二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

平成28年 谷本正憲石川県知事後援会新年互礼会・山野之義金沢市長新年互礼会へ出席

2016年01月09日 | その他の活動

2016年1月2日(土)、午前は毎年恒例 の谷本正憲石川県知事後援会の新年互礼会へ出席しました。

会場は、金沢ニューグランドホテルの4階。午前10時30分~11時30分ごろまででした。

私は石川県鍼灸マッサージ師政治連盟のお役をしている関係で毎年、この会に参加いたしております。先輩からの後を引き継いでということでしょうか。

私たちの鍼灸あん摩マッサージ指圧の施術業を理解してもらい、広く市民や県民の皆様に鍼灸あん摩マッサージ指圧施術を知っていただいたり、信頼をしていただくには、日々の臨床での態度や向上心も大切なのは当たり前の話ですが、各地方自治体の行政側との連携も大切です。
ここが私たちの国家資格を取得しているという立場の職業において重要な点なのだと思います。

私が所属する石川県鍼灸マッサージ師会にしても、石川県鍼灸師会にしても、さらに広く県民の皆様の健康や疾病予防に東洋医学を役立てていただこうと、数年前より公益社団法人を取得しております。
ですから、このような会に出席したり、行政との連携を図ることは、県民の皆様に対する私たちの使命であり、かつ責任であるとともに、大きな財産なのだと思っています。

その長である石川県知事の新年互礼会へ出席しているというわけです。

会長、もう一人の副会長、そして紅一点の理事とともに4名で出席いたしました。

開会後のご挨拶は・・・、北陸新幹線、北陸新幹線、北陸新幹線の一色と言っていいほどのご挨拶でした。
「想定外」なほどに金沢に観光へ足を運んでくださる皆様が国内外を問わず多くて・・・というお話です。

その好況、新幹線特需のせいか、昨年に増して新年互礼会の参加者が多かったように思えました。

いいことですけどね

新年互礼会が終了し、出席した4人でM2階のレストラン「トレド」で業界やいろんな話を熱く語り、1時間以上話をし、気付いたら13時  そう、この後も金沢ニューグランドホテル近くで金沢市長の新年互礼会があるのでした。

 

こちらも最近では、毎年恒例の山野之義金沢市長の新年互礼会に出席しました。

会長は用事があるとのことで、もう一人の副会長と紅一点理事の3名で出席しました。

会場は、金沢東急ホテル 5階で、13時30分~14時30分ごろまででした。

山野市長の新年互例会でいつも思うのは「国歌斉唱」を行うところが素晴らしいと思うのです。新年を迎えるにあたり、国歌の意味を知り、自分のことだけではなく、国や世界を思うことは日本人として当たり前のことなのですが、いつも何故か新鮮に思います。

さて、挨拶もまたまた、北陸新幹線、北陸新幹線だったのですが、山野市長の挨拶では北陸新幹線開通後の方針について話がありました。

まず、「本物」を提供できるように政策や予算付けをしていくということ。

金沢の伝統や文化の本物の面をもっとアピールしていくというものです。

そして、「広域連携」を強化していくということ。

金沢だけでなく、周辺市町村にも素晴らしいところがたくさんあるので、金沢市の一人勝ちになるのではなく、その効果を周辺に波及していき、さらに、より金沢も楽しんでもらうというものです。

やはりトップというのは常に先の先を見つめ手を打ち、そして、自分たちだけではなく、他の多くの人々にその恩恵を広げながら、さらに魅力を深めるという、自分も愛し他も愛し、そして地域で活性化していく、そうでなくてはいけないと思います。
これは私たちの業界にも大いに言えることなんです。・・・北陸新幹線特需なるものはありませんが
そして勉強になりました

会場を後にし、少し飲み足りない3名は会場近くの『池田町バルバール』まで行き、プチ新年会を行ったのでした。
私はこの後、17時より用事が待っているのです~その報告は後ほど。

互礼会の会場で出会った、1級フードアナリストアナリストの雅珠香(あすか)さんと写真をパチリ

私はアメーバブログで、雅珠香さんの読者になっておりまして、よく石川県の食情報は参考にさせていただいてます

石川県の人も、県外から旅行に来られる方も、ちょっとご覧になると参考になると思いますよ
おススメブログです  ↓クリックしたら飛びます飛びます

 『あすかりんの恋味敬食(こみにけいしょく)』

すてきな女性でした~

 

