トレーナー活動編に引き続き、第105回全国高校野球選手権大会のトレーナー活動記について書かせていただいております
第105回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)トレーナー活動記~トレーナー活動編~
山下監督の試合前のノック ノックバットに秘話あり
大会第5日目 第3試合(2回戦) 14時19分試合開始 観衆:11000人
星稜高校 創成館高校(長崎) 試合時間;2時間6分
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
星 稜 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
創成館 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 6 |
スコアをみても分るとおり、序盤に流れをつかめなかったこと、投手の投球が試合の流れを作れなかったことで序盤から創成館優位で試合が進められました。
打撃でも序盤、相手の福盛投手の術中にはまり、練習通りの打撃ができなかったことが序盤・・・試合全体の流れを決定づけました。
エースが自責点6で、甲子園で勝つとなると相当大きな分岐点がないと難しいかなと。
星稜は、四死球8、失策3と滞る部分が多くありました。
そこにうまく絡んでいった、創成館が5安打ですが流れを掴んでいったわけです。
中盤から終盤は、継投した2年生の佐宗投手、3年生の中山投手が試合のリズムをつくり、終盤の攻撃でエースの武内選手の2ランホームランなどで反撃に出るも時すでに遅く、試合をひっくり返すまでには到りませんでした。
試合の流れ、特にこの甲子園という場所は、いつもの地方大会とは雰囲気など全然違います。甲子園の神様は、選手たちには女神を降臨させたり、魔物を降臨させたりして選手たちを試すのです。
その試練を乗り越えたところに勝利があります。
コロナが明けての久しぶりの制限無しの応援でした。
多くの皆様の応援に感謝
そして、この雰囲気、やっぱり高校野球が大好きです
試合には負けてしまいましたが、苦しみながら石川県大会を勝ち進み、いろいろなことを乗り越えて、この甲子園で試合を披露することができた星稜高校野球部の選手たち、また、スタッフの皆様を称えたいと思います。
お疲れさまでした
阪神甲子園球場のバックスクリーン後方にある「素戔嗚尊神社」に、再び甲子園へ来ることを約束するため手を合わせ(金沢への帰りにおみやげを買いにきた時ですが・・・)、夏の甲子園球場をあとにしました。
今回、令和5年11月に開催された、第54回明治神宮野球大会~高校の部~で星稜高校は優勝。
秋の時点では日本一となった星稜高校野球部ですが、春の選抜高校野球大会での活躍が楽しみです。
私も全力で選手たちをサポートします
最後までお読みいただき、ありがとうございます