二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

なぜ日本人は伊勢神宮(神宮)へお参りにいくのだろうか!?

2013年11月15日 | 日常

平成25年は、伊勢神宮(神宮)が20年に一度の式年遷宮の年です。出雲大社も60年に一度の式年遷宮の年です。今年は例年に増して伊勢、出雲ともに多くの参拝者でにぎわっているとか

私は今月の11月23日、24日の連休に出雲大社へお参りにいってまいります。

そこで、あまり小難しく考えず、自然に自分の中に湧いてきた「なぜ、日本の皆様は伊勢神宮に参拝したくなるのだろう?」というところを自分なりに考えたことを書いておきたいと思います。

昨年は奈良のお寺巡りをしたのですが、その小旅行も出雲へ行く前にブログ更新したいと思います

 『日本の心を伝える伊勢の神宮』  山中隆雄 著を参考に、自分なりに考えていきたいと思います。

  (緑字は抜粋です わたしの言葉は◎です)

今から千三百年前に、『古事記』などの歴史編纂を命じられた第四十代の天武天皇が、伊勢の神宮は二十年おきに新しい建物にする制度を定められました。神宮の年中行事の最重要祭典は新嘗祭です。その祭典の二十年に一度の大新嘗祭が遷宮と考えてよいと思います。

人間生活に必要な「衣・食・住」について、神宮では「食」は毎年、新嘗祭で新しく蘇っているのですが、「居・住」は二十年に一度すっかり新しくするわけで、それが式年遷宮です。式年とは「定めの年」の意味で、二十年に一度と決めて行われるのです。
(天武天皇の皇后さまであった第四十一代の持統天皇4年に第1回の式年遷宮が行われ、今年で62回目となります)

 ◎式年遷宮をみても、一つのことを継続して行うことの大切さがわかると思います。千年以上にわたって政権が代わっても、時代が変わっても、天皇に対する国民の考え方が違っても、粛々と伝統が受け継がれ、毎日のお祭りの中で神宮において変わることなく行われています。そこに易経で言う不変、変易、簡易という自然に即した考え方もがあるのだと思います。変わらず受け継がれてきたことこそ人々の精神の軸、何事があろうと揺るがない強さであり、日本が発展するうえでの根幹・見えない基盤となったきたのではと思います。

 生物から子へ生命を同じ姿で引き継ぐように、あるいは人間の身体の細胞は日々新しく生まれ、古いものと変わりつつ遺伝子を確実に受け継いでいくように、また、稲が同じ形で稔り、親と全く同じ姿で生まれ変わるように、それぞれの個体の永遠の命を維持するのと同じ自然の心と形で表しているのが遷宮です。

ピラミッドやパルテノン神殿も、永遠を目指して造られたはずですが、今は廃墟となりました。それに比べ神宮は今も神々しく輝き、日々の祭りが行われ、生き生きと存在しています。したがって、そこには深遠な思想があり、遷宮とは、社殿を新しくすることにより、国も生まれ変わり、国民も新鮮に清く明るく、日本の国が若返り、永遠の発展を願うという最大最高のお祭りと言えるのではないでしょうか。

◎私たちは清掃された場所や、空気のよい場所でいると、気分よく過ごすことができます。そして、明るい気持ちで行動できます。仕事や人生の活力にもなります。しっかり睡眠をとって身体の新陳代謝がスムーズに行われると、朝、気持ち良く目覚めることができますし、体も心も軽く楽しい一日、活力ある生活を営むことができます。神宮で日々行われるお祭り、式年遷宮や新嘗祭による神宮の清い空気を纏うことにより(ご参拝すること)、私たちも精神や魂、心身を清く明るいものにさせていただいているのでしょう。

第58回(明治42年)の遷宮の時のことです。その当時、神宮は国が運営していました。そのときの内閣を代表して、芳川顕正内務大臣と田中光顕宮内大臣の二人が明治天皇に、神宮の建築様式について掘立柱などの古風の様式を近代的に改め、また檜材の確保の問題も含めて遷宮の際に意識の改革を具申したところ、陛下は許されず、「我が国の固有の建て方で、昔の古いことを知り、祖宗が質素な中に起臥あそばされたということなど神宮を通して、我が国建国の基を知るのであるから、永久不変のものでなくてはならぬ」と仰せになり、第58回式年遷宮以後も、そのままの様式を踏襲されたと、『明治天皇紀 第十』や日野西博 著『明治天皇の御日常』でも知ることができ、神聖な天祖の地の美風を尊ぶ陛下の御心を教えられ、感動したことが忘れられません