そんなことで、素晴らしい1月2日(土)でした~ が、1月2日は続く

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

コメント (2)
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神仏に向かう姿勢 ~宮本武蔵の精神~

2016年01月07日 | 言葉のちから 心のちから

お正月や月初め、神社に初詣や参拝に行きます。

私は、いつも手を合わせ思うことは「感謝」です。
生かされていることへの感謝
成長できる人生への感謝、でしょうか。

神仏に対する姿勢で見習っているのが、江戸初期に活躍した剣術家、剣豪 宮本武蔵、の精神です。

                         

私が修行させていただいた東洋医学研究所®の所長であり師匠の黒野保三先生の方針の大きな柱の一つは、鍼灸診療を行う人間の心や精神、人間性の育成・成長を重要視していることです。研究所へ入所して3ヶ月間は研修期間となり、私は住み込みで修行させていただきましたので、外出はできませんし、ほとんど仕事を覚えることと治療院の方針や勉強にあてられました。

その一環として行われたのが、吉川英治さんが書かれた『宮本武蔵』をまず読み、『論語』を読み、鍋島論語とも言われる『葉隠』を読み、人生観や仕事、これから修行し学んでいく姿勢を認識するという時間がありました。読むだけでなく、ちゃんと感想を述べ意見交換の場もあったので少し緊張していました。

そんなことで『宮本武蔵』と出会ったのでした。

その小説の中で、宮本武蔵が吉岡道場の一門と京都 一乗寺下り松で決闘を行う場面があります。武蔵1人 vs 吉岡一門多数です。いくら武蔵が剣豪であるからと言っても死をかけた闘いとなります。

その決闘の日、太陽も昇らないうちに決闘の場に向かうのですが、その途中、八大神社で足をとめ、

「勝たせたまえ、今日のことは武蔵の一生の一大事」と祈ろうとして拝殿の鍔口まで来たが、彼の奥から湧き上がる本性に気づき、気持ちを一蹴して、祈らずに決闘の場に向かったそうです。

その時感じた本性、そこに神からの知らせのようなものを感じたことに神の存在は信じるが、
「侍の道」には、恃む神などというものはない。神をも超えた絶対の道だと思う。侍のいただく神とは、神を恃むことではなく、また人間を誇ることでもない。神はないとも言えないが、恃むべきものではなく、さりとて自己という人間もいとも弱い小さなあわれなものと、観するもののあわれのほかではない。

と言われています。この吉岡一門との決闘において、武蔵の壁書である『 独行道 』の一文である、

 

  我、神仏を尊びて、神仏を恃まず

 

という言葉が書かれたのではないかと言われています。

神仏の存在、道を示していただけることを敬い尊び感謝することは大切ですが、依存したり願ったりするのではなく、生かされている自分の人生を成長の場と捉え、その道に対する選択、決断、実践はすべて自分の心の中にある、ということだと私は解釈しています。

私はこの言葉を、自分が神社仏閣へ参拝する際の心の寄り処にしております

 

また、中村 元(なかむら はじめ)さんという方がおられました。

インド哲学・仏教思想が研究の専門領域ですが、それにとどまらず西洋哲学にも幅広い知識を持ち、思想における東洋・西洋の超克・融合を目指されたインド哲学者・仏教哲学者です。

仏教の本質 哲学者「中村元」

 

上記、動画の最後のほうに、

 この変転常ない世の中では、まず自分に頼るべきである。

   自分に頼るというのは、どういうことであるか。

   自分はこの場合にどうすべきかということを考えることでしょう。

   その場合、何を判断決定の基準にするのか。

   それは人間としての道=「法」、インドの言葉でいうとダルマと呼ばれるものです。

   これを「法」と解釈しますが、

   この人間の理法というもの、これに頼ること、

   「自己に頼れ、法に頼れ」、これが釈尊の最後の教えでありました。

と話されています。

 

大いなる存在に畏怖と尊敬、そして感謝の精神を持ちながら、人生においてはそれぞれの道において、最後に頼ることができるのは、自分であり、自分が世の中の正しき道の中で、何をどう選択するかということで自分の行くべき道が決まるということなのでしょう

最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

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平成28年 元旦に思う事 ~ 一年の計は元旦にあり ~

2016年01月06日 | 日常

皆様、新年あけまして、おめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします

今年の金沢の元旦、お正月3が日は暖かく青空が顔をのぞかせ春のような心地さえする天気でした。

太陽の日差しがあるだけでも、すっごく幸せを感じる、そんなお正月でした。

天気は人間にはどうにもならないことなのですが、雪が降らないのでスキー場やスキー客を見込んだ所のお仕事はたいへんな状況だと思います。また、富山湾で生きたダイオウイカの撮影に成功するなど、日本各所で深海生物が目撃されたり、浜に打ち上げられたりしているのも、地球規模で何かが変化してるのかな~とちょっと心配になります

