二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

第102回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園大会)開催の是非について私見

2020年05月20日 | 高校野球

 新型コロナウイルス感染症の蔓延、パンデミックの影響で世界各地もそうですが、日本でもジュニアからシニアまで多くのスポーツ大会、競技会が中止になりました。寂しいし、悲しい

 そんな中ドイツサッカー、
ブンデスリーガ https://www.bundesliga.com/jp/bundesliga では、無観客のもと、様々な感染症対策を実施しながら開幕となりました。

 ヨーロッパのプロサッカーでは各国の感染症状況で対応は違いますが、フランス以外は開幕に意欲を示しているという報道がありました。今後の感染症拡大状況をみながらの予定でしょうが、嬉しいニュースでした。
 選手もスタッフも大会役員も厳しい感染症対策マニュアルや指針の中で開催されているようですが、数か月いや年も股ぐ可能性もあると思いますが、スポーツ大会を開催する時は、今後、このような形が継続されていくのではないでしょうか。

 日本ではJリーグとNPB(日本野球機構)が合同の「第7回の感染症対策会議」を開催し、Jリーグは現時点で開幕時期を決定するのは難しい状況で開催に向けてのプロトコル作成を行うとしたのに対し、NPBはプロ野球を6月中旬から下旬の開催で行いたいという意向を示しました。

 新型コロナウイルス感染症に関しては、現時点で確実に効力のある薬剤はありませんし、まだワクチンも出来ていません。特性は分かって来てはいるにしても、まだまだ未知の部分も多いのが現状です。しかし、これまでの経緯の中で分かってきたことも多いと思います。

 感染状況をみると、緊急事態宣言収束の目安である、「直近1週間の人口10万人に対しての感染者数が0.5人程度以下」という基準に対して、甲子園のある兵庫県、選手の宿舎が多い大阪府などは0.3人台となり関西圏では緊急事態宣言が解除されることが示唆されるまでになってきております。

 

 私は9年間球児でしたし、野球が大好きです。そして、高校野球は特に関わらせていただいておりましたし、野球の中でも特に熱を入れてしまいます。

 日本高校野球連盟の役員の皆様には、多くの検討課題やクリアしなくてはならない問題も多いかと思いますが、是非、是非、夏の甲子園大会は開催の方向で舵をとっていただきたいと心から願っております。

 その経緯の中で感染症が再び急増した場合や、期間中に感染症が発症した場合などは中止する方向で調整いただいきたいなと思っています。

 

 世間で言われていることは、今回は言及しないこととして、選手にフォーカスするといくつか心配なこともありますが、私の思いを書いておきたいと思います。感染症予防ということは前提として考えています。

特に3年生の高校球児は、春のセンバツ、春の地区大会(県大会)が中止となり、残る最後の大会にかける思いは並々ならぬものがあります。その思いは高野連の皆さんは汲んでいただいていると感じています。

学校が休校となり、チームでの練習が出来ていません。LINEやZOOM等で連絡を取り合っているところもあると聞きますが、練習不足という歪めない事実があります。2カ月間のブランクは大きいと感じます。個人練習でチーム練習と同じ量を行うことは限度がありますから。

学校の授業との兼ね合いがあり、高校によってはほとんど夏休みなしで授業に費やすところもあるのではないかと思います。ここで野球と勉強を天秤にかけると各々の学校で対応が違ってくるのではないかと思います。今回に限り、県大会から出場を希望する高校のみで実施せざるを得ないのではないかと思います。私立学校の割合が多くなるかもしれません。

6月から7月にかけて1ヶ月半で、練習を行い、練習試合で試合感覚を取り戻すまで、ここでも学校の対応による差も出てくると思いますが、選手の肩、肘障害や筋力など体力面を考えると、例年のようなハードなスケジュールでの開催は厳しいかなとも感じます。

春のセンバツ出場校は実力校が多いです。夏の県大会でも勝ち進んでくる可能性があります。石川県の場合は、星稜と日本航空石川がセンバツ出場が決定していました。例えば、センバツ出場高校は各県大会には出場し試合を行いますが、夏の甲子園には無条件で出場という形にして、星稜と航空石川が決勝となった場合は、優勝校に準決勝で負けた高校が甲子園出場となる。また、星稜と他の高校が決勝になった場合は、他の高校の甲子園出場が決定。

