二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

「川本会」へ参加

2009年12月30日 | 鍼灸
年賀状を書きあげるのに時間がかかり、ブログの更新もできませんでした。何事もそうですが、年賀状などは早めに作るようにしておかないとね。来年はこの”尻に火がつかないとやらない性格”を直していかないといけませんな。

12月23日(水祝 天皇誕生日)に「川本会」へ参加させて頂きました。この会は、かわもと接骨院・針灸院の院長である川本力雄先生を囲む会です。私がこの鍼灸という道、トレーナーという道へのきっかけを頂いた先生でもあります。現在は、(社)石川県針灸師会の監事、(社)石川県柔道整復師会の副会長をされており、忙しい臨床のかたわら業界発展のために東奔西走されています。

そんな川本先生のところで修行、研修された内弟子の先生方が集合し一年に一度、業界のこと、臨床のこと、社会のこと、私生活のこと、などなど一年の思いを一杯飲みながら語り合う場です。

私は、星稜高校野球部に在籍していたころ、補欠で技術的には下手くそではありましたが、よくケガをしました。その時に治療して頂いたのが川本先生でした。「こんな仕事してみたいな」「野球に関わっていける仕事だな」「人に喜んでもらえるすごくいい仕事だな」と思い、この道に入ることを高校2年生の時に決意したのです。
私が高校を卒業するころ、川本先生は(社)全日本鍼灸学会 石川地方会の会長をされており、全日本鍼灸学会学術集会 金沢大会の実行委員長をされていた関係もあり、本部の総務部長をされていた黒野先生との繋がりがありました。そんなご縁もあり、「鍼灸を学ぶなら」ということで川本先生に黒野先生をご紹介頂きました。そして、私は名古屋の東洋医学研究所 黒野保三先生のところに弟子入りすることになったのでした。
その後、東洋医学研究所で10年修行させて頂き、金沢で開業させて頂きましたので、川本先生の弟子ではありませんが、川本先生や内弟子の先生に「川本会へ来ないか」とお声をかけて頂き、今年から参加させて頂いたということなのです。

弟子でない私をお誘いいただいたこと、本当に光栄に思います

この日は午後5時開始。場所は、お松の方(加賀藩初代藩主 前田利家の奥方)がお祀りしてある天徳院のすぐ側にある、小立庵(しょうりゅうあん)という、お蕎麦屋さんでした。お蕎麦屋さんで忘年会と思ったのですが、何が何が、これがまたゴマ豆腐にはじまり美味しい品が続き食事は満足でしたよ。お店の造りも昔ながらのいい感じで、いろんな著名人がここのお店に来店しているようでした。ここで勉強会なんてのもいいかもしれませんね。また、お酒の持ち込みオッケーというのもいいんです(宴会に場合でしょうね)
お蕎麦はそんなこだわりはありませんが、美味いと思いました。

参加されている先生方は私以外はすべて、鍼灸と接骨の両方を合わせて治療されている先生です。いろんな先生方と情報交換できたり、人間関係ができるのは非常に有意義なことです。また、川本先生にもいろんな情報や本音が聞けて勉強になりました。

また幹事の先生が、「世相を表す言葉として今年は『新』という文字が選ばれましたが、皆さんの来年の抱負を一字で表してください。理由も合わせてお願いします」という質問がいきなり出ました。それも座った場所の関係もあったのか、また、私が新入りということか「田中君からスタートするからね」ということでした。

実はこのこと、数日前に「来年の心掛けることを一字にすると、これだな」というのを思考していたのでした。だから言われた時には「このために神様が準備していてくれたのか~」なんて思っていたのでした。
私の来年の抱負、心がけることを一字で表すと『敬』です。
川本先生との出会いもそうですが、私の人生はいろんな人の繋がりにより”生かされている命”であると思うのです。「今」があるのは様々な人が一所懸命生きている結果、私が生活できていると感じます。また、ここまで導いて頂きお世話になった多くの人たちも存在します。自分はその繋がりの中の一部分として、その大切な繋がりへの感謝を忘れず、それに応えるべく一所懸命に仕事をし、勉強をし、遊び、「今」を大切に生きることが大切だと思うのです。
繋がりに感謝し、心で頂いた行為には心で応える。また、自分も大きな社会の繋がりの一部として思いやりや優しさを忘れずに行動することが大事だと感じます。そんな意味で、来年の抱負を一字で表すと『敬』ということになりました。この字は言志四録を読んでいるとよく出てくる字なんですね。それで閃いたわけです