さて、今年の元旦も一人だからできる1日を過ごしました。
まずはじめに、当院や家のある地域の氏神様である小坂神社へ初詣へ出かけ今年一年、また生活させていただく感謝を捧げてきました。

 

元旦の空気はやや冷んやりしていましたが、たいへん天気が良かったので、歩いて尾崎神社へ向かいました。毎年、参拝の行列が出来たことはなかったのですが、天気と観光客のためか今年は30名ほど前に並んでおりビックリしました。
星稜高校時代に数学を教えていただいた先生に出会い、お元気なお顔と声でなんとなく嬉しさを感じました

次に歩いてすぐの尾山神社、石浦神社へ向かったのですが、ここは参拝の行列が半端なく長かったので、やや裏の方や正面から手を合わせて参拝とさせていただきました。

本日の最終目的地はホテル日航金沢の喫茶店です。

広坂から香林坊、武蔵が辻を歩き、目的地へ向かいました。いつも歩かない路地裏を歩くと、「こんなところに、こんなものがあるんだ」という発見もあり、独り言をつぶやきながら(まずいかな・・・)、楽しく歩いていました。

目的地へ到着前にホテルの裏手にある白髭神社を通りましたので、そこへも参拝いたしました。

私が参拝の時に頭に思い浮かべることは、ただ「感謝」です。このことは次のブログに書きますね

   

心地よく歩いているうちに、目的地のホテル日航金沢1階にある『ファウンテン』到着。ここでケーキと美味しいコーヒーをいただきながら、読書をして一年の計を妄想、夢想するというのが、ここ最近の時間の過ごし方です。ちょっと贅沢なのですが、最初に書いたように、一人だからできることなんですよね~

写真のような本を読みながら、一年の自分の歩んでいく道、計画、やりたいことなどを考え、また読んでいくうちにインスピレーションが湧いてくると妄想し・・・の繰り返しを行い、一年の指針を練る作業を行います。

あっ、ちょっと話は「一年の計」のことではありませんが、たくさんのケーキの種類がある中から選んだ、この 抹茶ミルフィーユ  というケーキ・・・大当たりでした。波のように押し寄せる抹茶とホワイトチョコ&ミルククリームの絶妙なハーモニーが堪らなかったです。従業員の方にお聞きすると「私も大好きです」、「人気のケーキなんですよ」ということでした。
正月から得した気分です

また、ここの従業員さんの笑顔の対応と、ちょっとした心遣い、気遣いにプチ感動と感謝。ここは私にとって心静かに寛げる場所なんですよね。そこにいるだけで学びもたくさんあるということです

さて、今年、元旦に練ったことを少しだけ端的に書いておこうかな~なんて思います。
特別なことでもなく、私の一年の活動指針といったところでしょうか。

  常に感謝の中に生きる

  創造的精神と実践によって形として、物質として自分の思いを創造する

  ワクワクすること、創造性を掻き立てられることを集中しておこなう

  自分を愛し価値を認め、他人を愛し価値を見出し、私とあなたと社会が良い方向に進めるような活動を行う

  知識や技術のインプットも大事だが、地域や社会へアウトプットする行動を起こす

  自分のやりたいことを自由にやれるような環境に向かって邁進する

  自分の仕事の付加価値をあげ、地域社会へそれを展開していく

  富の正しい知識を知り、実践し、豊かな生活を実現する

  大きな夢を常に思い続け、小さな目的をクリアーしていく

  自分の直感を信じ、熟慮し、迷った時はまず行動する

 

具体的なことは自分の中に認識しておくこととして、上のようなことを今年の大きな指針として、小さくても希望成功という種を植え続け、感謝という水を常に与え、思考熟慮という肥しを与えて、活動や行動を起こしていきたいなと、元旦に一年の計を妄想したのでした

本年は平成28年。文字ってみると・・・二八年・・・二葉・・・おお~二葉の年だ

ということで、二葉鍼灸療院を今年も多くの皆様にご利用いただき、お一人お一人が、しなやかで心地よい心身で日々を過ごしていけますよう鍼灸治療でサポートさせていただきますので、本年も、よろしくお願い申し上げます

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

コメント (8)
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