上記を踏まえ、出場校が多くなるので8月~9月にかけて甲子園大会を行う。プロ野球や学校との兼ね合いもあるかもしれませんが。

新チームは1ヶ月遅れでチームをスタートし、今年度の明治神宮野球大会高校の部は中止として、各地区大会の状況でセンバツ高校野球大会の高校選抜を行う。

 こんなことを少し考えてみました。

 高野連の大人の皆さんは親身になって、様々な観点から考え協議していただけると思いますが、高校生の選手たちもこの状況の中、希望の光を失わず、目的意識をいろんな方向に模索し、耐えながら経験を積んでいます。徳を積んでいると言ってもいいと思います。

 高野連の皆様も、何とかしてあげたいという思いは同じかと思いますが、様々な社会状況も考えて判断しなくてはならない。こちらも様々なものに耐えながらの決断となります。この行いも陰徳を積むということなんだろうと思います。

 

 そして開催につきましては、これまで通りの開催はできないというとことで大会に関わる多くの皆様の協力も必要ですし、高校野球ファンの皆様にも耐えていただくところは耐えていただかなければいけません。

 でも思いは一つ、この青春の1ページを、可能であるなら選手たちに高校野球をやらせてあげたいその一点だと思います。そのために知恵を絞りだしておられることでしょう。

 

 スポーツ新聞のデジタル版だったかの記事に、夏の屋外で広いスペース、そして観客席も大きい環境での高校野球、そして高校生であり健康である高校球児、感染症が収まってきているならトライしてみるべきだと。私もそう思います。
 また、上記の条件の高校野球が開催不可能であれば、今後一切のスポーツ大会は中止または延期になるのではないだろうかとも書いてありました。私もその通りだと思います。

 

 なにせ、本日の高野連の会議にて決定されます。

 

 ぜひ、ぜひ、ぜひ、開催の道を閉ざさないようにしていただきたいと願うばかりです

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

二葉鍼灸療院(金沢)

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妊活(不妊)と食生活 すこしだけ鍼灸~身体を見なおしてみましょう~

2020年05月09日 | 不妊症

 新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が5月6日以降も継続された石川県です。

 皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 不要不急の外出以外を自粛する生活が続き、皆さん生活様式も変わらざるを得なくなっている状況です。

 それぞれがこの生活に適応していこうと、様々な工夫を行い情報発信されています。

 

 さて、このような STAY at HOMEな状況ですので、ブログを見ていただける方も多くなっており、高校野球とともに妊活不妊症の記事のヒット数がかなり多くなっております。

 当院では、妊娠しやすい身体づくりをサポートする鍼灸施術を行っております。どのツボで効果があったというよりも、鍼や灸で生体を制御し恒常性維持機能を活性化するような全体的な施術を行い、身体のバランスを調整させていただいております。

 妊娠しやすい身体づくりには、鍼灸だ施術していればよいのではなく、あくまでも援護射撃であり、身体をつくっていくのは皆さま自身であることは理解されているかと思います。

 当院では、施術の中で食事や運動のアドバイスをさせていただいております。

 今回は食事について取り上げていき、妊娠しやすい食生活について考えていきたいと思います。

 妊娠することもそうですが、病気や不調全般に、食事、運動、睡眠、心の在り方などの日常生活を振り返り、その原因の一端を探り、それを改善していくこと(養生)は大切なことだと思います。生活習慣等を見なおし、ご自身が積極的に身体づくりを実施することで、妊娠するためのベースとなる基盤が出来上がります。
 健康や身体の真理はここにあり、それにプラスαの効果を及ぼすのが、不妊専門クリニックで行われる医療であり、我々が行う鍼灸を含めた東洋医学なのだと理解しております。

 

 今回は、『妊娠しやすい食生活~ハーバード大学調査に基づく妊娠に近づく自然な方法~』(ジョージ・E・チャヴァロ、ウォルター・C・ヴィレット、パトリック・J・スケレット著 日経新聞出版社)からご紹介していきたいと思います。

