二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

目の前のこと・人・ものを大切に

2008年02月25日 | 言葉のちから 心のちから
人生は思い通りになりません。しかし、考え方によっては思い通りになるのかもしれません。何事も心しだいということです。

そこで、このような文章をご紹介したいと思います。
         『この世の悩みがゼロになる』 小林正観 著より

「ある医療関係者の報告ですが、がんで余命三ヶ月と宣告されてから、奇跡的にがん細胞が消滅して治った人たちの共通項と、治らずにそのまま死んでしまった人たちの共通項というものがあるそうです。
前者は、「がんをどう治すか」ではなくて「残された三ヶ月という時間をどう生きるか」に考えを切り替えた人だちです。余命三ヶ月と言われて、その三ヶ月を何とか一年に延ばそうということで闘病生活に明け暮れた人たちは、三ヶ月前後で死んでしまうことが多いそうです。
そうではなくて、その三ヶ月を自分のやりたいこと、例えば曲をつくって遺そうとか、絵を何十枚描こうとか、俳句をつくって遺そうとか、その三ヶ月間の日記を書いて、同じような境遇の人を勇気づけるようなものを遺していこうとか、「自分の生きている時間をどうするか」に考えを切り替えた人が、がん細胞を体の中から消滅させるということがあったらしいのです。」


これは、がんの治療をしなくてよい、という話ではなく、余命を宣告された時の「心」の持ち方、病の捉え方で、その後の生活にも違いが出てくるということです。

”がん”に関しては、現代医学的な検査や治療が進歩し、多くのことが分ってきました。反面、死亡数、罹患数ともに増加しているのも現状です。そして、現代医学的には理解不能な奇跡的な治癒があるのも事実です。

その大きな要因の一つが「心の在り方」なのだと思います。

1000億を超える神経細胞と数十兆に及ぶシナプスの繋がり、そこに存在する100を超える神経伝達物質の全てが「心」を形成する大きな要素だとすれば、上記のような「心の在り方」により脳が良いほうに変化することが予測されます。そして、脳は体と繋がり、体は脳と繋がっているので、病気の進行具合、体力など個人差により違いはありますが、何らかの体に良い変化を生むことは考えられるでしょう。

「がんであと三ヶ月の命、と宣告されたら、それをどうやって半年、一年に延ばそうかと思うのではなくて、その三ヶ月の間に、「どれだけ人に喜ばれたか」ということを、足跡として残していくほうがいいと思います。「喜ばれること」は自分が「喜びを感じる」こととイコールなのです。自分から温かいものを投げかけて、周りの人から「ありがとう」と言われたら、言われた自分も幸せをたくさん感じられるのだから、ストレスがない。がんだと言われても感謝すらできるかもしれない。死ぬまでの間に、どれほどの人に喜んでもらえるかを、ひたすら考えるだけなのです。
今、すべきことは、目の前のこと、人、ものを大事にするだけ。」


簡単にはできないことかもしれません。まして、病をかかえていれば、なおさら難しいことなのかもしれません。

当院にも、がんの患者さんや、抗がん剤治療の回復のために来院される患者さんがありますが、いくら腫瘍マーカーなどの数値が安定し、手術でがんを摘出したとしても、取れないものが一つあります。「再発の不安」です。

これは鍼灸治療を行い、身体が良好になってきても、性格によってはこの気持ちが消失しない人はおみえになります。しかし、上記のように心の方向を自分の内に向けるのではなく、外に放出するように、そして、周囲の幸せに目が向くようになると、人生は大きく変化していくのでしょう。

そして、その生き残った元がん患者さんたちは、「もう何も人生で心配することはなくなった」と全員がおっしゃいました。余命三ヶ月と言われたときの状態で毎日を過ごしているので、日々の一瞬一瞬を楽しんで生きていれば、残された余命がどれくらいかということは、もう関係がないのだそうです。

人それぞれ、環境や状況が違いますので、これが全てというわけではありませんが、このように考えると、自分の心のストレスが消失し、軽やかの気持ちで生活できることも確かなことでしょうね。

日々、接する患者さんには、このような気持ちを持って頂けるように、自分自身も元気で明るく、前向きに人生を歩むことが大切であるし、心を常に磨いていくことも大切です。

”鍼灸師は人間性こそ大切”と、言葉で、行動で、ご指導して頂いております師匠の信念ある教えに感謝している毎日です
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不妊症 安産 逆子 嬉しい知らせ!!!