お酒がススム、ススム、どんどんススムと、私もよく飲んだのか最後の方は何を話していたかな~と記憶が断片的に飛んでいるところもあったのでした。
最後の、会の締めくくりである”一本締め”は、なぜだか分かりませんが、先輩の太田先生から私に振られてしまい私がすることに…何を言ったかは覚えていませんが、いい一本締めができたと思います(本当か)。
この一本締めや万歳三唱なども川本先生に影響を受けること大なのです。川本先生は非常に話や、その乗せ方や間合いがいいんですよね。勢いのある一本締めや万歳三唱になるんです。これをつぶさに分析しそんな機会が訪れた時には、私も少し盗んで盛り上げさせて頂いているのでした~。

年末最後に、いいお酒と、いい料理と、いい人間関係と、いい空気を味わい、いい時間を過ごさせて頂きましたとさ。おしまい

二葉鍼灸療院 田中良和
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平成21年 12月 酔耀会(勉強会)  

2009年12月19日 | 酔耀会(すいようかい)
12月16日(水)、毎月恒例、酔耀会(若手鍼灸マッサージ師の勉強会)が開催されましたので参加しました。

雪がちらつく中、皆、その雪をものともせず、鍼灸に対する情熱の炎で雪を融かしての参加でした。 先日、青年部の親睦会を行ったのですが、その際、酔耀会の話をしたところ今月から新たに2名の先生方が参加されることになりました。
一人は、金沢市額谷町で今年開業された、たいへん積極的に動く行動力と優しい中にしなやかな感性を持つ石田先生、もう一人は、石川郡野々市町で企業が経営する鍼灸院に今年から務める藤田先生。彼は今年学校を卒業したばかりであり、実は私の元患者様なのです。私の治療を受けていて「この仕事だ」と思ってくれたかどうかは分かりませんが、無事、鍼灸師になることができ仲間となりました。私としても本当に嬉しいですし、応援していきたいと思います。負けないように頑張らないといけませんがね

☆内 容

・湿潤治療について
 【松邑先生】
前回の宮川先生の全鍼師会の報告で、賠償請求で一番件数の多いのが”若い女性のお灸の痕”によるものだという報告を聞いて、医道の日本に載っていた皮膚科の先生がすすめる湿潤治療を題材に、その対処法を話して頂きました。非常に安価で簡単にできる処置方法ですので、もしお灸をして痕が残りそうな時、あるいは、若い女性で痕が気になる人にはいいかもしれません。簡単に言うと潰瘍になった部分を消毒し乾燥させるのではなく、残っている組織や細胞成長因子や接着因子など潰瘍を治癒に導く滲出液を保ち傷を治そうとする方法です。この方が傷がキレイに治るということです。松邑先生は、両足の三里、上巨虚に多壮灸を行い灸痕をつくり自分の足で実験されていました。まだ、その途中段階で大きな違いが分かりませんでしたが、次回、どうなったか見るのが楽しみです。これはリスク管理の方法の一つだと思いました。

・内臓痛・消化器機能・消化器症状に対する鍼灸の効果〈抄読〉
 【宮川先生】
全日本鍼灸学会で発表され、雑誌に載ったもの(別刷)をまとめたもの。内臓痛や消化器機能・症状に関する鍼灸の効果について、これらをMEDLINEや医学中央雑誌に関してインターネットを利用し検索した報告のまとめを話して頂ききました。結果、鍼灸医学に関して世界ではEBM(科学的根拠に基づいた医療)が模索されているが、日本に関する世界的に参考にされている鍼灸治療に関する文献はほとんど見当たらないとのことでした。NIH(米国国立衛生研究所)や世界で参考にされているものは、欧米や中国の文献によるものだということでした。これは2001年の報告ですので、8年経った現在、少しは改善されていると思うのですが、状況はそんなに変化してないのが現状だと思います。日本にも鍼灸大学がいくつか存在するわけですから、協力して、世界に、多くの優れた日本の鍼灸治療を発信して欲しいと思いますね。