 まず確認しておきたいのは、食生活に関しても「これが正解」「これしか方法がない」ということはないということです。食生活も、それぞれ環境や生活状況も違いますので、「このような方法があるので、参考にしてください」というスタンスであることを念頭に読んでいただければ良いかと思います。

 それぞれが正しい情報を知って、その中で自分で継続できそうなこと、「これだ!」と直感したことを日々の食生活の中で実践していただき、すこしでも「妊娠」「出産」に行きつくための方法として取り入れていただければ有難いなと思います。

 

 この本の「ハーバード大学調査」という部分なのですが、これはハーバード大学公衆衛生大学院の研究者が約12万人の看護師(33歳~55歳 既婚女性 1976年開始)を対象に行った「看護師健康調査」の第2回目の健康調査がベースとなっています。
 この2回目の健康調査では、第1回の調査では検証できなかった妊娠および、その他の健康問題を改めて調査しました(約11万6000人 1989年実施)。
 この本のデータは、その中でも、食生活が妊娠にどう影響するかを正確に調べるため、隔年ごとの調査によって「妊娠を希望している」と回答した看護師の皆様 18555人を対象としています(8年間のデータ)。

 【このデータで伝えることのできる事実】

  ・排卵障害が原因の不妊状態を改善する食生活であること

  ・排卵障害以外の原因に関しては十分なデータはないが、何らかの効果はある可能性

  ・看護師のパートナーは調査に含まれておらず男性不妊に関しては未調査

 

 調査対象の女性からは、妊娠するまでの期間、流産の有無を含めた健康状態、食生活、運動の記録、喫煙やその他のついて情報提供してもらいました。
 その莫大のデータを解析した結果、以下にあげる7つのポイント(生活習慣)が、排卵に関する不妊症を劇的に改善することを確認できたということです。

 これは一つのデータの検討でありますし、多くが白人が対象であると思います。先述しましたように、国も食習慣も食材も日本とは全く違うので、全てが当てはまるわけではありません。
 しかし、皆さまの食生活をみてもどうでしょうか。イタリアンやフレンチなど西洋料理だけでなく、現代はインドやタイなどのアジア料理、中華料理など各国の料理を食べることができ、伝統な和食だけで生活している方は少ないのではないでしょうか。

 そんな意味では、自身の食生活を一考し振返り、自身の身体を見つめなおすことに役立つ情報である思います。特に、妊娠、出産という新しい生命を宿し、育み、誕生させるというエネルギーを使う女性には重要なことだと感じます。

 ここで7つのポイントを紹介します。

1.全粒粉など、精製度の低い穀類を選ぶこと。食後の血糖値を急激にあげるような精製された炭水化物は減らすこと。

2.オリーブオイルのような不飽和脂肪酸を多く摂り、加工食品やファストフードなどに含まれるトランス脂肪酸は避けること。

3.牛乳、あるいはヨーグルトやアイスクリームは無調整のものにすること。スキムミルクやカッテージチーズ、フローズンヨーグルトなどの低脂肪(無脂肪)乳製品の摂取は回数を減らすこと。

4.植物性タンパク質を多く摂り、動物性タンパク質を減らすこと。

5.葉酸やビタミンB群を含むマルチビタミンのサプリメントを摂取すること。

6.水を十分に飲むこと。コーヒー、紅茶はひかえめに。砂糖入りの清涼飲料水は飲まないこと。

7.体重をコントロールすること。太り過ぎているようであれば、排卵障害の改善のため体重の5~10%を減量すること。1日30分~60分、身体を動かすこと。何もしていない人は運動を始めること。

 なお、喫煙については、多くの研究結果から妊娠を遅らせ、流産のリスクを高めることが分かっているので、ここで取り上げる必要もないでしょう・・・と。喫煙の習慣があるなら、今すぐやめましょうと書かれています。
 調査に協力いただいた看護師の喫煙率が非常に少なく、妊娠に対する影響を調べることが難しかったこともあるようです。

 

 この7つのポイントの中から、食生活を中心に次回から話を展開していきたいと思います。

 江戸時代(1712年 正徳2年)の儒学者 貝原益軒が83歳の時に書かれた『養生訓』の中にも、食に関する養生については多く出てくるが、その中に、 古代、中国に食医という官があった。食事療法によって百病を治すという。今でも食事の養生がなくてよいはずがない。特に老人は脾胃が弱いので食養生がもっとも良いことになる。薬の使用はやむをえないときだけに限るがよい  と書かれています。