2008年02月23日 | 不妊症
2月22日(金)、朝起床した時、「今日はいい日になりそうだ」とピンと”ムシノシラセ”のようなものが働いたような気がしました。特別に行事があるわけでもなく、どこかへ行く予定があるわけでもありませんでした。

新聞の「赤ちゃん」の欄を見て、朝の”ムシノシラセ”の意味が分りました。

昨年4月に東洋医学研究所ホームページと当院ホームページをご覧になり、腰痛と不妊症のための治療を希望されて来院、通院されていた女性が女児を出産されたようで新聞に名前が載っていましたこれでした

感動 感謝 です。

専門病院での不妊治療は2年ほど前から始められたようですが、タイミング療法、人工受精、顕微受精と行いましたが良い結果が得られませんでした。年齢的なこともありインターネットを検索していたということです。

鍼治療は、週2回したかったところ、仕事の関係もあり週1回になったわけですが、5月に病院にて移植を行い、妊娠反応がみられました。胎児は、その後も順調に成長していきました。腰痛は2回ほどの治療で消失。4月に出ていた軽い花粉症の症状も消失しました。

その後も、足の冷えや、肩のこりもありましたので、これからお腹が大きくなると腰痛が出やすくなるかもしれないこともあり、安産の治療の意味も込めて、継続して治療を行いました。

たいへん元気の良い胎児のようで、38週目には回転してしまい逆子になってしまいました。3回ほど至陰と三陰交という場所にお灸を行い、正常に戻ってくれました。しかし、良く動きまわるらしく、39週に入ってからも再び回転してしまい、2月のはじめに、もう一度お灸を行いました。

それ以降は、朗報を待つのみ

そして、22日の新聞において、たいへん嬉しい結果を知ることとなりました。
その日一日、今でも心の中からキラキラ光るような、素敵な気持ちを頂きました。本当に、ありがとうございます。

こうして新しい命が誕生するお手伝いができたことは嬉しいことであり、感謝という言葉しか見つかりません。これは、奥様と旦那様、ご夫婦が頑張ってこられた結果だと思います。ご夫婦の頑張りが倒れないように若干の「つっかえ棒」のような役割であっても、支援できたことは本当に嬉しい限りです。

現在、不妊症で悩んでいる方々は多くいらっしゃいます。鍼灸治療は卵子だけでなく、受精卵が育つ土壌(お母さんの身体)を整え、妊娠しやすい身体づくりのお手伝いができる治療方法だと思います。

百人いたら百人の顔があるように、不妊症の患者さんの身体の状態も皆ちがいます。治療期間、妊娠の可能性など一様ではないと思いますが、東洋医学研究所グループが行っている全身調整の鍼治療は、結果いかんに関わらず、身体を良い方向へ導く適度な刺激であることは自信を持って言えることができます。教えて頂いた師匠に深謝です

○○さん 本当におめでとうございます そして、ありがとうございます
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イージス艦事件について思う

2008年02月22日 | 社会
19日、千葉県房総半島沖で清徳丸という漁船と、日本の国防を行うはずのイージス艦「あたご」が衝突し、漁船が真っ二つに割れ、のっていた親子2人が依然として行方不明という事件が起きました。早く発見されることを祈りたいと思います。

それにしても、事件後のイージス艦の対応、防衛省、政府、自衛隊の事件の詳細の解明、あまりにも遅すぎると思います。国民の命を守るはずの立場にある人たちが、一生懸命、働いている国民の命を脅かしたのです。その親族の人たちに例えようもない苦痛を与えているのです。全力で、素早く、迅速に行動に移すのが当たり前ではないかと思います。

大人は子供たちに「ウソをついてはいけませんよ」「正直な人になりなさいね」と言います。この問題の解決は簡単なことだと思います。イージス艦の性能や海上衝突予防法、云々ではなく、安全上の問題に関わった人全てが「ウソをつかない」で「正直に」発言し、上層部の人たちも「ウソをつかずに」「正直に」親族の方々に、国民に真実を報告するということです。

なぜこのような事件が起こったのでしょうか

答えは簡単です。”そこに武器があるから”です。イージス艦も武器です。武器があるから悲惨な事件が起こり、軍隊がいるから沖縄で少女が乱暴されたり、弱い立場の女性が乱暴されたり、平和に暮らそうとしている人々の家に泥酔していたと理由で米兵が不法侵入してくるのだと思います。”そこに武器や軍隊があるから”このような一連の事件が起きるのです。

パキスタンでも元首相が暗殺され、イラク、アフガニスタンでは戦争が起き(起こされ?!)、今でもテロ攻撃かどうかは分りませんが市民を巻き込んだ爆弾事件が後を絶ちません。スーダンのダルフール地区を始め多くのアフリカ諸国で内戦が起きています。スリランカも内戦、トルコや旧ソ連の中央アジアでも内戦が起きています。コソボ自治州も独立を宣言し、非常に危険な空気が旧ユーゴスラビアに漂っています。