・症例報告 ある慢性疼痛患者への治療経験
 【豊島先生】
症例は、40歳 女性。左下肢痛を訴え様々な医療機関を受診したが改善されず、自身でインターネットを検索して調べたところ、筋筋膜性の疼痛では?と思い、その治療を専門に行っている石川県小松市の整形外科病院へ秋田県から治療に来ていました。下肢全体の痛みは軽減したが左足関節の痛みがとれないため鍼灸治療を併用したいということで、トリガーポイントや線維筋痛症をよく勉強されている豊島鍼灸院へ来院しました。また、治療期間も秋田へ帰郷のため3ヶ月と限られていました。治療結果としては、左足関節自体の痛みはほとんど変化がないものの、3ヶ月経過時点で最も気になる訴えが、右大腿部のつっぱりや肩こりになりました。歩行状態も改善され、初診時に「せもてもショッピングセンターで買い物ができるくらいになりた」という願いも達成できました。また、本人の自覚ありなしに関わらず生活の質(QOL)が改善されたとのことでした。初診時の治療計画において、慢性疼痛などの難しい痛みに関しては、治すという立場をとるよりもむしろ、患者様本人が「何ができるようになりたいか」「どのような人生を望むか」という観点から考慮して目標設定を定め、それに向かって一緒に取り組んでいく姿勢が大切だという考察でした。痛みは治すことができれば、それに越したことはありませんが、病気は慢性になればなるほど様々な要因が関わり合い複雑になってきます。「痛みの中に人生がある」状態ではなく、「人生の中の一部分として痛みがある」という状態に持っていき、精神的面からも社会復帰できるように支援していくことが大切であるということでした。また、良好な結果を得られた要因の一つは、患者様の質問に現代医学的知識をもって答えることができたこと、科学的な見地や脳を含めた身体全体を考慮して診て説明できたことなどが考えられたようです。これは大事なことですね。

・症例報告 尺骨神経亜脱臼に対する鍼治療の一症例
 【田中良和】
症例は、52歳 男性。左薬指がうまく動かせないということで来院。3年前ほどからこの症状を持っており、当時は頸部からくるものということで整形外科で治療を受けていたということ。3ヶ月前に転院し尺骨神経亜脱臼と診断。手術をすすめられたが怖くなり断り、ビタミン剤による投薬治療を行っていたが改善しない。発症当時は手のシビレなど肘部管症候群のような症状もあったが、現在は、小指・薬指がうまく使えず(伸展障害)、母指の対立運動がうまくできない。母指と小指・薬指が接触できず、無理にすると母指球がつってくる状態。最近、来院した患者様であるので、まだ5回ほどしか治療していないが、箸を使うとき、字を書いている時、しづらかったのが改善してきた。朝、手の使いづらさを感じていたが、それも意識しないようになってきた。これからも経過を観察して、治療効果が向上するように模索していきたい。整形外科医師からは、初診から少し時間が経っているので、今、手術をしても良くなるか分からないと言われているようです。痛みがどこから来ているのか、何が原因なのか、鍼灸治療でどこまで改善可能なのか、患者様は何を改善、何をしたくて治療院を訪れているのか、その辺りを初診のあるゆる診察から理解し、ともに協力してこれからも治療を継続していく必要がある症例であると思います。必要であれば手術をすすめなければならない時もあります。


本日も、新たなメンバーを加え、午前1時くらいまで勉強。 毎度のことながら鍼灸医療に対する高い意識を持つ仲間、患者様のために自己を高めようとする強い意識を持つ仲間がいることに感謝です。

”聖人の学問は、自己の徳を高めるためにするものだから、自ら道を体得することを貴ぶべきである。雑駁な知識で自分を飾ってはいけない。近頃の者は、ほとんどが他人に見せびらかすために花嫁衣裳を作るような学び方をしている。 『言志四録』”

患者様の立場からすれば、痛みがとれたり病気が治れば何でもいいのです。が、私たちは「だから何でもしていい」わけではありません。ここが鍼灸マッサージ師の多くが勘違いしているところでもあります。鍼灸治療は奥が深いのです。人間の身体機能の神秘も奥が深いのです。それを一生涯かけて勉強していくことが必要なのだと思います。

そんな意味でも、刺激し合いながら鍼灸道を追求できる仲間が近くにいることは感謝以外の何者でもありませんね

二葉鍼灸療院 田中良和
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星稜野球部 練習を見に行く 12月3日