 食物を食べることによって栄養素を取り込んで身体をつくっている限り、今も昔も、洋の東西などを問わず食生活を大切にすることは、身体づくり、健康づくり、そして、この記事の主題である、妊娠し、健康に胎児を育み、元気に出産するためには必要不可欠なことは真実でしょう。

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

二葉鍼灸療院(金沢)

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2018 第49回 明治神宮野球大会~高校の部~ 決 勝 星 稜 vs 札幌大谷

2020年05月05日 | 高校野球

 韓国プロ野球は本日開幕しました。
 無観客で審判はマスク(口の)をしての試合進行となるそうです。

 日本のプロ野球はいつ始まるのか、楽しみではありますが、今の状況では早急には難しいのかもしれません。政府が感染症対策に対して方向を少し変える状況になれば、プロ野球のみならずJリーグ等のプロスポーツも開始できるのかなと思っています。

 本日は、子どもの日 です。

 プロスポーツが開始され、早く子どもたちに夢ある現実を見せてあげて欲しいと願うばかりです。そのような流れになれば学校も再開され、高校野球も予定が立っていくのかもしれません。

 

 さて、2018年に開催された第49回明治神宮野球大会~高校の部~をトレーナー活動記として振返らせていただいております。試合編はこれが最後となります。

 第49回 明治神宮野球大会~高校の部~  

  決 勝 11月13日  

  星 稜  札幌大谷 (試合時間:1時間37分)

   team    一    二    三    四    五    六    七    八    九     合 計

 星 稜 0 0 0 0 1 0 0 0 0  1

 札 幌 0 0 0 0 0 0 2 0 X  2

 この試合、相手の札幌大谷は準決勝の試合終了後、お弁当を食べながら前半だけ試合を観戦しました。

 準決勝の相手は、九州地区代表の築陽学園高校。打線は少し大味なところはありますが16安打を放ち5得点(13残塁)。打撃力のあるチームです。また、この日の投手は太田君。アンダースローとサイドスローの間くらいだったと思いますが、そこそこ球威もあり変化球にもキレがあり、打ちずらそうでした。8回まで相手打線をノーヒットノーランで抑えていましたが、9回に連打を浴び2点奪われました。初出場ながら力のあるチームです。

 

 星稜高校としては24年ぶりの決勝進出です。

 決勝戦には過去3回勝ち進みました。第11回大会(昭和55年)早稲田実業高校に勝ち優勝第22回大会(平成3年)帝京高校に勝ち優勝。そして24年前の第25回大会(平成6年)創価高校に敗れ準優勝でした。星稜の決勝戦は全て東京地区代表に当たってるのです。

 決勝戦については「打てなかった」それに尽きる試合でした。相手投手のエース西原君に1安打に抑えられました。ストレートの速度こそ対応できないことはなかったのですが、右バッターにはスライダー、左バッターにはチェンジアップ(確かそうだったと記憶)を織り交ぜながら、緩急とコースを巧みに投げ分けていました。結果、福本君(法政大学;準硬式)のレフトへのクリーンヒットのみでした。

 優勝を狙える位置であったし、ここの優勝を目標にしていただけに、準優勝であっても納得のいかないものであったことでしょう。この悔しさ、自分たちには何が足らないのかということが、ここで認識でき、ひと冬をかけてさらなる目標を持って取り組めたことは、最終的なドラマの完結に向け、ここでの負けは大事な出来事であり、起こるべくして起こった結果なのかな~と後になって思いました。

   

 先発は荻原君。昨日の準決勝、最終回での連続四球やホームランなどがありましたが気持ちを切り替えてこの試合に臨んでいました。彼のすごい所は、メンタル面が強いことです。あまり事に動じない。身体は大きくありませんが素晴らしい芯を持っている選手だといつも観ていて思います。