◎世は西洋文明を取り入れるのに躍起になっている明治時代です。上記の具申に対して何が大切かを説いた明治天皇の御言葉は腑に落ちました。変化は世の常なれど、変えてはならぬものがある。何を変えて、何を変えてはならないかを、過去を鑑み、未来を見据えて、今、より正しい道を選択する決断が必要になります。私たちは神宮や出雲大社、全国各地に散在する神社に対して、このような悠久の昔から変わらない目に見えない根本というものを感じ、感謝するために参拝に足を運ぶのかもしれません。

また遷宮では、これらの建築物を新しくするのと同時に、神様の御装束(おんしょうぞく)や神宝(しんぽう)も古式のまま新しく調達されます。装束とは「飾り立てること」で、衣服、装飾品など、遷御の儀式に用いる品々の総称です。神宝とは神様の調度品で、紡績具、武器、馬具、楽器、文具など、全部で二千五百点になります。これらが確実に調製され、次代へ継承されることにより、日本の技法が脈々と伝わっていくわけです。

◎遷宮では、全てを新しく生まれ変わらせるわけですが、技法、技術、そこに流れる精神は古と寸分変わらないものを伝承していく・・・本当に素晴らしい伝統を伝えるシステムだと思います。

日本人がなぜ神宮(お伊勢さん)や出雲大社など神社へお参りにいくのか そのような壮大なテーマは私には分かりませんが、私自身は、一つに、まず日本という精神文化を脈々と受け継いでいただいている見えない力への感謝と畏怖、一つに、その心でご参拝することによる謙虚さの再確認、一つに、神聖な、清澄な、凛とした空気に触れることで新しく清い自分に生まれ変えることが、お参りにいきたくなる、突き動かされる理由なのかもしれません。

そして、それを自分の生活に活かすことではないかと思います。

そんな気持ちで、出雲大社へお参りに行ってきたいと思っています

久しぶりの長~~~~いブログにお付き合いいただき、ありがとうございます

   二葉鍼灸療院 田中良和

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2013年10月のドタバタ活動報告

2013年11月12日 | 鍼灸

これまた久しぶりのブログとなりました

夏の甲子園の帯同ブログも書かないと・・・と思いながら、いろんな行事やそれに伴う準備が重なりブログの更新が後手後手になっております。11月はできるだけ更新するつもりです。また、お暇なときに見てくださいね。

では、10月の私のドタバタ活動日誌をつけておきたいと思います

平成25年10月 加賀・三策塾(鍼灸学術研修会)参加 

 日 時 : 平成25年10月6日(日)  午前10時~午後3時(昼食休憩含む)
 会 場 : 石川県立盲学校
 内 容 : 救命救急基礎講習
 講 師 : 日本赤十字石川県支部 指導員(3名)

午前中に座学、午後から実技の講習が行われました。救急処置はいつ必要になるか分かりません。何かあった場合の対処として鍼灸マッサージ師にも必要な講習だと思います。修了者には「赤十字救急法基礎講習修了者認定証」が発行されました。私もいただきました

    座学風景

     実技風景 

 
 第9回公益社団法人日本鍼灸師会全国大会inおかやま 参加 

 日 時 : 平成25年10月13日(日)・14日(月祝 体育の日)
 会 場 : 岡山コンベンションセンター(岡山市)
 テーマ : 『きぼう・・・未来へ!』~宇宙に向けた鍼灸~

本来、この日は秋の高校野球北信越地区大会のトレーナー活動の予定でしたが、残念ながら地方大会で敗退してしまいまいましたので・・・。というのもありますが、岐阜県鍼灸師会のえらい先生でスポーツ鍼灸に力を注いでいる先生から、是非、岡山の大会へ来て、いろいろスポーツ鍼灸について話したいというお誘いもありましたので、久しぶりに参加させていただきました。

いろいろ学術的にも、臨床的にも、経営的にも面白い講演が多くありましたが、私の聴講した演題は、「難治性疼痛の病態と治療」、「総合診療医に学ぶ問診・視診のコツ~内分泌という視点から~」「鍼灸師のスポーツトレーナー制度について」「スポーツ鍼灸活動報告~東京・神戸・大阪マラソン、高校野球~」「潤いのある若手鍼灸師による治療と経営」「宇宙と鍼灸~健康長寿を探る~(県民公開講座)」でした。
県民公開講座は、国際宇宙ステーションにおける有人実験施設『きぼう』での今後の鍼灸研究の可能性、また、宇宙飛行士 山崎直子さんの話も聞けて、宇宙好きの私としてはたいへん心が躍る話が聞けて満足でした

   
   大会風景

      県民公開講座  

   懇親会風景

懇親会は隣の方と話ができないくらい、うるさいアトラクションでした。反面教師として勉強になりました。重鎮の先生方と懇親会へ出席しました。懇親会後は、スポーツ鍼灸、スポーツトレーナーとして活躍されている皆様と2次会、3次会と熱く語り、盛り上がりました。