2009年12月18日 | 高校野球
12月13日(日)、久しぶりに時間がとれましたので、星稜高校野球部の練習に行きました。

私が行った頃にはノックが終盤にきており、グランドに近づくといい声してましたね~本当にイキイキとした声を出して集中してノックを受けていました。これなら、来春、来夏は期待ができそうですね。そんなことを思わせるほどいい声出してましたね~。



この時期でもグランドで練習できるのはすごくありがたいことです。私たちの高校生時代では考えられませんね。雪がもう積もってましたから~
最近は下半身強化のため、様々なメニューで走り込みを中心に練習しているようです。その中で、ボールを投げ、打つことができるのは、練習がマンネリ化してしまうことがないのでいいのかもしれません。皆、メニューをこなしながら「スネが痛い」「太ももが筋肉痛だ~」と訴えてました。強い筋肉をつくるには、これくらいの痛みは仕方がありません。しかし、ストレッチや時にはアイシングなどのセルフケアも大切になってきます。筋肉痛や筋疲労がない筋肥大なんてのはありませんから、今の状態はこれから基礎体力づくりに向けての最初の関門といったところでしょうか。



これから雪が降って室内練習場に移るわけですが、この基礎体力をつける単純な期間にモチベーションを高め、どう耐えていくかで、バットスイング力、ボールのスピードや伸び、球際の脚力など、あとひと押しプレーを助ける力のような、目に見えない縁の下の力持ちが姿を現してくるのです。ここが選手の能力の違い、チームの強さの違いに繋がっていくのでしょう。

きついランニングメニューなのですが、今年のチームのいいところは皆が明るいところでしょうか。性格なんてのは、いい面悪い面は表裏一体です。行きすぎては、えらいことになってしまいますが、このチーム一人一人の明るさでモチベーションを高く練習に取り組めば、自ずと結果はついてくるでしょう。


 ねえ ト〇タ君

今年の星稜はなかなか面白いチームですよ

私も一日一日、新たに勉強し、炎を燃やし、鉄を打ち続け、キレ味のいい、洗練された日本刀(治療家の例えで~す)になっていくべく、選手に負けないように精進していきたいと思っています。 

二葉鍼灸療院 田中良和
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本願はここにあり!

2009年12月18日 | 言葉のちから 心のちから
金沢は数日前より冷え込みが厳しくなり、雷が鳴り響き(鰤おこし とも言われますが)、が降ってきました。12月では久しぶりの積雪ではないかと思います。昨年はほとんど降りませんでしたからね。予報では暖冬だということですがどうでしょうね…

(上の写真は、当院から18日の8時半くらいに雪景色を撮ったものです

人生は、雪が降っても、雨が降っても、晴天であっても、刻一刻と時間が過ぎていきますね。雪を考えてみると、寒くなり雪が降り積もることにより、大地は低温状態となり、様々なものが休止状態となるのかもしれません。人間にも必ず睡眠が必要なように。また、外気が温かくなりゆっくり積もった雪がとけることによって、雪解け水が川にそそぎ生命に命の源を与えます。また、地中深くに浸み込み地下水となり地中の栄養分をさらに吸収し、長年かけて地中をめぐり伏流水となり、これもまた生命に命の源(おいすぃ水)を与えて頂きます。雪がとける時に蒸発して、水蒸気となったものは、また地球のどこかで、雨や雪になるものもあるでしょう。
水は川や海や湖であったり、氷や雪であったり、水蒸気であったり、形を変化させながら循環しています。人間の身体の60~70%も水であり、人間も汗や尿、便として水分を排出し、食事などと伴に新しい水分を吸収して、常に水分を循環させています。地球環境と人間の身体は繋がっています。近くの川や海が汚れていたり、ゴミが落ちていたり、汚染されていれば、それは自分たちの身体が汚れ、汚染されているのと同じであると言えるのではないでしょうか。

大自然の恵みである雪一つをとっても、私たちは地球に生かされ、宇宙を含めた大自然に生かされていることが分かります。人間は創造できる力はありますが、富士山やアマゾン川を創ることはできません。自然を創りだすことはできませんし、地球を創りだすこともできません。この文明も自然からの恵みにより出来あがっています。

また、人間も小さく小さくして原子や分子レベルまで来ますと、あるゆる物質と組成は同じであり、酸素や窒素、水素、炭素など同じ物質が集合してできているのです。これを考えても地球環境と人間は繋がっており、お互いが影響しあっていると考えられますよね