 彼のピッチングは7回の3分の2。6回まで3安打無失点。星稜5回の攻撃では、わずか1安打を活かし荻原君みずからのスクイズで1点を挙げました。そんな流れでしたの我慢くらべのようなものでしたが、6回くらいから相手ベンチで指示があったのか荻原君の球にタイミングを合わせてくるようになりました。そして7回に札幌大谷打線に捕まってしまい、長短4安打を浴び逆転されました。
 調子は悪くはなかったが勝ちぬくためには何かが足らない。彼もこの教訓を胸にひと冬の練習に取り組むことができ、寺沢君同様、大きく春から夏にかけて成長していきます。

  

 その後、抑えはエースの奥川君(東京ヤクルトスワローズ)が1回3分の1を投げました。打者4人に3奪三振。彼が交代のためブルペンからマウンドへ出ていった時、球場の雰囲気がガラっと変わるのが分かりました。すごい選手だな~と改めて思いました。そして、上記のような仕事をあっさりとやってのけるのです(あっさりではないんでしょうけど)。

 そんな彼が東京ヤクルトスワローズにドラフト1位指名されるとは・・・人生って面白いですね

 それぞれの選手がスタッフが、もう一つ勝ち切るところの難しさ、欠けている部分、そしてこのチームの素晴らしい点など再確認できた大会ではなかったかなと感じます。

 私は、おめでとうとは言いませんでしたが、彼らの戦いに心の中では「おめでとう」を送っていました。よくやったと思います。

 

 24年ぶりの準優勝です。

 

 ちなみに、前回、第25回明治神宮野球大会(平成6年)は・・・

 準々決勝(1回戦)  北九州高校 12-0 7回コールド勝ち

 準決勝         北海高校   6-2

 決 勝          創価高校   3-6

 という結果でした。

 この年のエースは、1年生の山本省吾君(元 福岡ソフトバンクホークス)でした。
 そうです。この翌年の平成7年夏の選手権大会では、東東京代表の帝京高校との決勝戦でした。平成元年同様、石川県初の深紅の大優勝旗を期待されましたが残念ながら1-3で負けてしまったのです。令和元年のチームと同じ軌跡を歩むんですよね~なんか不思議な感じがします。

 

 第49回明治神宮野球大会~高校の部~、私のトレーナー活動記 試合編の振返りは終了です。
 もう一遍はトレーナー活動編&番外編です。

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

二葉鍼灸療院(金沢)

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2018 第49回 明治神宮野球大会~高校の部~ 準決勝 星 稜 vs 高松商業

2020年05月02日 | 高校野球

 新型コロナ感染症の勢いがなかなか収束に向かっていかないもどかしさを感じるこの頃です

 高校を始め各学校の休校が5月末日まで延長となりました。

 もちろん高校球児たちも学校へは行けませんので、自宅での自主トレあるいは寮生活のところは各自施設で練習となるでしょうか。

 指導者の皆様も、選手達とライン、メール等を使ってコミュニケーションを図り、皆のモチベーション維持あるいは目標や目的の刷新等を試み、夏の甲子園あるいは地方予選開催という一縷の望みに心を託しているのではないだうかと、本当に心中を察しても察しきれない部分があります。

 選手の皆様には、「人事を尽くして天命を待つ」ではありませんが、大会へ向けての心と身体の準備をしっかり行い、その時に備えて欲しいと心から思っています。
 また、「人生塞翁が馬」ではありませんが、何が不幸で何が幸福か分からないものです。この出来事は変えることはできませんが、苦しいこの時期に自身に厳しく行った練習や修練という過程は、きっと次の幸福に繋がっているのだと、私は思っています。

 日本高野連は、6月第1週を目途に夏の甲子園大会の開催をするかどうか判断するようです。新学期も2か月遅れ、感染症も収束していない現状を踏まえるとたいへん厳しいかもしれませんが、どうか智恵を振り絞っていただき、どんな形になるか分かりませんが夏の甲子園大会開催に希望の道を開いて欲しいなと願っています。

 

 さて、少し遅れていますが、2018年に行われた、第49回明治神宮野球大会~高校の部~に星稜高校野球部へトレーナー帯同いたしましたので、それを振り返らせていただいております。

 

