二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

星稜高校野球部 第90回記念選抜高校野球大会へ13年ぶり出場!

2018年01月27日 | 高校野球

 久しぶりに雪国らしい天気の金沢に朗報が届きました

 第90回記念選抜高校野球大会の選考が1月26日に行われ、星稜高校野球部が13年ぶり12回目の春の甲子園出場が決まりました。

 本当は、昨秋の北信越地区高校野球石川県大会や、福井で行われた北信越地区高校野球大会のトレーナー帯同記を、発表の前に書きたかったのですが、何かとドタバタしており、発表の方が先になってしまいました。

 近日中には書く予定にしております

 さて、星稜高校が前回、春の選抜甲子園大会に出場したのは2005年でした。その時も帯同させていただいたことを思い浮かべます。監督は現名誉監督の山下智茂先生でした。大阪滞在の練習中に雪が舞っていた覚えがあり、寒かったです。その時は、九州地区代表の神村学園(鹿児島)に5-3で惜しくも勝利を得ることができませんでした。

 2018年の春、どんな試合を展開してくれるか楽しみでもあります。

 私も、さらに選手がベストな状態でプレーできるように体調管理等、尽力させていただくつもりでいます

 星稜高校野球部としては、昨年暮れに、星稜出身で亜細亜大学で活躍した北村拓己さん読売ジャイアンツに4位でドラフト指名を受けました。そして、近々では、原 辰徳、金本和憲さんなど監督経験者の皆様とともに、星稜出身の皆様よくご存じの松井秀喜さんが野球殿堂入りを果たしました。


 星稜野球部にとっては、昨秋から、いい氣の流れが来ています。それも選手が一生懸命練習し、スタッフが選手のために一生懸命考え指導し、OBがそれぞれの分野で一生懸命、努力している結果なのだろうと思います

 そのような流れの中の記念大会への出場・・・林監督もさぞプレッシャーがあることだろうと思います。そのあたりもサポートしていければと思います。

 

 ちなみに今回の第90回記念選抜高校野球大会36校の出場校は・・・

 駒大苫小牧  北海道  4年ぶり4回目   北海道

 花巻東     岩 手  6年ぶり3回目    東 北

 日大山形    山 形  36年ぶり4回目   東 北

 聖光学院    福 島  5年ぶり5回目    東 北

 明秀日立    茨 城  初出場        関 東

 国学院栃木   栃 木  18年ぶり4回目  関 東

 中央学院    千 葉   初出場       関 東

 日大三      東 京  2年連続20回目  東 京

 慶  応     神奈川  9年ぶり9回目   関 東

 東海大相模   神奈川  7年ぶり10回目  関 東

 日本航空石川  石 川  初出場       北信越

 星 稜       石 川  13年ぶり12回目 北信越 

 富山商      富 山  9年ぶり6回目   北信越

 静 岡      静 岡  2年連続17回目   東 海

 東 邦      愛 知  2年ぶり29回目   東 海

 三 重      三 重  4年ぶり13回目   東 海

 近 江      滋 賀  3年ぶり5回目    近 畿

 彦根東      滋 賀  9年ぶり4回目    近 畿

 乙 訓      京 都  初出場         近 畿

 智辯学園    奈 良  3年連続12回目   近 畿

 智辯和歌山  和歌山  4年ぶり12回目    近 畿

 大阪桐蔭    大 阪  4年連続10回目   近 畿

 おかやま山陽 岡 山  初出場         中 国

 瀬戸内     広 島  27年ぶり3回目    中 国

 下関国際    山 口  初出場         中 国

 英 明      香 川  3年ぶり2回目    四 国

 松山聖陵    愛 媛  初出場         四 国

 高 知      高 知  5年ぶり18回目   四 国 

 明徳義塾    高 知  3年連続18回目   四 国

 東 筑      福 岡  20年ぶり3回目   九 州

 創成館      長 崎  4年ぶり3回目   九 州

 延岡学園    宮 崎  12年ぶり3回目   九 州

 富 島      宮 崎  初出場        九 州

 由利工      秋 田  初出場        21世紀枠

 膳 所      滋 賀   59年ぶり4回目  21世紀枠

 伊万里      佐 賀  初出場        21世紀枠 

 以上のような顔ぶれとなりました。

 どこと対戦しても全力を出すのみなのですが、明治神宮大会優勝校の明徳義塾や、昨年の覇者である大阪桐蔭、また、全国高校サッカー選手権で星稜高校サッカー部に勝利した明秀日立と対戦できると面白いなと個人的には思っています。

 そして、できれば上位で日本航空高校と石川県対決をしてみたいものです。

 昨日、日本航空高校のトレーナーを務められている、柔道整復師でJASA-ATのK先生とラインで連絡し、お互いの健闘を誓いました
 石川のトレーナー業界は業種を問わず、いい関係づくりが出来ています。そんな関係を大事にしつつ、切磋琢磨しております。そして、このような大きな大会においても、このように喜べあえるのは、たいへん有難いことだと感じます

