3月11日に起こった、三陸沖を震源とする巨大地震が多くの人の命を奪いました。
私たち直接、地震や津波に遭遇していない人間には、その恐怖、その後の不安は想像を絶するところであって、ただただ命を亡くされた多くの方々ご冥福をお祈りし、行方不明の皆さまが早く発見され、被災した方々に小さいことではありますが、自分ができる支援をさせて頂くことしかできません。
普通の生活というのが、これほど貴重であり、有り難いことなのかということを思わざるを得ません。いや、さらに心から、もっと奥の方から認識させられた思いです。
皆さまが早く普通の生活の戻れるように、日本が一つになる時なのだと感じます。
テレビ、ラジオ、新聞、あるゆるメディアでは地震の報道一色です。そして、随時、新しい情報が入ってきます。しかし、報道されない部分でたいへんな思いをされている皆さまもたくさんおられることと思います。
避難生活を余儀なくされている人たちの辛さも、本当のところは実感できませんが、常に意識において生活することはできます。
しかし、ただ意識においておくのではなく、前向きに、そして被災者の皆さまの分も積極的なイメージで意識においておきたいと思います。
報道などでも、多くの企業が食べ物などの生活必需品を調達し、スポーツ選手や芸能人、多くの日本国民の皆さまが、「今」自分ができる支援を行っています。これには胸が熱くなる思いとともに、日本人の団結力という精神、日本の精神文化は受け継がれているな~という思いに駆られます。
これは阪神・淡路大震災の時もそうですが、今回は津波にも襲われ、さらにパニック状態であったと思います。にも関わらず、略奪や犯罪など全くなく、配給物資を、または青空市場状態で販売されるスーパーの品を並んで買い物をしている姿は、私たちの目には普通に見えるのですが、外国の人からみると素晴らしいことなのです。それは、物質が豊かだからではありません。このような行為を自然にできるのが日本人だと思います。
中には外国籍の方もおられるかもしれませんが、一緒な土地に住み、空気を吸っていれば行動も似てくるというものです。いや、心が理解できるということでしょう。
また、三陸沖で起こった地震が、連動するかのように長野県に震度5、静岡県に震度6の地震を起こしています。日本列島は隅々に活断層が存在します。まだ発見されていない活断層もあるでしょう。その上、ユーラシアプレート、北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートという四つプレートがぶつかりあっている場所であり、地震が多発する地帯なのは知られたことです。
金沢という場所は、4年前に能登半島で地震があった時は久しぶりに大きく揺れましたが、本当に地震が少ないところです。今回も「めまい」がするような大きな揺れを感じた程度でした。
今回の宮城や岩手を襲った津波の映像は、その威力、迫力に、恐怖も加わり何とも言えない、言葉が出ないくらいの衝撃でした。「これは日本なのか!」と目を疑いたくなるような、信じたくないような気持ちでした。
自然は私たちに大きな恵みを与えてくれる反面、脅威にもなる、陰陽相反す面があるのだと実感します。
世界では、オーストラリアの洪水、ニュージーランドの地震、フィリピンの火山爆発、ハワイのキラウエア火山でも火山活動が活発化しており、太平洋を中心に何かが変化してきているように、そして、繋がっているように感じてしまいます。全て最近の出来事ですから。日本でも霧島連山の噴火がありました。
地球がどうかなってしまうのかと言う話ではありませんが、私たち人間も自然の一部であり、自然からの恵みで育つのです。地球も生きています。人間が自然の一部なら、地球や大自然にだって人間が反映されていると考えてもおかしくないでしょう。地球にも人間のように自己治癒力があるとしたらどうでしょうか。人間は自然と共生して生きることが原則なのです。
人間の胃壁は強い酸性の胃液を放出しながら、自分の細胞は粘膜で守っています。上手くできているのです。しかし、強いアルコールなどを胃に入れると、胃では消化されず一気に粘膜がはがれ落ちてしまいます。そんなことが続くと、びらんや潰瘍になるのです。
そのはがれ落ちた胃壁を電子顕微鏡でみると粘膜細胞が跡形もなくなくなっているそうです。しかし、奥の方で生き残った粘膜細胞同士が瀕死の状態ながら突起を伸ばし繋がり、手を取り合っていく。そして、その繋がりを保ちながら、どんどん増殖し、元の粘膜細胞に戻っていきます。これが自然治癒力です。
そうなのです。人間にはそんな力があるのです。それは胃だけではなく、身体全体にあり、なおかつ、それを積極的誘導するのは脳であり心なのです。すべてが繋がり大きな力のネットワークを形成しています。
そんな力が人間にあるんですね。心にもあるんですよ。そして、必ず自然治癒して元に戻る力があるんです。
「今」宮城や岩手が、福島が、青森が、北海道が、関東地方が、そのパワーを発揮する時です。そのために皆が力を合せています。これから、まだまだ大きな困難があると思いますが、それと同じくらい、大きなパワーが日本各地から世界から集まってくると思っています。私もその一員でありたいと思います。
「今」が日本の団結する時、日本の精神が試されている時だと思います。
ここが踏ん張りどころだと感じます。皆でどんな形でも、できることをやっていこうとする、そんな心が、行動が、大きなパワーであると思います。
とりとめもなく書いてきましたが、もう少し書きたいことがありますので、パート②へ行きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます(感謝)。
