こと生活習慣病に関しては、あくまでも生活習慣の改善(食事、運動、睡眠、心の在り方)が最重要課題となるのです。

体の訴えを聴いて、自分の体を修復する力を取り戻すこと、正常な体に保つ力を取り戻すことが大切なんですね。

あらっ、また長くなってしまった

では是非、東洋医学研究所コラムをご覧くださいね。

二葉鍼灸療院 田中良和
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東北地方太平洋沖地震 ③

2011年03月16日 | 社会
今日、3月16日からは冬型の気圧配置となり、被災地では雪となっているようです。気温も0度から氷点下になる様子です。体育館や施設で避難生活を送っている皆さまの健康が気にかかります。
どうぞ、お大事にしてください。寒さを何とか乗り切って頂きたく思います。

さて、様々なイベントや大きなスポーツ大会が中止になる中、23日から春の選抜高校野球選手権大会が開催されることとなりした。こんな時に…と思う方もいるかもしれませんが、日本が停滞しないように、そして、さらにそこで団結できるように、春を告げる象徴の大会である選抜大会が開催されることは、私はいいことだと思います。

選抜には被害が甚大であった宮城県から東北高校が出場します。選手は全員無事であるようです。しかし、練習もできず、食料も少ない現状で、少し前の監督さんの談話では「今は野球のことは考えられない」でした。残念に思いましたが、それも仕方のないことです。しかし、本日のニュースでは大会開催ならば参加するとの発表がありました。

嬉しいことですが、心境も複雑だろうと思います。選手や関係者の方々のご決断に敬服します。

選手たちは、給水作業や様々なできることを被災地でお手伝いしているようです。その話を聞いた時は、同じ高校野球をやっていたものとしても、今回の地震や津波を思っても、本当に目頭が熱くなる思いでした。

被災地の方々には常にエールを送っていますが、東北高校にも、

頑張れ 東北高校野球部

とエールを送りたいと思います。

多くの皆さんが、災害を克服すべく被災地で活動されています。原子力発電所で、あるいはその周辺で活動する皆さん、あるいは瓦礫の山を整理し、不明者を捜索されている皆さん、命がけで行っている作業に心から敬意を表します。皆さん自分の仕事を全うしているだけかもしれませんが、おそらく誇りと情熱を持ってこの状況の打開に務められていることと思います。本当にありがとうございます。

また世界各国から駆け付けて頂いた皆さま、支援をいろんな形で行って頂いている世界の皆さまに感謝したいと思います。ありがとうございます。

一日も早く、被災地が被災地であることを忘れられるようになり、地域の皆さんが普通の生活ができるようになることを願って止みません。

政府や行政でも不眠不休で活動されていると思います。真実の情報を国民に知らせ、しっかり国民を観て、声を聴いて、心を汲んで対応して頂きたく思います。政府の皆さんも国民の一人であり、日本は国民一人一人が結集したものですから。

筋肉は強い運動を行うことで線維が切れ、その衝撃に耐えうるべく筋線維を強化するため修復します。その線維が修復する際、隣の筋肉細胞と融合して大きくなります。そして太い筋肉が出来てくるのです。今は日本という筋線維である「心」を融合する時です。皆が助け合えば大きな力となって、これからの日本を支えていけるような気もします。

①②③と、私がマグニチュード9.0という、前代未聞の大地震である東北地方太平洋沖地震をみて、「今」感じたことを書かせて頂きました。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

二葉鍼灸療院 田中良和
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東北地方太平洋沖地震 ② 

2011年03月16日 | 社会
様々な報道がなされ、日を追うごとに亡くなられた方々が増加し、被災地の悲惨な状況が報告されています。そんな中でも安否が確認されたり、救出劇が報道され、本当に嬉しく思う瞬間もあり、そのような報告が増加するといいなと、心から思います。

さて、現在、深刻な問題となっているのが、わが国のエネルギー供給の三分の一を担う原子力発電です。どのようなメディアにおいてもクリーンエネルギーとして宣伝されていました。二酸化炭素温暖化説を取り上げ、クリーンエネルギーと宣伝していました。

今回の事故により、本当にクリーンエネルギーかどうか、国民の皆さまは理解できたのではないかと思います。そして、原子力発電の仕組みも報道各局で説明されていますので、理解できたと感じます。

世界からも大きな注目を集めています。ロシアや中国などは日本の原発に関する情報開示が不十分だと言っています。ドイツは、今回の日本の事故をわが国のことと捉え、17基ある原子力発電所のうち、老朽化している原子炉を止めました(止めても熱が冷めるまで3年、放射能が半減されるまで1年はかかります)。そしてドイツは自然エネルギーの開発に拍車をかけるそうです。