 

 大会は3月23日(金)~4月4日(水)にかけて紫紺の優勝旗をかけて熱い戦いが繰り広げられます。

 組み合わせ抽選は、3月16日(金)です。

 おそらくトレーナー帯同させていただくと思います。その際は、また診療時間の変更ならびに休診などが出てきます。通院していただいてる患者さんにはご迷惑をおかけすると思いますが、ご容赦いただきたく、よろしくお願いいたします

 

 さて、いろいろと早目にやることもたくさんになってきました。トレーナー活動ばかりでなく、鍼灸業界や鍼灸学会の活動もあり、私的なことも、いろいろ前倒しで進めていかなくてはいけません

 嬉しい悲鳴です

 選手が全力でプレーできるように私も精進していきますので、星稜ファンの皆様、また応援よろしくお願いいたします

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

 

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平成30年 二葉鍼灸療院 新年のご挨拶&西郷隆盛さんの言葉

2018年01月06日 | 鍼灸

 平成30年を迎えました

 皆様、新年あけまして、おめでとうございます

 これまで出逢った皆様、また、本年も多くの皆様との出逢いがあることと思います。その出逢いに感謝いたしますとともに、病や多くの症状に苦しむ皆様が鍼灸治療を通じて、その苦痛から解放されますように、また、健康管理(維持・増進)にご利用いただき、皆様が自分のやりたいことを楽しくできますように、笑顔あふれる人生を送れますように、精進させていただきたいと思います。

 また、私自身、皆様のご要望にお応えできますように、常に脱皮し、成長し、学(知識)や術(技術)、道(人間力)に対してたゆまぬ努力を惜しまず行動していきます。

 今年の二葉鍼灸療院(金沢)の診療の柱はこれまでと変わりません

 スポーツ障害・予防に対する鍼灸

 今年も野球を中心に、スポーツでの身体の動きや生理機能の知識を集積し、特に、小学生、中学生、高校生など成長期のスポーツ選手(学生)が、怪我をしない身体づくり、症状が早期に軽減されるための鍼灸の技術を高めていきたいと思います。

 また、肘肩痛の予防のため、さらなる勉強を重ね、学生の皆様が全力でスポーツを行える環境づくりと、その支えとなっていきます。これは野球に限ったことではなく、様々なスポーツにおいて、当院への来院等ご縁があった皆様に対しては、結果を出せる私自身であるため精進します。

 そして、本年は、第90回記念選抜高校野球大会(春の甲子園)にトレーナーをさせていただいております星稜高校野球部の出場が濃厚となっております。そちらへ帯同予定にしておりますので、選手が北信越代表として力を発揮できますようにサポートしていきます。

 

 妊活をサポートし、妊娠しやすい身体づくりと出産など周産期に対する鍼灸

 新年から嬉しいご報告がありました。

 ご家族の幸せな写真が載った年賀状が届きました。

 金沢には旦那様の転勤で約3年・・・4年だったかおいでになりましたが、お一人目を30歳前半で、お二人目を中盤で体外受精-胚移植により妊娠、出産されました。その間、当院もご利用になり、妊娠しやすい身体づくりのお手伝いをさせていただきました。

 昨年、転勤で関東の方へ移られ、無事出産された報告をいただきました

 県内のやや遠方より通院されていた30代の患者さん。この方も、お一人目、お二人目ともに当院もご利用いただきながら、体外受精-胚移植により妊娠、出産され、お二人のママとなりました。

 妊娠、出産までの期間において、微力ながら鍼灸で身体づくりのサポートができたことに感謝するとともに、嬉しいご報告を聞けたことは、今後の私自身の精進のパワーとなります

 また、こちらも関東方面にご主人の転勤で移られた方が、少し落ち着いてきたということで、2歳のお嬢さんと一緒にご挨拶に来ていただきました。ご実家は金沢です。

 40歳を過ぎての、ご出産(初産)には、いろいろご苦労されたお話もお聞きしました。子育てでお疲れになった身体を癒しに鍼灸治療しようとの来院でしたが、お嬢さんのご機嫌が麗しくなく断念

 当院へも通院されながら、それ以前からの長期間の不妊治療で良い結果が得られず諦めたところでの40歳を過ぎての自然妊娠でした。天使ちゃんと出逢ったわけで、幸せがにじみ出てますが、子育ての中で身体の疲労はなかなかとれないようです。

 その他、当院には妊娠期のマイナートラブル(つわり等)や逆子を戻すため来院される皆様も多いですし、身体がだるい、腰が痛い、肩がこる・痛いといった、可能な限り薬に頼りたくないという症状にも対応させていただきます