イスラエルとパレスチナの和平問題も棚上げ状態で、各地で爆弾テロが起きたり、紛争が絶えません。今はオリンピックがありますので静かですが中国と台湾も一つ間違えば危険な地域です。

なぜなのでしょうか

”そこに武器があり、軍隊があり、それを支援しお金儲けをする人がいるからです。武器をつくる人がいるからです。武器を生活の糧にしている人がいるからです。”犠牲になるのは、いつも一生懸命生きている、平和を願っている、楽しく生活しようとしている人々です。

世界で環境問題が声高に叫ばれているのに、戦争が無くならなければ貧困もなくなりません。貧困があるから環境問題も複雑になってくるのです。戦争を主導しているのは武器をつくり、売って儲け、それを防衛という聞こえが良い言葉に摩り替えている先進国ではないでしょうか。

今回の事件は、部分的なものではなく、世界に、地球に軍隊や武器がなくならなければいけないというサインであると思います。頭のいい人はそれを「社会通念上、現在のグローバル社会では無理であると言います」本当でしょうか

永続可能な世界、地球を考えるため、世界の人々みんなが幸せになるために、今回の事件は考えなければいけない問題だと思います。私たち人間は霊長類でも、大脳新皮質が抜きん出て発達した存在です。そして、大脳辺縁系、脳幹と複雑なネットワークで人間の脳(心)が成り立っています。どうして人間だけ大脳新皮質が発達したのでしょうか。それは知性、叡智というものを学び、思考し、判断し、断行する能力が、地球や宇宙の大きな存在から与えられているからだと思います。

イージス艦事件に関わる全ての人が、脳の機能をフルに活かして、この問題を解決して頂きたいと思います。まだ分りませんが、失った命は返ってきません。親族の深い悲しみも消えることはありません。それを自覚して、責任を持って、誠意を持って対応して頂きたいと思います。

”自分の行った行為や思考は、形を変えて必ず自分に還ってくる”のですから。
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食の安全

2008年02月21日 | 社会
「食」は「命」です。人間が生きていく上では不可欠なものであり、心身ともに健康で豊かな生活を営むためには「食」を抜きにしては考えることはできません。

しかし、最近では食物自給率、農業政策の問題、アメリカ産牛肉、中国製ギョーザ、産地偽装、農薬、添加物など言い出したらきりがないほど日本の食事情には問題が多すぎると思います。

そこで、読売新聞、2月15日(金)の「論点」より抜粋。

欧州連合(EU)は、人の健康を「環境」の基本原則と位置づけ、食品安全も重大な環境問題として取り組んでいる。地球上に生息する全ての生命体は環境の一部であり、生命のもととなる食物も全て動植物の生命だ。生物は食物連鎖で繋がっている。人間の生命と健康の問題はその意味で環境の一環というわけだ。昨年12月に締結されたリスボン条約でも、この考え方は確認されている。この原則に立ってEUは、各加盟国の異なる食品安全基準の統一を図るためEUとして法を定め、食品添加物から農業用殺虫剤にいたるまで各国に、それに沿う国内基準の整備を求めている。

上記のような考え方は、私たち自然と共存することを昔から肌で知っている日本人なら当たり前のことであろうと思います。東洋哲学、東洋人は本来、何事にも人と自然は一体であり、人も大自然の一部であるという太古からの考え方だからです。

また、このEUの政策は本当に各国の自然や環境、国民の健康を真に思ってすすめて欲しいと思います。市場原理の思考は頭の片隅に置いておき、真に人々の幸福を思って上に立つ人は実践してほしいと思います。

~つづき~
翻って日本はどうか。アジアにはEUのような体制はないし、日本は他のいずれの国ともルールを持たない。輸出入の相手国との間で個別に協議して安全を図らなければならない。しかし、もともと安全基準の考え方は国ごとに異なるから問題の解決は難しく、輸入食品の量の多さからも結果的に、かなり安全管理が甘くなっている。


日本はほとんどの食物を輸入しています。どこの省庁が担当なのかは把握していませんが、まず第一に国民の健康、命を守るのは、官僚や政治家の役目であると思いますので、その辺りの覚悟を決めて国の運営をやってほしいものです。また、私たちも、しっかりとした視点を持ち、毎日の「食」を考え実践していく自覚も必要なのでしょう。