この原子力発電の問題は、被災地あるいはその周囲の人を始め、日本全体の健康や生死(精子とも言えるかな)に関わる問題です。地震後の二次災害を防がなくてはなりません。
現在、日本には福島第1原発を含め55基の原子力発電所が稼働しています。これにまだ原子力発電所をつくる計画もあるのです。欧米はその危険性、対費用、エネルギー効率の悪さ、放射性廃棄物の処理などを考慮し、原子力産業、開発からは撤退する方向に動いています(原子炉を建設するのに8000億円、使用後の処理にその3倍はかかるようです)。

日本においても老朽化している原子炉はたくさんあります。また、その核廃棄物を利用してエネルギーをさらに作ろうと、青森県六ケ所村に建設された核廃棄物処理施設は事故につぐ事故でまだ稼働にいたっていません。また、大事故を起こした福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」も同様です。

静岡県で震度6の地震が起きましたが、あそこは、ユーラシアプレート、北米プレート、フィリピン海プレートの接点部分に位置します。そこにあるのが浜岡原発です。その原発の原子炉にも老朽化しているものがあります。さて、東海地方は、今回クラスの地震が常に取りざたされている地域です。もし、ここにこのクラスの地震が起きたらどうなるでしょうか。やっぱり想定外なんでしょうかね。

新潟県中越での地震で柏崎原発が被害を受けた時にも、地震の規模が想定外だと言っていました。それで済むのでしょうか。

まず、エネルギーを作っている場所が壊れたからと言って、周囲20キロも30キロもの地域の住民が避難しなければならない、そんな危ういエネルギーを使っているのだと私たち自身が認識しないといけないのでしょう。

報道を聞いていると、”人体には影響のない程度の放射線量”というのが強調されて話されているような気がします。今は、被災地や周囲の人たちは物資がない状況なので何も対策はできないかもしれませんが、放射線に対する対策が必要となるでしょう。
よく言われているのがヨードを摂取することですね。これは放射性ヨウ素というのが喉頭や甲状腺に蓄積されやすく、ガンを発症してしまうための予防策です。コンブなど海藻類をよく食べることや、味噌なんかも中に含まれる微生物が放射能予防作用に関わっているらしく、チェルノブイリ原発事故後にロシアからの発注が多量にあったそうです。

この原子炉、大地震にも耐えられるように設計されているとか、ミサイルを受けても壊れないように設計してあると聞きましたが、今回の事故をみるにつけ、もろいものだと思います。本日には核燃料プールが露出したとか、燃料棒自体が危ない報道も見受けられます。この燃料棒にある3~5%に濃縮したウラン235の分子に中性子を当てて核分裂させ、それをひたすら際限なく行う(臨界)わけです。その時放出される熱エネルギーを冷却水で冷やすことによって水蒸気を発生させタービンを回しエネルギーが生まれます。

この核分裂は目に観えない所でおきています。この部分から放射性廃棄物が出ます。プルトニウム(地獄の王ブルートにちなんでつけられた物質名)などが含まれます。プルトニウムに内部被曝されると100%肺癌になることは分かっています。口や鼻から入り体の中から被曝することが非常に危険なのです。そして、この被曝は小動物ほど大きく影響が出ます。人間でも子どもや赤ちゃんほど放射能汚染に関しては強く影響を受けます。この核分裂では現代科学ではまだ発見されていない未知の放射性物質が含まれているのです。科学で分かっていないことなんかたくさんあるんですよ。まさしく想定外という言葉がぴったしなのかもしれません。

おそらく爆発があった現場には、放射能値が高すぎて、ほぼ近寄ることができないだろうと思います。機械も使えないんですよね。機械が放射能で使いものにならなくなりますから。作業は手作業となります。

また一度出た放射能はそんなに簡単になくなりません。どこかに移るだけです。雨や雪などに付着して土地や地下水源すら汚染する可能性もあるでしょう。まず、人的被害を抑えることが肝心ですが、自然界に放出された放射能はすぐにはなくなりません。その対処もこれから政府は考えていかなければならいでしょう。

この大惨事の事故を契機として、エネルギーの在り方や国民の安全という観点から、原子力発電というものを見直す必要があるのだと感じます。

命と健康は人生においての掛け替えのない宝なのですから。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます(感謝 感謝)。

あともう少しパート③へ。

二葉鍼灸療院 田中良和
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東北地方太平洋沖地震 ①

2011年03月15日 | 社会
3月11日に起こった、三陸沖を震源とする巨大地震が多くの人の命を奪いました。
私たち直接、地震や津波に遭遇していない人間には、その恐怖、その後の不安は想像を絶するところであって、ただただ命を亡くされた多くの方々ご冥福をお祈りし、行方不明の皆さまが早く発見され、被災した方々に小さいことではありますが、自分ができる支援をさせて頂くことしかできません。