 第49回 明治神宮野球大会~高校の部~  

  準決勝 11月12日 -第1試合- 

  星 稜  高松商業 (試合時間:2時間8分)

   team    一    二    三    四    五    六    七    八    九     合 計

 高 松 0 0 1 0 0 0 0 0 3  4

 星 稜 1 0 3 1 0 1 0 1 X  7

 この試合の相手は、エースで左の本格派、香川君を中心に打線も好調に仕上がってきている公立高校の勇、高松商業高校でした。前日の試合、序盤しばらく観戦していたのですが、東北地区代表の八戸学院光星高校を相手に14安打9得点を挙げていました。攻撃力は目を見張るものがありました。

 投手力はそれほど際立っていませんでしたがエース香川君が時折見せる切れのあるストレートや変化球には、万全の調子で臨まれると苦戦するかな~と私は感じました。

 

 星稜の投手陣は、先発の奥川君(東京ヤクルトスワローズ)が7回を投げました。1回の立ち上がりこそ連打がありましたが、終わってみれば、散発4安打、12奪三振、2四死球でした。昨日ほどの凄みはありませんでしたが、ストレート、スライダーともに切れは健在していました。
 やはり、彼がテンポよく投げると攻撃にもリズムが出てきます。

 2番手は、1回でしたが寺沢君(近畿大学)が1安打できっちり抑えました。彼の仕上がりは順調ではありましたが、この段階では、まだまだスピード、キレともに伸びしろがあるように感じられました。彼がグッと伸びてきたのは、この後、ひと冬超えた2019年春でした。

 3番手、最後の回を締めるのは1年生の荻原君でした。2安打(ホームラン1)2四球という彼にとっては悔いの残る投球となりました。
 チャンスというのは、うまく回ってくるもので、2連続四球の後、1アウトはとりましたが、本日、バッターボックスでも雰囲気があり、バットも振れていた9番捕手の新居君に回ってきました。甘い球を逃さないところは、やはり地区代表だと思います。3ランホームランを打たれました。
 荻原君は、調子の波は大きくなく、調子悪い時は悪いなりにまとめる投手です。調子の良い時のストレートとスライダーのコンビネーション、そしてテンポよく投げる投球術は素晴らしく、奥川君とは違った感じの打ちづらさのある投手です。いい勉強になったと思います。

   

 打線は、初回からしっかり集中していました。この試合は11安打7得点6四球でした。
 特に3回の攻撃は見事でした。
 3回裏、先頭バッターの2番 東海林君(東海大学)がライトスタンドにソロホームランを放ちました。その後も長短の連打を絡め、この回に3点を奪い試合を有利に運ぶことができました。
 3回表に、エラーがらみで1点を献上し、いやな雰囲気だっただけに大きなイニングとなりました。

 そして、東海林君のホームランに鳥肌が立ちました。
 前日の日本大学野球場での練習では、彼は監督、コーチとともにバッティングのチェックと言いますか、指導が行われていたのですが、時間まで納得のいくまでバッティング練習をしていました。そして、その練習の最終打席でライトネットを超えるホームランで、納得して終了。

 まさに3回のホームランは、フォーム、弾道ともに、前日の練習最後の打席そのままと言って良いほどで、VTRを見ているんか~いって感じの打席に、何ゆえか鳥肌がたったのでした。
 身につく練習ってこういうことなんだなと選手にも、指導する側にも感心してしまいました。

 また、相手投手は、先発の中塚君が4回、引き継いだ香川君が4回の投球でした。エースの香川君は昨日の試合での切れこそありませんでしたが、彼から2得点したことは非常に大きなことだったと思います。

             

 守備では、大きな失策はありませんが、この試合4失策があったので、そのあたりは気持ちを引き締めて次の決勝戦に臨まないといけないなと感じていました。

  

 応援も頑張るべ~
 2年生のまとめ役であり働き者の二人

       

 試合終了 星稜高校は、24年ぶり2回目の決勝進出となりました

 最高の明治神宮野球大会となりましたが、ここは勝って最後を締めくくり、秋の時点での全国制覇ができれば最高の結果となります。

 

 決勝戦は明日。

 相手は、北海道地区代表の札幌大谷高校です。山下名誉監督の話によると、たいへんチームとしてもまとまっていて実力のあるチームだということでした。

 次は決勝戦を振返り、次に練習やトレーナー活動についても書かせていただき、明治神宮野球大会のトレーナー活動記を締めくくりたいと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

二葉鍼灸療院(金沢)

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