同新聞、国際面では、こんな記事も載っていました。

-枯れ葉剤 隠れた被害 カンボジア-
人口約1000人のコンポンチャム州プレアプダウ村。スレイ・ニアンさんが2005年11月に産んだ待望の第一子は、男女が腹から下で結合し、足は3本、うち1本には2つのつま先があった。「医者からも『こんな子が生まれたのはカルマ(宿業)だ』と言われ落ち込んだ」とスレイ・ニアンさんは顔を曇らせた。~ 中略 ~同州の中心医療機関・郡病院の医師は「毎月200人前後の新生児が生まれるが、奇形を持つ比率は5~6%に上る」と明かした。この比率はプノンペンの50倍以上の高さだ。~ 中略 ~カンボジアの枯れ葉剤被害についてはプノンペンの医師が個人的に調査を進めている。医師は「奇形がダイオキシン(枯れ葉剤)によることは間違いない」と明言し…


米軍はベトナム戦争中の1961年~71年、ベトナムにダイオキシンを含んだ枯れ葉剤を7235万リットル散布。北ベトナム軍がラオスやカンボジアを補給ルートとしていたため、両国にも散布されました。ベトナムでは現在でも300万人~400万人が後遺症に苦しんでいるそうです。

なぜ、この記事が目にとまったか。枯れ葉剤、その名の通り、木が枯れます。水が土地が汚染されます。現在も戦争が巻き起こした被害に苦しんでいる人がいます。そして、この枯れ葉剤をつくった米国の会社はラ○○ド・ア○プという有名な除草剤をつくっている会社です。そして、現在、遺伝子組み換え食品、遺伝子組み換え種子の多くの特許を持っている会社の一つでもあるようです。

戦争の被害といえば、広島・長崎の原爆もそうです。また、米国はイラクやアフガニスタンにおける戦争において、原子力発電で不要になった多くの放射性廃棄物をミサイルに搭載した劣化ウラン弾を多量に打ち込みました。土地や水は確実に汚染されています。これから生まれる新しい命が心配でなりません。

いろいろ考えると、何も食べることができなくなるかもしれません。しかし「食」はいつも身近に私たちに寄り添っています。自分たちの食べる食事に責任と自覚を持ち、未来の子供たちが健康に暮らせる世の中をつくるにはどうしたら良いか、考えるべき「時」にきているのでしょう。

全ての人の笑顔と幸せのために…
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”幸福の花”が咲きました!!

2008年02月16日 | 日常
私が開業した10年前に頂いた観葉植物に花が咲きました。(上の写真は拡大版)

現在でも東洋医学研究所に通院している”柳井さん”という患者さんからの開業祝いとして頂いたものです。

正式名称は分りませんが『幸福の木』と書いてありましたので、題名には『幸福の花』と書いたのです。数日前に「ニョキッ」と顔を出し、
花が咲きました。

今でも、ものすごく幸福なのですが、さらに幸福が来そうな感じがしましたよ。
寒い冬にあって、すごく温かく、やわらかい気持ちにさせて頂き感謝です。

ユリを小さく(全長1cmほど)したような形で、匂いもユリに少し似てますかね。小さい花が開くたびに匂いが強くなってきます。ので、あまりに強くなりすぎたら残念ながら、断髪式をとり行いたいと思います。

”幸福なひととき”を、この花(幸福の木)にもらったように感じます。
ありがとう~ね



『幸福の木』 全体像



『幸福の木』 少しズームイン 
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星稜野球部 冬の練習

2008年02月13日 | 高校野球
2月11日(月・祝)建国記念日、午前中は室内練習場でのトレーニング、午後からはポカポカ太陽のお蔭でグランドが使用できるようになり、守備練習(ノック)を中心に練習に励みました。久しぶりのグランドでの練習だったようです。

この時期のグランドで出来る練習は、冬のトレーニングで積み上げられてきた筋肉を実践的にどう生かすことができるか、野球の動きとどう連動させていけるかという身体感覚を確認する上で貴重な時間になったと思います。皆、それぞれ目標を持って、貴重なグランドでの練習に取り組んでいたと思います。

大きな故障を持つ選手はいませんが、数人、私から見て気になる選手がいたので、時間を見つけて治療させて頂きました。心身を甘やかすことはいけませんが、将来、悪化するであろう傷害の芽は早めに摘み取っておくことが必要であろうと思います。

もうすぐ野球シーズンが始まります。選手達の活躍が今から楽しみです



練習最後の地獄の長距離ランニング
ゴール直後の選手たちの嘆きが聞こえてきそう
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夕日寺クラブ創立30周年記念式典(少年野球)