普通の生活というのが、これほど貴重であり、有り難いことなのかということを思わざるを得ません。いや、さらに心から、もっと奥の方から認識させられた思いです。

皆さまが早く普通の生活の戻れるように、日本が一つになる時なのだと感じます。

テレビ、ラジオ、新聞、あるゆるメディアでは地震の報道一色です。そして、随時、新しい情報が入ってきます。しかし、報道されない部分でたいへんな思いをされている皆さまもたくさんおられることと思います。
避難生活を余儀なくされている人たちの辛さも、本当のところは実感できませんが、常に意識において生活することはできます。

しかし、ただ意識においておくのではなく、前向きに、そして被災者の皆さまの分も積極的なイメージで意識においておきたいと思います。

報道などでも、多くの企業が食べ物などの生活必需品を調達し、スポーツ選手や芸能人、多くの日本国民の皆さまが、「今」自分ができる支援を行っています。これには胸が熱くなる思いとともに、日本人の団結力という精神、日本の精神文化は受け継がれているな~という思いに駆られます。

これは阪神・淡路大震災の時もそうですが、今回は津波にも襲われ、さらにパニック状態であったと思います。にも関わらず、略奪や犯罪など全くなく、配給物資を、または青空市場状態で販売されるスーパーの品を並んで買い物をしている姿は、私たちの目には普通に見えるのですが、外国の人からみると素晴らしいことなのです。それは、物質が豊かだからではありません。このような行為を自然にできるのが日本人だと思います。
中には外国籍の方もおられるかもしれませんが、一緒な土地に住み、空気を吸っていれば行動も似てくるというものです。いや、心が理解できるということでしょう。

また、三陸沖で起こった地震が、連動するかのように長野県に震度5、静岡県に震度6の地震を起こしています。日本列島は隅々に活断層が存在します。まだ発見されていない活断層もあるでしょう。その上、ユーラシアプレート、北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートという四つプレートがぶつかりあっている場所であり、地震が多発する地帯なのは知られたことです。

金沢という場所は、4年前に能登半島で地震があった時は久しぶりに大きく揺れましたが、本当に地震が少ないところです。今回も「めまい」がするような大きな揺れを感じた程度でした。

今回の宮城や岩手を襲った津波の映像は、その威力、迫力に、恐怖も加わり何とも言えない、言葉が出ないくらいの衝撃でした。「これは日本なのか!」と目を疑いたくなるような、信じたくないような気持ちでした。

自然は私たちに大きな恵みを与えてくれる反面、脅威にもなる、陰陽相反す面があるのだと実感します。

世界では、オーストラリアの洪水、ニュージーランドの地震、フィリピンの火山爆発、ハワイのキラウエア火山でも火山活動が活発化しており、太平洋を中心に何かが変化してきているように、そして、繋がっているように感じてしまいます。全て最近の出来事ですから。日本でも霧島連山の噴火がありました。

地球がどうかなってしまうのかと言う話ではありませんが、私たち人間も自然の一部であり、自然からの恵みで育つのです。地球も生きています。人間が自然の一部なら、地球や大自然にだって人間が反映されていると考えてもおかしくないでしょう。地球にも人間のように自己治癒力があるとしたらどうでしょうか。人間は自然と共生して生きることが原則なのです。

人間の胃壁は強い酸性の胃液を放出しながら、自分の細胞は粘膜で守っています。上手くできているのです。しかし、強いアルコールなどを胃に入れると、胃では消化されず一気に粘膜がはがれ落ちてしまいます。そんなことが続くと、びらんや潰瘍になるのです。
そのはがれ落ちた胃壁を電子顕微鏡でみると粘膜細胞が跡形もなくなくなっているそうです。しかし、奥の方で生き残った粘膜細胞同士が瀕死の状態ながら突起を伸ばし繋がり、手を取り合っていく。そして、その繋がりを保ちながら、どんどん増殖し、元の粘膜細胞に戻っていきます。これが自然治癒力です。

そうなのです。人間にはそんな力があるのです。それは胃だけではなく、身体全体にあり、なおかつ、それを積極的誘導するのは脳であり心なのです。すべてが繋がり大きな力のネットワークを形成しています。

そんな力が人間にあるんですね。心にもあるんですよ。そして、必ず自然治癒して元に戻る力があるんです。

「今」宮城や岩手が、福島が、青森が、北海道が、関東地方が、そのパワーを発揮する時です。そのために皆が力を合せています。これから、まだまだ大きな困難があると思いますが、それと同じくらい、大きなパワーが日本各地から世界から集まってくると思っています。私もその一員でありたいと思います。

「今」が日本の団結する時、日本の精神が試されている時だと思います。
ここが踏ん張りどころだと感じます。皆でどんな形でも、できることをやっていこうとする、そんな心が、行動が、大きなパワーであると思います。

