二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

第105回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)トレーナー活動記~試合編~

2024年02月17日 | 高校野球

 トレーナー活動編に引き続き、第105回全国高校野球選手権大会のトレーナー活動記について書かせていただいております

第105回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)トレーナー活動記~トレーナー活動編~

 

 

    

山下監督の試合前のノック ノックバットに秘話あり

 

大会第5日目 第3試合(2回戦) 14時19分試合開始 観衆:11000人

 星稜高校  創成館高校(長崎) 試合時間;2時間6分

   1   2   3   4   5   6   7   8   9   計 
星 稜 0 0 0 0 0 1 0 0 2 3
創成館 2 4 0 0 0 0 0 0 X 6

 

 スコアをみても分るとおり、序盤に流れをつかめなかったこと、投手の投球が試合の流れを作れなかったことで序盤から創成館優位で試合が進められました。

 打撃でも序盤、相手の福盛投手の術中にはまり、練習通りの打撃ができなかったことが序盤・・・試合全体の流れを決定づけました。

 エースが自責点6で、甲子園で勝つとなると相当大きな分岐点がないと難しいかなと。

 星稜は、四死球8、失策3と滞る部分が多くありました。

 そこにうまく絡んでいった、創成館が5安打ですが流れを掴んでいったわけです。

 

 中盤から終盤は、継投した2年生の佐宗投手、3年生の中山投手が試合のリズムをつくり、終盤の攻撃でエースの武内選手の2ランホームランなどで反撃に出るも時すでに遅く、試合をひっくり返すまでには到りませんでした。

 試合の流れ、特にこの甲子園という場所は、いつもの地方大会とは雰囲気など全然違います。甲子園の神様は、選手たちには女神を降臨させたり、魔物を降臨させたりして選手たちを試すのです。

 その試練を乗り越えたところに勝利があります。

      

 コロナが明けての久しぶりの制限無しの応援でした。

 多くの皆様の応援に感謝

 そして、この雰囲気、やっぱり高校野球が大好きです

 試合には負けてしまいましたが、苦しみながら石川県大会を勝ち進み、いろいろなことを乗り越えて、この甲子園で試合を披露することができた星稜高校野球部の選手たち、また、スタッフの皆様を称えたいと思います。

 お疲れさまでした

 阪神甲子園球場のバックスクリーン後方にある「素戔嗚尊神社」に、再び甲子園へ来ることを約束するため手を合わせ(金沢への帰りにおみやげを買いにきた時ですが・・・)、夏の甲子園球場をあとにしました。

 

 今回、令和5年11月に開催された、第54回明治神宮野球大会~高校の部~で星稜高校は優勝。

 秋の時点では日本一となった星稜高校野球部ですが、春の選抜高校野球大会での活躍が楽しみです。

 私も全力で選手たちをサポートします

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます 

 

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第105回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)トレーナー活動記~トレーナー活動編~

2024年02月15日 | 高校野球

 お久しぶり投稿です

 皆様、お身体と心の調子はいかがでしょうか。

 元旦の能登半島地震から大きく令和6年の生活が大きく変化している状況です。

 これをどう捉えていくのか、この状況をきっけに、どのような人生づくりをしていくのか、自分が良いと思うことも悪いと思うことも、大きな変化は自分や世の中の成長や発展を促す何かなのかなと感じています。

 

 さて、星稜高校野球部第96回選抜高校野球大会(春の甲子園大会)への出場が決まりました。

 3月8日が組み合わせ抽選となりますが、今大会も星稜高校野球部へトレーナーとして同行する予定にしていますので、昨夏の大会を振り返りながら、より良きトレーナー活動のために記録しておきたいと思います。

 

 第105回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)トレーナー活動記

 令和5年の夏の甲子園大会は、2019年夏以来、久しぶりに星稜高校野球部にトレーナー同行しました。

 選手とともに大会期間中をトレーナーとして過ごすことは、本当にワクワクし興奮する時間であり、毎回が貴重な経験となります。

 行動するということは、そこから何かを得られるということ。

 

 組み合わせ抽選では、初戦が大会5日目第3試合ということで、8月8日に宿舎に入るよう金沢を車で出発しました。

 対戦相手は、長崎県代表の創成館高校ということで、89回大会の時に初戦で対戦した長崎日大高校以来の長崎県勢との試合となります。

 当時のチームは、投手が元読売ジャイアンツの高木投手、ファーストを守っていたのが楽天ゴールデンイーグルスの島内選手という顔ぶれでした。

 結果は1-3で負けでした。今回も勝利することができませんでした。

 

 今回も選手と一緒にホテルで宿泊し、一室をトレーナールームとして用意いただいての活動です。

 2人同時に施術を行ないます

鍼とマッサージを中心に行ないます 

 早朝に到着してトレーナールームを準備。

 少し休憩後、選手の練習について練習会場へ。

 選手の動きをみることは基本中の基本ですから。

 しかし、日頃の練習からちゃんと選手の動きや身体の状態を把握しておくことが重要であり、そのときだけ選手の動きをみても比較できないので正確な情報に気づくことができない、と私は思ってます。

 そういう意味では、今回の大会については私の情報収集不足という部分があったのが大反省点でした。

   

 8月8日の練習会場は豊中ローズ球場

 練習を見ながら、選手とコミュニケーションを取りながら、+練習やグランド整備を手伝いながら2~3時間ほどの練習を過ごします。

 この場所では練習を見ながらですが、選手とのコミュニケーションをとる大事な時間です。

 そして宿舎へ帰ってからは投手と捕手からケアに入ります。

 トレーナールームではだいたいプロ野球などスポーツを観ながらケアします。

 で、OBが出場していたりすると盛り上がるわけです。

 今も、プロ野球に入団したOBの選手の皆様が活躍してくれているのは嬉しい限りです。そしてテンションが上がります

 2019年、準優勝した頃は、全英オープンで渋野日向子選手が優勝した年だったな~と思い出しました。

2019 夏 第101回全国高校野球選手権大会 トレーナー活動記 トレーナー活動編

 

 8月9日の練習会場は、津門公園野球場

 

 試合前日の練習は多くの記者が取材に来るので、明日は試合なんだな~と周囲も選手たちも実感する、そんな練習時間となります。

 選手個人で正確も違いますし、調整方法も違いますし、試合前日から当日の過ごし方も違うので、どのような状態が試合に最高のパフォーマンスを発揮するためにより良い状態なのかはそれぞれ違うのだと思います。が、大事なのは、いつも通り練習に取組み、そして、気持ちを試合に向け高めていけるかということだと思います。

 そんなことを思いながら私は、練習を観て、選手と対話しながら、宿舎に帰ってからケアを行ないます。 

 どんな状況でも全力を尽くす。

 これは選手たちだけではなくトレーナーも同様のこと。トレーナールームというフィールドで少しでも長く活動したいと思いを込めながら、リラックス&モチベーションアゲアゲにできるように尽力します。

 

 3年ぶりの甲子園大会へ同行してのトレーナー活動は心地よい疲労感を感じながら、3日間で終了しました。

 今大会の反省点を胸に第96回選抜高校野球大会のトレーナー活動をより良いものにしていきます。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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