2008年02月13日 | 少年野球
2月10日(日)、午前11時より、私が所属しておりました少年野球チームの創立30周年記念式典がウェルシティ金沢(厚生年金会館)で行われました。私はチーム結成時より在籍しており、3期生になります(当時小学4年生)。結成と言っても、野球の好きな子供が集まり、ユニフォームもなく、帽子はプロ野球チームの帽子。バットやグローブ、ボールもみんなで持ち寄って一緒に楽しんでやっていました。

「野村さん(初代監督)に教えてもらうんやけど、野球やらんけ~」と友達から誘われて練習に行ったのがチームとして野球を始めるきっかけでした。縦縞のユニフォームを初めて貰い、それを着て練習へ行ったときの何とも言えない気持ち、ウキウキ感、言葉では言い現すことのできない感覚を今でも覚えています。

私はそんなにプレーヤーとしては上手な方ではありませんでしたが、最終的には捕手という守備位置を貰い、一所懸命やったことを懐かしく思います。この「野球が好きだ」という原点の気持ちが、今も仕事において、野球と深く関わっている理由なんだと思います。

そう考えると、小学生の段階で、野村監督や湧村コーチ、池田部長(コーチ、部長とも父兄の方々)に厳しく、楽しく教えて頂いたことが、今の生きがいある仕事へと結びついていると思うと、感謝の気持ちでいっぱいになります。

本日の式典では同級生や、後輩の顔も見ることができ、たいへん懐かしく、皆それぞれ成長しましたが、面影はしっかり残っている顔を見ると嬉しくなってしまいました。来賓でおいでになっている各少年野球チームの監督の中には、星稜高校野球部の大先輩方も多く顔が見えました。現在の夕日寺クラブの監督も星稜野球部の大先輩の一人です。野球をやってきて良かったな~、野球を通じていろんな人と繋がっているな~、辛い練習を通じて出来た同級生や後輩との繋がりは、数十年の時が経過しても変わらないんだな~、としみじみ思いました。そして、お蔭様の精神で常に謙虚に人生を見つめ、人と接することが大切だと再確認させて頂きました。素敵な時間を過ごさせて頂き、ありがとうございます。

創立30周年記念事業をここまで運営して頂いた、現夕日寺クラブのチームスタッフの方々、父兄の方々、たいへんお疲れ様でした。
本当に、ありがとうございます。



5人の歴代監督へ感謝状&花束贈呈



30周年を期に新しくなったユニフォームでグランドを駆け巡れ
夕日寺クラブの後輩たち
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第7回合同学術研修会

2008年02月09日 | 鍼灸
2月3日(日)合同学術研修会に参加してきました。

≪内容≫
 ・症例報告:鍼通電による疼痛抑制の著効例
                ~第三度熱傷に対して~
       宮川厳幸 先生

 ・「地域健康づくり指導者」研修会について
             ~介護予防事業への今後の取り組み~
       新保 均 先生・常盤和成 先生

 ・来年度からの合同学術研修会、その他、業界の学術研修会
  に対する要望、意見を参加者からつのる。                               
 ・鍼灸の学術、業界の最新ニュース


宮川先生の症例報告は、39歳 女性で、仕事中に大きな鍋をひっくり返し、沸騰したお湯を足にかけ、二度~三度の熱傷となったものでした。2週間を過ぎたあたりから、座って足を垂らすと激痛が走ったり、安静時にも耐え難い痛みがあり、不安感も出現してきました。抗炎症薬などを処方されるが効果がなく、宮川先生のところに来院したということです。

もちろん直接患部は触ることはできませんので、足三里-足三里、合谷-合谷、腰椎棘間をつないでの低周波通電を行ったところ、4回の治療で、足を付くと時々激痛はあるが、以前のような安静時の痛みや、耐え難い激痛はなくなったという著効した症例で、疼痛治療にたいへん参考になる報告でした。

また、仮皮の形成も早まったようです。皮膚科医でも、この患者に新薬を使用していたそうなので、これに関しては鍼の効果とは言えませんが、熱傷の治りぐあいが非常に速かったようで、皮膚科医が患者さんに「経過がいいので、あなたの経過を発表させてください」と言われたそうです。

西洋、東洋両医学が共鳴し、患者さんの痛みや熱傷の治癒過程を迅速に経過させたのではないでしょうか。本当に良くなってよかったと思います。

一生勉強、一生青春です。日々学ぶことがたくさんあります。
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石川県鍼灸師会 新年会に参加

2008年02月08日 | 鍼灸
2月2日(土)、山代温泉”ゆのくに天祥”にて新年会が行われました。薄っすら雪は積もっていますが、やはり今年も雪は少ないようです。寒い体を温かい温泉で癒しながら、他の先生方と交流してきました。