とりとめもなく書いてきましたが、もう少し書きたいことがありますので、パート②へ行きます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます(感謝)。

二葉鍼灸療院 田中良和
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トランポリン 古 章子さん 文化講演会 参加 +α

2011年03月10日 | その他の活動
文化講演会 参加報告の付け足し(+α)です

☆ 本気と一生懸命は違う ☆

本気でするには、自らやらなければならない。
一生懸命するには、人にやらされていてもやれる。

本気ですると、いつでも苦しいと感じない。
一生懸命していても、苦しいと感じる。

本気ですると、不平・不満はいっさい出ない。
一生懸命していても、不平・不満は出る。

本気ですると、ヒラメキやアイデアが湧いてくる。
一生懸命していても、ヒラメキやアイデアが湧いてこない。

本気は、プラス思考で夢のある人だけがなれる。
一生懸命は、マイナス思考でもなれる。

同じ人間であっても、本気でするときと、一生懸命するときがある。
本気ですれば、たいていのことができる。本気ですれば面白い。
本気ですると誰かが助けてくれる。
夢が本気を生みだし、本気が夢を叶えてくれる。


素敵な言葉ですね~。

古さんの大好きな言葉さんでした。

二葉鍼灸療院 田中良和
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トランポリン 古 章子さん 文化講演会 参加 

2011年03月10日 | その他の活動
2月27日(日)、中央学術研修会を少し抜けて、(社)石川県柔道整復師会が開催する第11回 文化講演会に行ってきました。


 ホテル金沢玄関

この文化講演会に(社)石川県鍼灸マッサージ師会は、情報を広げ多くの市民の人に聴講して頂こうという柔整師会の意向を組んで、ポスター掲示とパンフ配布という形で協力させて頂いた経緯もあり、顔を出したのでした~。


 会長が用事で不在のためご挨拶される、柔整師会 副会長 川本先生

☆ 第11回 文化講演会 ☆

  日 時:平成23年2月27日(日)  午後1時~2時
  会 場:ホテル金沢 2階
  講 師:古 章子 氏  金沢学院大学 准教授
              (シドニーオリンピック トランポリン日本代表)
  演 題:スポーツ選手の「こころ」とケガ



 講師の古 章子さん

古さんは、3歳のころからトランポリンを始め、全日本選手権9連覇、そして、初めてオリンピック種目にトランポリンが採用されるようになったシドニーオリンピックで当時、ギリギリでメンバーに選ばれたにも関わらず、6位入賞を成し遂げるという輝かしい記録を持っている人物です。
現在は、金沢学院大学でスポーツ心理学を研究しながら、後身の選手育成に指導者として取り組んでいます。金沢市出身です。確か当院と家が近かったと思いましたが…。

そんな講演会の中で勉強したことを少し書いておきます。

●10年前に放送されたテレビ画像が冒頭に流された『苦節24年 トランポリン人生』という題名だった。先ほど書いたシドニーオリンピックでの最高の演技で6位入賞するまで物語だった。映像と古さんの話かから「普通の練習では普通の選手」ということが強く感じられた。



●「こころ」とケガは強い繋がりを持っている。
  ・シドニーオリンピックまでの一年間、死にもの狂いで、命をかけて高みを目指す。
  ・オリンピック後、全日本選手権10連覇がかかった大会では、39℃の高熱が出て競技にならず
   敗退。
  ・アテネオリンピックを目指すも、仙骨疲労骨折などアクシデントもあり一年間腰痛で練習できない。
    ↓
   アテネには出場できず。
 自身の体験などもあり、シドニーオリンピックで最高の演技ができ、燃え尽き症候群となり、練習でもモチベーションがあがってこないことに気づくが、なかなか克服できない。注意力や消極的な「こころ」が出て痛みやケガが発症してしまう。「こころ」の問題、心理状態とケガは強い結びつきがある。

●また、現在、女子高校選手権3連覇を果たしたフタキ選手(漢字が分からないのでカタカナで)が2連覇を果たした後、目標を見失い、ケガをよくしたことから、目標設定を変えてあげる、「自己ベストを更新していくこと」のように発想転換してあげたところ、ケガも回復、高校3連覇に繋がったことを話された。

●スポーツ傷害とは、「スポーツ選手にとって、競技活動の中で経験するケガは、体の問題であると同時に、心の問題である」と出典は忘れたがスポーツ専門書に書いてある。

●強いストレスとなる心と身体状態とは…
 ・周囲との人間関係  ・指導者からのプレッシャー
 ・うまく考えたようにいかない  ・ケガ
 ・ロストスキルシンドローム(ある日、突然技に入れなくなる)
   →古さんの大学での修士論文であり、研究課題であるようです。
 ・イップス(整形外科など病理学的には問題がないのに、痛みが取れない、力が上手く入らない)
 ・分裂症(体操などでは、昨日まで出来ていたバック転が突然できなくなる)
 ・食行動異常(女性に多い。女子フィギュアスケートの鈴木選手もそうだった)
 ・体調不良

