二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

伝える力 継承する力

2015年09月10日 | 言葉のちから 心のちから

最近、ブログの題名どおりドタバタしていますので、なかなかブログの更新ができません・・・という言い訳を始めに言っておいたりします

様々な活動や、日頃の仕事の合間に 「ふっ」 と何かが降りてくることはありませんか

私は時々、そんなことがあります・・・あっ、変な宗教ではありませんよ

野球関連で、また、スポーツトレーナー活動を通じて、鍼灸業界で、それぞれの立場でプロフェッショナルとして活躍している皆様を拝見したり、一緒に活動して、最近よく私の足りなさというか、発展途上な部分を大いに意識する、認識することが多々あります。

それだけ素晴らしい人物との出逢いが多いというわけで有難いことなのですが、少し思考的にネガティブになっているときは私の中で、自分に対するイライラ感がつのりストレスになるわけです。

 

そんな時、いつも頭をめぐる言葉

鍼灸の師匠に、ここ最近よく言われる「本物になれ」ということ。

これを言われると、自分がまだまだ人間的にも、鍼灸師としても、医療人としても本物でないことは分かるが、何が本物なのかと思考錯誤するわけです。
おそらく、それは師匠をはじめ周囲の素晴らしい人物から学べということなのだと思います。謙虚に学べということなのだと思います。本物になる道は一筋縄ではいかず、おそらく死ぬまで続くのだと思います。そして、最後に本物かどうか判断するのは社会であり、周囲の人たちなのかなと思うのです。

本物になれるように、この鍼灸という広く大きな道で精進していかないとと、今更ながら心を新たにするのです。

 

そして、最近どこからともなく降りてくるフレーズ

広い意味での「何かを伝えていく」ということ。

最近、様々な会の役員として会や会員の皆様をお世話をさせていただいたり、講師としての機会を与えていただいたり、日々の鍼灸臨床の中の患者さまとの対応であったり、トレーナーとしての活動であったり、言いたいことを表現し伝えていく力が必要な場面が多くあります。
本当に伝えたいことが伝わったのか、理解していただくことができたのかという、
その部分で難しさを感じたり、後悔することもあり、自分の足りなさをいつも思うわけです。

私は縁あって、奈良時代に日本に伝承し約1500年のあいだ伝承され受け継がれている鍼灸や按摩という仕事をさせていただいているわけです。それだけでも「伝える」ということの大切さ、「継承する」ということの大切さを認識せざるを得ないわけです。

この鍼灸、按摩は約1500年継承されてきた素晴らしい医療であるので、これからも後の世代に伝えていくことは大切なことであり、この仕事についたものの責務であると思うのです。・・・が、

私のところに、最近よく降りてくるフレーズは、それも含めた広い意味での「伝えていく」ということであり、まだよく分からないので「何か」という言葉が頭についています。

 

人間、生まれてきたという時点で、この人生において成長し、なすべき使命があると思うのです。

私の場合は鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師となり、この仕事通じて成長し、患者さまや病める人、自分を必要としていただく人のために知識や技術、人間性を磨いていくことが原点なのですが、もっと深い源流からの、あるいは、それを超越した「伝えるべき何か」があるんじゃないかと思うわけです。

成すべき使命と、伝えるべき何かそんなことを意識しつつ毎日、この有限であり無限な大切な時間を過ごしていきたいな~と思うのです。

精神なのか、知識なのか、智慧なのか、技術なのか、何なのか、人生の中で思考し、実践してきたことが記憶となって脳に刻まれ、身体の細胞一つ一つの中の遺伝子のどこかに記憶として刻まれ「伝わっていく」、「伝承されていく」のかなと感じるわけです。

そして、この人生の中で、その伝えるべきことを表現していけたら・・・と思うのです。

 

そんな「伝える」ことを実践された、松下幸之助さんの言葉より

~プロの自覚~

プロとは、その道を我が職業としている専門家のことである。
職業専門家とは、つまり、その道において、一人前にメシが食えるということである。
言いかえれば、いかなる職業であれ、その道において他人様からお金をいただくということは、すでにプロになったということである。
マアチュアではない。

芸能界やスポーツにおいては、プロとアマとの区別は厳しい。
真にプロに値するものでなければ、お客はたやすくお金を払ってはくれない。
お客は慈善の心で払いはしないのである。
だから、プロを志すことは容易ではないし、プロを保持するための努力も並大抵ではない。

甘えてはいられない。
学校を出て会社や官庁に入る。入れば月給がもらえる。
月給をもらうということは、言いかえればその道において自立したということであり、つまりはプロの仲間入りをしたということである。
もはやアマチュアではない。
そうとすれば、芸能界やスポーツ界の人びとと同じく、またプロとしての厳しい自覚と自己練磨が必要となってくる。

おたがいプロとしての自覚があるかどうか・・・

   『道をひらく』 松下幸之助 著より

 

本物を目指すことは、プロとして自覚することであり、その精神をいろんな形で伝えていくことなのだと思います。精進しま~す

    二葉鍼灸療院 田中良和

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