翌日の学術講習会の講師であります 恵美公二郎 先生(日本小児はり学会会長、兵庫県鍼灸師会会長)も交え、美味しい料理と、お酒を頂きながら、鍼灸臨床のことについて、これからの鍼灸師について、未来に向けて鍼灸師は何をしないといけないのか、などなど、恵美先生とも、師会の重鎮の先生、同年代の若手の先生と、深夜まで熱く語ってきました

残念ながら、翌日の学術講習会は、月1回開催される合同学術研修会と重なるため出席できませんでした。「小児ハリの臨床応用」という演題で講習が行われるので非常に興味があったのですが、その分、深夜まで話に花が咲きました。

恵美先生は「鍼灸が生き残っていくため、本当の力を発揮するのは内科的疾患であり、予防だよ」と話されていました。今回の講演の小児ハリも言ってみれば健康づくりの予防ハリだと思います。現状として小児科医になる医師が減ってきており、地域に小児科医がいないという場合もこれからは出てくるかもしれません。その時は鍼灸師が対応できるように、知識、技術のレベルをあげておかなければいけません。

また、恵美先生は全日本鍼灸学会に、私の師匠である黒野先生が慢性肝機能疾患班というワーキンググループをつくり、ワークショップを行っていた時には、よく学会に参加、聴講し、非常に勉強になったと言われていました。この話を聞き、嬉しさのため、更にお酒がすすみました。黒野先生の所で勉強していて良かったな~とも思いました。

その他、他の先生方からもスポーツ障害の治療の話など多くの刺激を受けました。有意義な時間を過ごさせて頂きまして、感謝、感謝、感謝です。

早朝6時半に起床し、温泉に浸かりお酒をすっかり抜き、美味しい朝食を頂き、贅沢な朝の一時を過ごさせて頂きまして、午前10時から開催される合同学術研修会へ向かいました。

(トップの写真はお世話になった”ゆのくに天祥”さんのフロントより撮影した写真です) 
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岩国市長選挙に注目してみる

2008年02月07日 | 社会
山口県岩国市の市長選挙が、今月、2月10日(日)に投開票されます。昨今の報道では中国製冷凍ギョーザの問題がメディアを席巻しており、米国大統領選挙のメガチューズデイなる話題で持ちきりになっています。しかし、日本の国民にとって大切な選挙は米国大統領選挙ではなく、岩国市の市長選だと思います。

私が思う、この市長選で大切なことは、「人」を失ってはいけないということだと思います。それは 井原勝介 前市長のことです。市民・国民のことを思い、市政を実践されている素晴らしい人材を失っては、岩国市民、日本国民の損失につながると思います。

井原さんは、9年前に「市政をガラス張りにする」を公約に掲げ市長となり、私欲渦巻く市政体質を一掃し、赤字財政を脱却すべく、余分な支出をカットし、借金を少しずつ返済できるようにした人物だそうです。

また、現在、この選挙が注目されるのは、米軍再編による基地移駐問題があるからです。岩国市には元々基地があり、井原さんは、ギリギリのところで政府と交渉し、苦渋の選択の中、現在の米軍基地機能の受け入れを決めてきたのだと思います。市民には多くの負担をしてもらっており、これ以上、負担を強いることはできないし、危険をさらに増し、騒音などの苦痛を増やすわけにはいかないという気持ちで地方自治を行ってきたのだと思います。

日米両政府の合意では、2014年までに厚木基地から岩国基地へ59機もの空母艦載機部隊の移駐を行うということになっているそうです。これはとりもなおさず、全国最大規模の騒音地帯となると言われています。訓練は昼夜問わず行われます。特に基地周辺の地域の人たちは心身ともに疲れてくるのは目に見えています。だから厚木基地でも騒音などの訴訟問題が起きています。この問題は、国から補助金(迷惑料)が出れば済むことなのでしょうか。

石川県小松市にも航空自衛隊があります。小学生の時に遠足へ小松空港へ行った記憶があり、近くを戦闘機が通り抜けました。カッコいいとか、すごいという感想とは正反対で、すぐ隣の友の話も聞こえず「うるさい」「周りの人は迷惑だろうな~」と小学生ながら感じたことを思い出します。

岩国市も基地がある以上、当然、政府から補助金をもらっています。それを財政に活かすのも自然です。しかし、新市庁舎建設への費用に当てていた、07年度交付金約35億円の支給が凍結されたようです。決定していたお金がなぜ凍結されてしまうのでしょうか。

それは、2007年に国民投票法の成立と同時に、話題にあまり登らなかった補助金の特措法「米軍再編推進法」も成立していました。簡単にまとめてしまうと”政府で決めたことに言うことをきく所にはお金をあげます。言うこときかない所にはあげませんよ」という法です。このおかげで新市庁舎の工事はストップしています。