●日本スポーツ心理学会の認定メンタルトレーナーは日本に120~130人程度しかいない。

●悪循環に陥った心理状態を解き放つには…
 ・傾聴する。しっかり悩みを聴いてあげる。
 ・いかに本気にさせることができるか。
 ・選手にあった動機づけを行う。
 ・ストレスマネジメント(身体的・環境的ケア)

●ジム・レイアーの心理状態の四段階
 ①あきらめ、言い訳  ②怒り、恐れ  ③緊張、あがり
 ④チャレンジ(理想的)
 要は、どんな選手でも段階があるということ。焦らずに着実に進むことが大切。

●固定観念にとらわれず、様々な角度から選手をみる必要がある。



講演の途中、
「皆さんはスポーツ選手を治療する際、どんなことを心がけたり、注意して話していますか?どんなことでもいいですから教えて頂けますか
という問いかけがあったので…(あまり挙手がなかったので)
盛り上げる意味も込めて、私は、

「その考えいいね~」「やれるじゃない」ってできる限り選手を褒めるように心がけています。と答えました。

●また、最後でも、あたくしは3つほど欲張って質問。
①シドニーオリンピックでの競技はどんな気持ちでやっていたのか。
②調子がどん底の時に、這い上がるきっかけとなった、感動した指導者の一言とは。
③選手それぞれ性格が違えば、言葉一つの捉え方も違う。心理学的に対処方法はあるのか。

≪古さんからの回答≫
①当時、上位を期待されていた男子トランポリンの中田選手(現在プロ)と一緒に行動していた。注目は中田選手だったので、終始、比較的落ちついて競技に臨めた。
また、選手村から夜空を見上げるとすごく星がキレイだった。心がクリアになり、と同時に周囲の人への感謝の気持ちを強く感じるようになっていた。
②「転んでも、ただでは起き上がるな」常に選手の時に頭にあり、常に言われ続けた言葉。この言葉に救われることが多かった。
③ある水泳の指導者が提唱している、感覚系と理論系の選手を見分ける方法の話があった。「大きい」という字を書いてみる方法であるが、古さんも選手に行い「なるほど」と思っているようだ。

たいへん勉強になりました。ありがとうございます

この話を聴講し、再び社会福祉会館の中央学術研修会にカムバックしたのでした~

二葉鍼灸療院 田中良和
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第5回 中央学術研修会  「変形徒手矯正術」 参加

2011年03月10日 | 鍼灸
2月27日(日)、臨時総会終了後、石川県鍼灸マッサージ師会の第5回中央学術研修会が開催されましたので参加しました。

☆ 第5回中央学術研修会 ☆
 
  日 時:平成23年2月27日(日)  午前11時~午後5時
                   (正午から午後1時まで休憩)
  会 場:石川県社会福祉会館 4階 中ホール
  講 師:木村喜三郎 先生  関西医療学園
  演 題:足関節と足部及び膝関節および所謂肩関節の変形徒手矯正術
                        (多くは実技指導の時間にあてる)



 司会の中田先生  (前夜祭ではNKH先生 

木村先生は、はり、きゅう、あん摩・マッサージ・指圧師の免許に加え、柔道整復師、理学療法士の免許を持つ先生です。今回の話は鍼灸ではなく、木村先生がメインでやっているあん摩・マッサージ・指圧・リハビリのお話でした。


 講師の木村先生  大阪のオッチャン(失礼なこと言ってます)って感じ

ようは、あん摩・マッサージ・指圧は、最高の治療法なんですよということを言いたかった研修会です。あまりにも簡単すぎるかな。

あん摩・マッサージ・指圧、そして関節運動を主にした研修会というのは少ないのであるが、今回、臨時総会の後ということもあって40名ほどの参加者でした。多いほうですね。こんな計画にでもしないと皆さん勉強会や講習会に参加されないのかもしれません。残念なことですが、これが鍼灸師、あん摩・マッサージ・指圧師の現状です。資質の向上を図るため暇を惜しんで勉強されている先生もいます。これも真実です。

どこの世界や業界でも一緒なのかもしれませんね。

まず、気づきのたくさんある研修会でした。基本的な解剖学的な説明などで復習もできましたが、骨格、関節の相互作用や、変形徒手矯正術といいますが、あん摩・マッサージ・指圧の歴史も勉強になりました。

体を診る時は、鍼灸もあん摩も関係ありません。またあん摩の感覚が鍼灸にも活かされるのです。これは修業時代に師匠に身を持って教えられましたので、言葉ではなく実感として分かるのです。

技術的ものは別として、研修会の中で勉強になったことを書いておきましょう。私の考えなども交えてですけど。



●奈良時代初期、大宝律令(701年)の医事制度の中に按摩博士、按摩師、按摩生が存在し、医療の一分科として位置付けられていた。その際には、骨折学や包帯学も学んでいた。そんなことを考えると、現在のあん摩・マッサージ・指圧師の意識はどうか?医療をやっているという自覚と責任はあるのか?