 
 第12回東洋療法推進大会in新潟 参加 

  日 時 : 平成25年10月20日(日)・21日(月)
 会 場 : ANAクラウンプラザホテル新潟(新潟市)
 テーマ : 東洋医学を知る!~伝統と化学の調和を目指して~
 主 催 : 公益社団法人全日本鍼灸マッサージ師会 

 月曜日は休日ではありませんでしたが石川県鍼灸マッサージ師会の代表の一人として参加してきました。患者様には少しご迷惑をおかけしましたが、自分自身への投資というのも今後の診療の幅を広げるため必要ということでご理解いただけたらと思います

 この業団の全国大会はどちらかというと分科会のような形になっており、学術的要素は少なく、経営面や鍼灸療養費などの関る生活面の話がほとんどです。私が聴講した演題は、「免疫力アップの生き方と東洋療法(県民公開講座)」「臨床発表(8題)」「「ふみだせ、鍼灸マッサージ師!(スポーツトレーナーとしての取り組み)」「「厚生労働省医政局医事課との定期協議に物申す(無資格者問題)」「日本型統合医療の理念と実践」などでした。

 県民公開講座では、新潟県ではやっぱり、安保 徹先生でしょということで、免疫力を中心に話をしていただきました。「日本型統合医療の理念と実践」、この演題は一般社団法人 日本統合医療支援センターの織田 聡先生のお話でした。長くは書きませんが、学会、業界、とはまた別の視点からの鍼灸師の可能性というところで、この取り組みが実現、拡大すれば鍼灸師の大きな可能性の拡大にもつながるでしょう。今後は鍼灸師も本物が求められる時代になるということでしょうか。

 夜は新潟の街へ・・・休みじゃ~~~~~ん 石川県の面々でタクシーに乗り繁華街の古町へと思ったが人がいな~い店ほとんどやってな~い ということで、タクシーでお宿の新潟駅前へ引き返し、「佐渡こだわりの郷土料理 ひげ組合」という居酒屋へ入りました。会長、組織局長、佐渡出身の学術局長と私の4人で佐渡の郷土料理と地酒を美味しくいただきました。地酒は全て制覇。合計一升は軽く越してたかな(かな~です)。楽しい夜でした~。

       大会風景

     

懇親会風景 
ツーショット写真は、懇親会で司会もつとめていただいた、地域活性化モデル 今井美穂さん 

  東海北陸保険会議 出席 

 日 時 : 10月26日(土)・27日(日)
 会 場 : ホテルシティオ静岡(静岡市)
 内 容 : 鍼灸マッサージ療養費に関する問題を話し合う

会長、保険部長とともに土曜日に再び休診をいただき会議へ出席しました。石川県針灸師会からは会長も参加。(公社)日本鍼灸師会、(公社)全日本鍼灸マッサージ師会の本部からも参加があり、有意義な話し合いとなりました・・・かな

   会議風景
  懇親会風景

夜は若干 初上陸の静岡night’s を楽しみましたとさ 静岡最高

 第31回公益社団法人全日本鍼灸学会 中部支部学術集会 参加

 日 時 : 平成25年10月27日(日) 午前10時~午後5時20分
 会 場 :名古屋企業福祉会館(名古屋市中区大須)

東海北陸保険会議を少し早めにお暇させていただき、お隣の愛知県へ新幹線で向かいました。前日は台風のため大雨でしたが、この日は台風一過、素晴らしく気持ちよい快晴の天気でした

内容は、特別講演が3題「COPDって何?どうやって診ていくの?」「終末期医療~チーム医療とナラティブ~」「ヒトの経穴部の組織を学ぶ」でした。特に終末期医療の講演は素晴らしい講演で涙が出そうでした。そして、鍼灸師として身を引き締めさせていただきました。他2講演も勉強になりました
一般演題は6題。肩こり、花粉症、腰痛のそれぞれプロトコール作成の試み。終末期乳癌患者、肝癌患者、化学療法中の吃逆の症例報告でした。

学術集会終了後は、名古屋の師匠へご挨拶。夕食を御馳走になり、ここでもいろいろとお話が聞けました。名古屋は第二の故郷なので、名古屋に到着すると少し落ち着くんだわ~

     

昼食は東洋医学研究所の先輩とともに、矢場トンではなく、味仙へ
  少しガソリンも入れて~の中華。チャーハン美味かった

平日も、保険審査会や会議、理事会、途中、飲み会と精力的に動いてました~44回目の誕生日月でしたから、体が動いたんでしょうかね 患者さまから逆に「お体大切にしてくださいね~」と言われています。

ごもっとも 年齢はちゃ~んと頭に入れておかないとね

まだまだ報告したいこと等、ブログに書きたいことが、たくさんありますが、まずは10月のドタバタ活動報告でした  

  二葉鍼灸療院 田中良和 

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