2006年3月の住民投票、4月の市長選挙では移駐反対派が制しました。これが民意であるから、井原さんは国(&米軍)と地方に渦巻く権力に挟まれながら、市民のことを思い、世の行く末を考えて行動していたと思います。地方自治は市民、県民のためにあり、市民が安心して生活できるようにという基本原則において行動してる井原さんは素晴らしいと思います。

どこの地方自治体も赤字でたいへんなご時勢、当てにしていたお金が凍結されることは非常に苦しいと思います。そんな中でやりくりして予算案を作り議会にかけたところ否決され、それじゃあ、もう一度民意を聞いてみようじゃないか、ということで辞職され、今回の選挙になったようです。

人の体では、糖尿病でインシュリンを大量に打ってしまったら、膵臓の機能は衰退していきますし、人類の進化にしても環境に適応して必要なものは残り、使わないものは無くなるか、機能を失ってしまいます。体には用不用の法則というのがあり、使わない器官や組織は退化していきます。

一度基地の拡大を受け入れ、補助金をもらい潤ったとしたら、基地に依存するようになっていくとたいへんです。何かあると再び受け入なくてはならなくなるかもしれません。衰退していくのは地域の人々であり、地域の経済かもしれません。一部の人たちは儲かるかもしれません。

明治時代、日本では優秀な人材を失いました。ご存知、西郷隆盛です。「天敬愛人」を身上とする人物です。人民のことを心から思い行動してきた西郷が、当時の政治情勢、真実、真に国を思う若い人たちに押され、人民のために西南戦争に突入していきまいたが、残念ながら、この戦いで帰らぬ人となりました。

西郷さんと比較すると話が大きくなってしまうかもしれませんが、今回も日本の行く末を占う大事な選挙になると思います。素晴らしい人材が日本からいなくならないように応援したいと思います。

すべてを我が事として、何でも見ていくことが大切であり、そう心で感じることが、自分の身(実)になっていくのでしょう

再び長くなってしまいました。最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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中国製冷凍ギョーザに対する私見

2008年02月07日 | 社会
食は「命」です。食べるものと水がなければ、人間は生きていくことはできません。根本的にはお金がなくても飲食ができれば生きていけます。

報道各社が一斉に中国製冷凍ギョーザの中毒問題に対する情報合戦をしています。どこのチャンネルもこの問題で持ちきりです。食の安全・安心は生活をしていくためには、家族の安全を守るには重要なことです。しかし、あまりにも中国産農産物、冷凍食品の危険性ばかりを大きく報道しているのではないかと感じてしまいます。

確かに、中国産の農産物には今まで農薬問題や、汚染された水の問題など様々な課題が中国側にもあるのは理解できます。今回の問題は、どこで農薬が混入されたか、誰が行ったのか、組織的なのか、どこの過程で混入されたのかが問題であって、そこの調査、追及なくして何の問題も解決しないと思います。現在は国をあげて捜査している段階ですので、過剰に中国産の農産物、冷凍食品の批判は避けるべきだと思ってしまいます。

話は違いますが、中国にいた私の友人の話によると、肉まんにダンボールが混入されていた問題が報道を賑わした時、疑問に思い首を捻ったそうです。肉と同じくらいダンボールは値段が高いのだというのが、その友人の話でした。「なぜダンボール入れたんやろ?」「その方が美味しいからじゃない!?」こんな話をしていました。

少し方向を変えてみてみると、私の記憶が確かなら、冷凍食品の60%は中国からの輸入に頼っています。農地が減り15億人とも言われる国民を自国の農業だけでは養えなくなり、2004年には農産物の純輸入国になってしまったのが中国です。その中国をアメリカに次ぐ、第二の食料輸入国にしているのが日本であるということを考えると、私たちのこれからの問題の一つが見えてくるのではないでしょうか。

日本の食物自給率は40%を割り込むまでになり、先進国中最低です。もし、戦争や気候の大変動が起こり食物の輸入がストップしてしまったらどうするのでしょうか。疑問でなりません。もし、そうなった場合、備蓄されている食物で国民が暮らせるのは数ヶ月であるという話も聞いたことがあります。

自給率をあげる一番の食品は「米」だと思います。しかし、現状では米価が下落し、山間部の農家などでは、採算がとれず農地を放棄したり、農業地の過疎化も手伝い跡継ぎがなくなり、農地を放棄する農家が多いと聞きます。昨年から大規模耕作を行う農家や、集落営農を優遇して経営規模の拡大を目指す新政策が導入されましたが、その影で地方では悲鳴が上がっているのも現状でしょう。