●大阪の太田晋斎が文政10年に記した『按腹図解』には、解釈の術(現在の揉捏法)、調摩の術(現在の軽擦法)、利関の術(現在の関節運動法)の三術を持って施術していたことが分かり、その記載の中には、筋肉を三味線の弦に例えていることが多いという。筋線維を三味線の弦のように直角にはじくことによって緊張していた筋が緩むことが分かっているので、それを例えて言っていたのではないかということ。

●明治20年、リハビリを最初に取り入れた病院は広島の博愛病院であり、フランス流マッサージを後療法として取り入れる。そこから医大病院や総合病院が応用するようになった。その時の従事者は、あん摩・マッサージ・指圧師であった。しかし、現在では総合病院には、あん摩・マッサージ・指圧師が皆無であるのが現状である。

●総合病院などでチームの一員として働くには、①医療を共通言語で話すことができ、②皆に理解できる仕事内容であること、③治療の原理を説明できること、などがあげられる。

●あん摩・マッサージ・指圧、関節運動を行うには、関節の名称、関節の動き、役目、筋肉の構造、起始・停止などを知る機能解剖学が必須である。活きた筋肉を知ることが重要。酔耀会の勉強方針に間違いはないということですね。

●木村先生の言葉「免許を持っている人間が免許にあぐらをかいているから、無免許者が氾濫し、職域が狭くなってくるんよ」すべて自分たちの責任である。行動しないと何も始まらない。まずは資質向上のため勉強しに歩くこと。

●これも木村先生の言葉「だんだんと学ぶ姿勢がなくなる。素直に学ぶ時は学ぶことが大事やで」学ぶ時は、自分の柱はドンと揺るがさないことが大切ですが、素直にこんなこともあるんかと勉強する姿勢が大切。

●上肢の症状、肩こりの時など肩や腕に症状がある時は、必ず握力を検査する。握力は左右差をみる時、筋の状態だけではなく、大脳の状態などを知る時も大切なんだよね~。

●病気=病+気。病は医療者が手を施してあげ、気は患者さまが自身で治すもの。お互いの協力関係が大切。

●また木村先生の言葉「一日3・4人施術するのも院長先生、一日120人施術するのも院長先生なんよ。どっちがええ」木村先生のところは多くの従業員を雇い、120名の患者さんがご来院されているということ。ということは、商売上手を差し引いても、それだけの患者さまが信頼して来院されるということは、勉強、勉強、そして人間作りなんだろう。志を持つというか、目的意識をどこに置くかということなんだろう。


 実技の様子

その他、実技では多くの手技を指導して頂いた。明日の臨床から役立てて頂きたいということで真剣に指導して頂いた。そんなすぐに明日役立つもんなんてあるんかと思うのですが、日頃から努力している人には、明日から利用できる気づきが満載なんですな~。

本日も忙しい一日でしたが、充実した、実り多い一日であったので~す

二葉鍼灸療院 田中良和
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箕島高校元監督  尾藤 公さん 旅立つ

2011年03月10日 | 高校野球
箕島高校元監督 尾藤 公さんがお亡くなりになりました。

箕島高校の名前、和歌山県の高校野球を全国に知らしめた監督です。甲子園の春夏連覇、4度の日本一と、素晴らしい戦績を残されています。

人柄も、報道にあるように、また、星稜高校野球部 総監督の山下智茂 先生がよく話されていたように、素晴らしい人物であったとお聞きしております。

なんといっても星稜高校野球部の卒業生にとっては、ずいぶん昔の試合ではありますが、高校野球史上に残る名勝負を繰り広げた、あの 星稜-箕島戦 延長18回の死闘 は特別なものとなっています。

1979年 夏の甲子園 星稜-箕島 3回戦

1979年と言いますから、私は小学校4年生。ちょうど本格的に少年野球を始めた時でした。
この試合は観ていました。が、この試合の記憶というものはありません。テレビの画面が記憶に残っている程度です。でも、この試合で何かワクワク、ドキドキ、野球の魅力を感じたのは確かです。そして、星稜高校で野球をしようと、野球をやるにつけ思うようになってきました。この試合は、そのきっかけだったように思いますね。

星稜高校に家が近かったのもありますが

でも、本当にすごい試合です。今、当時の映像を観ても興奮します。野球の醍醐味というか、何か大きな力が働いているような、ドラマを観ているような感覚さえ感じます。『神様が創った試合』にも書いてありますが。