 妊娠から出産、その後の心身の乱れによる症状に至るまで、可能な限り鍼灸で対応させていただきます。鍼灸も万能ではありませんので、医療機関と連携して行えればと思っております。

 

 ガン予防(健康管理・養生・予防)のための鍼灸

 私の父は2006年に胃がんの再発で亡くなりました。また多くの患者さんが、ガンであの世へ旅立っていきました。

 そこで思うことは、睡眠、食事、運動、心の在り方など生活習慣を整える、いわゆる、養生」が大事であり、それを行うことで、ガンを予防していくことが重要だと思っています。ガンになる前に、自分を見つめ直し、ガンになりそうな細胞を異物と捉えて消去してくれる免疫システムや遺伝子システムを正常に働かすことが重要かと考えます。

 鍼灸は、様々な研究から免疫系や自律神経系を調節する働きがあることは分かっています。私が修行した東洋医学研究所®でも、免疫や自律神経を始め加齢や生体制御に関る反応に鍼灸が有効であることを基礎医学的、実証医学的研究、あるいは症例集積により証明されています。(詳しくはHPで→ http://www.touyouigaku.org/

 自分自身の身体は自分自身で管理する、あるいは、自分の体を健康に保とうとする力(生体恒常性維持機能)を常に働かすことができれば、大病を患わずにすみます。そのサポートに鍼灸は最適な方法の一つと考えております。

 

 小児の健康づくり、健やかな成長・発育のための鍼灸

 古来より、小さなお子さんに対して、小児はり、小児の灸、小児のあん摩が利用されてきました。当院におきましても、疳の虫、風邪、喘息、夜尿、夜眠れない、体調が悪く学校へ行けない、などでご来院になっております。
 しかし、人それぞれ身体の成長が百人百様のように、それに対する対応や反応もまた個人個人違いますので、鍼に対する反応も違います。

 小児科等で対応できる症状に関しては、小児科での対応が大切かと思いますが、対応できない症状や状態も多くあります。そこに上記症状のような鍼灸の出番があります。

 そして、多くの症状に対して小児はりを行うことで、子どもたちの病や症状を予防できる身体づくりに貢献することは可能であると考えております。そのような養生を小さな頃から行うことで、元気で健やかに成長することはもとより、養生の意識が芽生えて、大人になってからの健康づくりに役立つと思います。

 成長の度合いにより違いますが、目安として、1歳から小学校高学年までは、「刺さない鍼」である小児はりをさせていただき、未来を創る大切な 宝 である子どもたちをサポートさせていただいております。

 

 慢性痛、急性痛など、来院率の高い「痛み」の患者さんへの鍼灸

 腰痛、膝痛、頸部痛、頭痛など「痛み」、ことに慢性痛の患者さんは、やはり当院でも確率的に多くご来院されます。スポーツ選手をよく診させていただきますので、急性痛、慢性痛ともに対応させていただきますが、鍼灸や施術が適応外の場合は、専門医を紹介させていただきます。

 鍼灸は急性痛にも効果を及ぼし治癒の手助けになります。慢性痛など経過の長い痛みは、何か原因があって痛みが出ます。その原因は、痛い場所とは別の場所かもしれませんし、内臓痛などの場合もあります。また、それは脳だけが感じているかもしれません。それらをしっかり鑑別させていただき、施術させていただきます。

 その他、痛み以外でも、泌尿器科、精神科、消化器科、産婦人科、神経内科、多くの領域の患者さんが来院されていますが、あくまでも、患者さんの治癒しようとする力をアシストするのが鍼灸刺激だと考えております。

 ですから、鍼灸は奇跡や魔法ではありませんので、治療期間を要する場合があります。

 

 最後に私が尊敬する歴史上の人物の一人である 西郷隆盛さんの言葉を書いて、本年のご挨拶の締めとしたいと思います。

       

  ある時、西郷先生が、こうおっしゃった。

 「人が正しく生きる道というのは、何も人工的に”つくられたもの”ではなくても、人の上に天があり、人の下に地があるように、ごく自然に、もとからあるものだから、人というのは、素直にそれに従っていれば、おのずから正しく生きることができるものなんだよ。

 だから、生きていく上では、ただひたすら”天を敬う”ということを心がけていればいいのさ。

 天というのは、他人も自分も、同じように愛してくださるものだから、私たちも、天の心と自分の心を一致させて、自分を愛するのと同じように、他人を愛することだね」

『 【新訳】南洲翁遺訓 』 松浦光修 編訳より

       

  本年も誠を持って臨床にあたり、愛を持って施術していきます

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

※追伸;平成30年3月より、木曜日と土曜日の午後の診療につきましては、様々な声をお聞きしまして、予約優先制とする予定にしております。また近日中にご案内させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 

     二葉鍼灸療院 田中良和

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