食=農業=人の命 であるとするなら、農業も自由化して競争させるという原理、経済原理にのるということは、いい風に見えますが、大きな規模の資本が入って来れば、そこに飲み込まれるということにもなりかねません。本当に国民の命を守るという目的のためには、「食」は欠かすことのできない重要な要素であり、農家の人が安心して働けるように、また、国民が安心できるように、国がしっかり補償していくべき問題だと思います。

全国の耕地放棄地は、埼玉一県分の面積にほぼ匹敵する38万5791ヘクタール(05年)に達するそうです。1995年の1.6倍で、その54%は中山間地ですが、最近は、米作りに適している平地部でさえも広がりを見せているそうです。

また、日本は輸入した食品の30%をも廃棄しています。あるコンビにの04年の経常利益が400億円、廃棄された食品も400億円であるという報告もあります。これこそ日本人の昔からの精神である「もったいない」です。世界67億人の多くの人たちが一日1ドル以下の生活を強いられていることを考えると「おかしい」と思わない人はいないと思います。

「もったいな」(無駄)をなくすには、食品偽装はいけないと思いますが、賞味期限に代表される、食品衛生管理法 自体を変えていかなければいけないんではないかと思います。過度の安全は、何か違うものを生み出してしまうのではないでしょうか。

私たち日本人は周辺の多くの国の人たちと繋がって生きています。食品にしてもしかりです。ほとんどが輸入食材です。そう考えると、中国にもたいへんお世話になっています。私たちが豊かな生活を送るために。だとすれば、今回の事件に関しては、捜査の動向を冷静に注視していくことが大切です。報道に対し過度に反応しないことだと思います。

そして、経済、食品、環境技術など近隣諸国の人たちと、自分達の足らないもの、自分達の持っているものをお互いが共有して、アジアが仲良くしていくことこそ、これからの明るい未来をつくっていくのではないかと、今回の中国製冷凍ギョーザの問題の私見、思いを書かせて頂きました。

長くなりました~。最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。
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人生の妙味津々たるを知る

2008年02月02日 | 言葉のちから 心のちから
「一つの林檎を弟と半分分けにして、二人が半分ずつ食べるのもむろん良いことでしょうが、時には「今日はお前みんなおあがり。近頃お利口になったごほうびさ」とでも言ったら、どんなものでしょう。
半分ずつ分けて食べたら、それはただの林檎の味―ところが弟にみんなやって、弟がニコニコしながら食べるのを見て喜ぶのは、まさに天国の林檎の味と言うべきでしょう。人生の妙味津々たるを知るには、まずこの関所を突破してからのことです。」


昨今の悲しい、空しい、呆れ果てる、メディアから流れる情報を聞くにつけ、このような精神が欠如しているのでは と思ってしまいます。自分の仕事においても、師匠が常々話されている「人の痛みを、我が痛み、人の喜びを、我が喜びとしなさい」という言葉が、鮮明に記憶中枢を刺激し、自我多き私の戒めとなっています。

「さて、このように私意私欲の一関を突破するということは、口で言えばただそれだけのことですが、しかし、いざ我が身のこととなると、決して容易なことではありません。しかし人間も、一たび私欲の一関を越えますと、一切の対人関係が明らかに見えて来ます。その明らかな筋道に従って行えば、みな道にかなうというわけです。」

正しい筋道に従って行えば…私欲が溢れる私にとっては厳しい言葉ですね。私たちは患者さん、あるいは世界の人々が皆、幸せになるために、自分は何をすべきか考えなくては心魂の成長はないということでしょう。

「そこでですね、もし諸君らにして、真に意義ある人生を送ろうとするなら、人並みの生き方をしているだけではいけないでしょう。それには、少なくとも人の一倍半は働いて、しかも報酬は、普通の人の二割減くらいでも満足しようという基準を打ち立てることです。そして行くゆくは、その働きを二人前、三人前と伸ばしていって、報酬の方は、いよいよ少なくても我慢できるような人間に自分を鍛え上げていく人です。実際、人間の偉さというものは、ある意味では働くこと多くして、しかもその受けるところが少ない所から生まれてくるとも言えましょう。」

              『修身教授録』 森 信三 著 より抜粋


現在の市場原理の考え方と逆行するものだと思います。しかし、本来の仕事に対する心構え、人生の中の仕事を考えた場合は、上記のような考え方こそ大切なんだろうと思います。しかし、世の中、お金を稼いで生活していかなくてはいけないのでその辺りの矛盾を打開し、成長していくことが私たちの人生の課題なんでしょうね。
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