尾藤さんとお会いしたのは2006年だったか、07年だったか、星稜が北信越大会に出場し、帯同して行った時だったと思います。私が山下総監督の傍にいて、尾藤さんが総監督に声をかけた時が初顔合わせでした。「うちのトレーナーやってもらってる卒業生です」と山下総監督に紹介して頂き、少し言葉を交わし、「これからもトレーナーの仕事頑張ってね」と言われたことを思いだしました。

と言っても、その時だけだったんですが、気力は漲っていましたが、顔色は悪かったな~と印象に残っています。確か病気から回復した後だったと思ったのですが。でも、本当に大らかで優しい空気を持っていらっしゃる方だなと思いました。

長年、高校野球界を先導して頂き、本当に感謝です。
体も辛かったと思いますが、ゆっくりと休んで頂き、あちらの世界でも野球を広めてもらいたいな~と思います。人生の幕引きには早すぎる68歳という年齢ではあったと思いますが、わが人生に悔いなしだと思います。

これから私も、あちらの世界に旅立つまで高校野球に関わっていきたいと思っています。

箕島高校元監督 尾藤 公さんのご冥福を心よりお祈りいたしたいと思います。

二葉鍼灸療院 田中良和
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石川県鍼灸マッサージ師会 臨時総会

2011年03月10日 | 鍼灸
石川県鍼灸マッサージ師会の平成22年度 臨時総会が開催されましたので、参加しました。

☆(社)石川県鍼灸マッサージ師会 臨時総会 ☆

 日 時:平成23年2月27日(日) 午前10時~11時
 会 場:石川県社会福祉会館 4階 中ホール


昨年度からこの時期行われている総会であり、5月の通常総会までに事業がいくつかあるので、計画や予算などのおおよそのものを決めておきたいということから始まったのです。

参加者は全会員の5分の一強といったところでしょうか。委任状を出しておけばいいという問題でもないと思いますが。これからはどの業界でも自分のことだけでいいという考えで仕事をしていると大変なことになる世の中になるんですがね。
自分の足元を固めることは大事ですが、基本は「世のため、人のため」なんですね。


 役員の皆さま


 議長の豊島先生(酔耀会)  副議長の宮川先生(酔耀会)


 ご挨拶する県師会の事務員 梅さん

臨時総会の前に、本年度(来年度へ少しずれ込みますが)で、お家のご都合により事務員の仕事を辞められる梅さんに、当会から感謝状と金一封が贈呈されました。いろいろと細かい仕事をして頂き、本当に助かったのでした。広報局長である私もだいぶ甘えていましたね。
10年間、石川県鍼灸マッサージ師会の事務員の仕事をして頂きました。本当にありがとうございます

議案も無事すすみ…

最後に、総会最大の議案、役員改選に。

新会長に、現 副会長であり総務部長であった常盤先生が就任することで決定しました。

どうも私は、その後を引き継いで総務部長になるような…そんな空気が漂っています。広報局長は今年度でおしまいで~す。2年間、会報を作成する過程でいろいろ勉強になったと思いますね。ブログを始めたきっかけも、この記録ためにというのが一つあったんですよね。
今ではブログが少し癖になっていますが。


 来年度からの新会長 常盤先生

来年度も忙しい一年になりそうな予感で~す

二葉鍼灸療院 田中良和
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第5回 中央学術研修会  「変形徒手矯正術」 前夜祭

2011年03月10日 | 鍼灸
2月26日(土)、明日の学術研修会の講師の先生を招いて、前夜祭が開催されました。

私も参加しました。

いつもながら、こんな時ほど患者さまが診療終了間際にかたまってしまい、午後7時スタートでしたが、40分ほど遅刻してしまいました。

まず、そこで有り難い教えの一撃

私の尊敬する、この仕事のきっかけを作って頂いた先生から…

「まず時間に遅れるなんてまったく問題にならない。特に講師の先生の接待ならなおさらだ。失礼だよ。」

まったく当然のお叱り。ここが私のまだまだ甘いところなんです。反省1

「接待する講師の先生も、接待する側も皆、キミより年上でベテランだろ。時間にルーズだということは、そんな人間だと思われてしまうぞ。いくら口でキレイごと言ったり、会報に書いてあるような(編集後記で私の考えを書いてあるもの 広報局長だもんで…)立派なことを主張していても、行動で示さなければ全くナンセンスだよ」

配慮、心配り、その点の物事に対する注意力が欠けていました。反省2

という、まあ基本的なことではあるんだけど、最近少し注意力が足らなかった所を指摘して頂き有り難い限りです。叱って頂ける人物がいるということは本当に感謝することです。しかし、できるだけ大事な人たちには、あまりそんなこと言わせないようにしないとね と、心を引き締めたのでした。