二葉鍼灸療院 田中良和
私たち直接、地震や津波に遭遇していない人間には、その恐怖、その後の不安は想像を絶するところであって、ただただ命を亡くされた多くの方々ご冥福をお祈りし、行方不明の皆さまが早く発見され、被災した方々に小さいことではありますが、自分ができる支援をさせて頂くことしかできません。
普通の生活というのが、これほど貴重であり、有り難いことなのかということを思わざるを得ません。いや、さらに心から、もっと奥の方から認識させられた思いです。
皆さまが早く普通の生活の戻れるように、日本が一つになる時なのだと感じます。
テレビ、ラジオ、新聞、あるゆるメディアでは地震の報道一色です。そして、随時、新しい情報が入ってきます。しかし、報道されない部分でたいへんな思いをされている皆さまもたくさんおられることと思います。
避難生活を余儀なくされている人たちの辛さも、本当のところは実感できませんが、常に意識において生活することはできます。
しかし、ただ意識においておくのではなく、前向きに、そして被災者の皆さまの分も積極的なイメージで意識においておきたいと思います。
報道などでも、多くの企業が食べ物などの生活必需品を調達し、スポーツ選手や芸能人、多くの日本国民の皆さまが、「今」自分ができる支援を行っています。これには胸が熱くなる思いとともに、日本人の団結力という精神、日本の精神文化は受け継がれているな~という思いに駆られます。
これは阪神・淡路大震災の時もそうですが、今回は津波にも襲われ、さらにパニック状態であったと思います。にも関わらず、略奪や犯罪など全くなく、配給物資を、または青空市場状態で販売されるスーパーの品を並んで買い物をしている姿は、私たちの目には普通に見えるのですが、外国の人からみると素晴らしいことなのです。それは、物質が豊かだからではありません。このような行為を自然にできるのが日本人だと思います。
中には外国籍の方もおられるかもしれませんが、一緒な土地に住み、空気を吸っていれば行動も似てくるというものです。いや、心が理解できるということでしょう。
また、三陸沖で起こった地震が、連動するかのように長野県に震度5、静岡県に震度6の地震を起こしています。日本列島は隅々に活断層が存在します。まだ発見されていない活断層もあるでしょう。その上、ユーラシアプレート、北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートという四つプレートがぶつかりあっている場所であり、地震が多発する地帯なのは知られたことです。
金沢という場所は、4年前に能登半島で地震があった時は久しぶりに大きく揺れましたが、本当に地震が少ないところです。今回も「めまい」がするような大きな揺れを感じた程度でした。
今回の宮城や岩手を襲った津波の映像は、その威力、迫力に、恐怖も加わり何とも言えない、言葉が出ないくらいの衝撃でした。「これは日本なのか!」と目を疑いたくなるような、信じたくないような気持ちでした。
自然は私たちに大きな恵みを与えてくれる反面、脅威にもなる、陰陽相反す面があるのだと実感します。
世界では、オーストラリアの洪水、ニュージーランドの地震、フィリピンの火山爆発、ハワイのキラウエア火山でも火山活動が活発化しており、太平洋を中心に何かが変化してきているように、そして、繋がっているように感じてしまいます。全て最近の出来事ですから。日本でも霧島連山の噴火がありました。
地球がどうかなってしまうのかと言う話ではありませんが、私たち人間も自然の一部であり、自然からの恵みで育つのです。地球も生きています。人間が自然の一部なら、地球や大自然にだって人間が反映されていると考えてもおかしくないでしょう。地球にも人間のように自己治癒力があるとしたらどうでしょうか。人間は自然と共生して生きることが原則なのです。
人間の胃壁は強い酸性の胃液を放出しながら、自分の細胞は粘膜で守っています。上手くできているのです。しかし、強いアルコールなどを胃に入れると、胃では消化されず一気に粘膜がはがれ落ちてしまいます。そんなことが続くと、びらんや潰瘍になるのです。
そのはがれ落ちた胃壁を電子顕微鏡でみると粘膜細胞が跡形もなくなくなっているそうです。しかし、奥の方で生き残った粘膜細胞同士が瀕死の状態ながら突起を伸ばし繋がり、手を取り合っていく。そして、その繋がりを保ちながら、どんどん増殖し、元の粘膜細胞に戻っていきます。これが自然治癒力です。
そうなのです。人間にはそんな力があるのです。それは胃だけではなく、身体全体にあり、なおかつ、それを積極的誘導するのは脳であり心なのです。すべてが繋がり大きな力のネットワークを形成しています。
そんな力が人間にあるんですね。心にもあるんですよ。そして、必ず自然治癒して元に戻る力があるんです。
「今」宮城や岩手が、福島が、青森が、北海道が、関東地方が、そのパワーを発揮する時です。そのために皆が力を合せています。これから、まだまだ大きな困難があると思いますが、それと同じくらい、大きなパワーが日本各地から世界から集まってくると思っています。私もその一員でありたいと思います。
「今」が日本の団結する時、日本の精神が試されている時だと思います。
ここが踏ん張りどころだと感じます。皆でどんな形でも、できることをやっていこうとする、そんな心が、行動が、大きなパワーであると思います。
とりとめもなく書いてきましたが、もう少し書きたいことがありますので、パート②へ行きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます(感謝)。
二葉鍼灸療院 田中良和