プロローグはこんな所ですかね

明日の学術研修会を前に、関西医療学園の講師であり、全日本鍼灸マッサージ師会の理事もされている木村喜三郎 先生を囲んで親睦会が行われました。

大阪の先生らしく、非常に弁が立つ先生で、話が面白いんです。大阪というと商人の街というイメージがありますから、「商売、商売してるんちゃうやろか(大阪弁)」と思っていたところ、そんな部分は経営者であるから、あるのは当然ですが、これが、鍼灸マッサージへの思いとか、人生に対する考え方にブレがなく、軸がしっかり見てとれる、会話の中にもそんなエッセンスがある内容だったんですね。

研修会ではなく、こんな場でしか聞けない話もあるわけです

あん摩・マッサージ・指圧に対する考え方、弟子というか従業員をどう指導していくかという先生なりの方法、広げていくべき人付き合い、経営の方針など、会話の中で木村先生から得るところがたいへん多かったんですよ。これが正しいか、正しくないか、それは人それぞれ、ものの捉え方、考え方が違うから分かりませんが、自分の心が刺激を受けたことは確かかな~と思いましたね。

これを上手く、人生や仕事に活かしていくことが大切ですね

一軒目は金沢市片町、109の裏にある『さわの』さん。日本料理、割烹になるのかな。うなぎが美味しいお店らしいです。うなぎは出ませんでしたが、お刺身や最後のカニ雑炊もなかなか美味しかったです。写真はありませ~ん

二軒目は、『B・B』、スナックとラウンジの区別はついていませんが、そんなお店です。そこで木村先生に、さらに飲んで、歌って、頂き、気持ちよくディープな話に突入していくのでした。

三軒目は、馬車がカボチャに変わってしまうので、そんな時間にお開きとなり、講師の先生以下、ほとんどの先生は明日もあるので帰路へ。私とNKH先生、MMY先生、そして、遅くまで残ってくれたAKB49の女性3人で、

「麺が食べたい

ということで、名前は忘れたましたがラーメン居酒屋へ行きました。


 ここで注文した「醬油ラーメン」

お酒で脳の満腹中枢が麻痺しているわけです。お酒の後の麺これがまた美味しいんですよね。その分、補充されたラーメンエネルギーは、お腹や内臓の周りに充填しますけど…

そこで、本当のお開きとなり、岐路についたのでした…
これで、明日の学術研修会の前座が終了しました。んん~前座か?これ

そーいえば、この後、MMY先生ともう一杯飲んだ気もするんですけど~

まあ、いっか ということで おしまい。

二葉鍼灸療院 田中良和
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酔耀会(鍼灸手技療法勉強会) 平成23年 2月 ② 

2011年03月09日 | 酔耀会(すいようかい)
2月23日(水)、酔耀会の報告の続きです。

☆ 内 容 ☆

・実 技 「筋肉を触ろう!」

【粟 先生 担当】
今月の筋肉は「頸板状筋」と「頭板状筋」。
この筋肉は首の奥にあり、胸椎と頸椎をつなぐ、いわゆる頭を後ろから引っ張り上げている筋肉。引っ張り上げているという表現は違うかもしれないが、頭部を支えている筋肉だ。頭痛や肩こりなどにも重要な筋肉でもある。


 実技の様子 その一

日頃はそんな筋肉を意識して治療してなかったかもしれない。実技でしっかり触診することで、筋肉の起始・停止が確認され、どんな動きをする筋肉なのか、どの筋肉と同じよな働きをし、どの筋肉と働きとして関連があるのかという機能解剖が認識できる。また経穴(ツボ)との関連を筋肉から探ることもできるのだ~。日頃患者さまをゴリゴリ遠慮なしに触れない分、ここで勉強するのだ



 実技の様子 その二

だんだん仲間が集まり、集まれば、集まるほどパワーも生まれるというもの。そう切磋琢磨するパワーです。

”徳に進み業を修む”
≪「徳」とは、良き人格や善き行いのための要件となるもの。
  自分がどうあるべきか、どういう振る舞いをしなければならないか
  を指し示し、自分の質を向上させるものである。
  また、この質にも、人間的な質、技術的な質、仕事の質などいろいろあるが、
  日々、志した「質」の向上を目指して
  自分の日々の仕事を修めることが大切である。
  それを「修業」という。≫

と『易経』に書かれています。

酔耀会の本文は、お互い小さい力だけど、皆が知識や技術、思考、夢なども持ち寄り、お互いを刺激しあい、「質」を向上させていくことにあるんですよね。人間的にも、仕事でも

発表があるとたいへんだけど、来月の酔耀会も楽しみなのでした~

二葉鍼灸療院 田中良和
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