雪のことを話していたら、前置きがすごく長くなりましたが、そんな”生かされている人生”ということを踏まえ、人生をどう捉え歩んでいったらよいか考えてみると…

≪自分の生まれる前には数千年の遠い過去があり、自分より後にも数千世の遥かな未来がある。たとえ自分が百歳まで生きようとも、悠久なる宇宙の中では、ほんの一呼吸するぐらいの短い時間でしかないのだろう。
今、幸いに人間としてこの世に生れてきた以上、人間としての使命を全うして一生を終わりたい。これだけである。自分の一生の念願はここにある。≫

『佐藤一斎 一日一話 ~言志四録を読む~』


この世に生まれてきた、世界68億人の中で日本に生まれた、私なら石川県金沢市に生まれた、この両親のもとに生まれた、この確率たるや天文学的数字になるくらい奇跡であると思います。また、その奇跡には何らかの意味があるのでしょう。この世に意味のない人間なんて一人もいません。でも、いろんな人がいて楽しいことや、嬉しいことばかりではなく、悲しいことや、苦しいこと、辛いことなど、様々な体験をするのも事実です。様々なことが起きるから人間が成長できるのもまた事実です。

人間として生まれたからには、記憶の奥に忘却している自分の使命を思い出し、引き出し、一生をかけて使命を追求して、死ぬ時に「いい人生やったな」と死ねるように、人生の「今」を一所懸命に励むことが大切だと思います。

自分が生きている意味、人生を歩む意味、これは「今」を一所懸命に生きることによって、生を全うし「死」す時に分かることなんでしょうね。”ただ、がむしゃらに生きること”、そこに人への優しさ、思いやりのある人生を付け加えると、すごく素敵な一生になるのではないでしょうか 

二葉鍼灸療院 田中良和
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第27回 加賀・三策塾(合同学術研修会) 参加

2009年12月14日 | 鍼灸
12月6日(日)、加賀・三策塾が午前10時~午後12時まで、(財)東洋医学臨床研究所 2階にて開催されましたので参加しました。

つい数時間前まで青年部の親睦会で飲んでいたので、起きれるかな~と思っていましたら、起きよう!と思えば起きれるものです。若干、遅刻はいたしましたが、しっかり眠らずに勉強させて頂きました。

◎内 容
 ・江戸時代の按摩手技~按腹図解の文献的考察~
              ときわ鍼灸院 大内ミチゲイ先生
 ・みそ灸の実践
     野本 清 先生

 ・鍼灸・医療最新ニュース




 発表する&質問を受ける大内ミチゲイ先生

最初は、大内ミチゲイ先生が、太田晋斎の記した『按腹図解』から、按摩とくに腹部を施術する「按腹」についてと、按摩・マッサージ・指圧に関する簡単な歴史を調べた発表がありました。『按腹図解』からは家法按腹十三図解という十三の技法を解説して頂きました。この技法の特徴としては、「全身按摩を行った後に按腹に入る」「施術前に必ず腹診を行う。その際、「虚・実・動悸・攣急・血塊」を診断して治療の適否を決定する」「被術者は仰臥位、施術者は被術者の左に座す」などがあるようです。全身の按摩を行ってからと書かれていますが、これは鍼灸の腹診にも役立つのではないかと感じました。「按腹」とは按摩の一技法ですが、上記のような施術前後の状態を把握して行うということは、これは腹診を伴った医療的価値がある施術方法であると話がありました。
按摩・マッサージ・指圧に関しては、現在、国家資格を取得していない、”カイロや手技療法、整体”などの無資格施術を行っている人たちとの問題があり、法治国家である日本において、医療を扱う分野で無資格者が横行しているというのはいかがなものかと思いますが、この経済状況を踏まえると、本当は法律に則れば無資格営業はやってはいけないことなのですが、今すぐ禁止というのは難しい問題だと思います。
そうした時に、このような医療的価値のある施術方法、治療効果のある施術方法を勉強し、スキルアップし、無資格業者との差別化を図ることが大切だと思います。いわんや、これは患者様のためであるので、その要求に応えられるように自分の技を磨いておかなければいけないのは、国家資格を取得し医療を行うものにとって当然のことなんですけどね


 大内先生をご指導する常盤先生


 「みそ灸」について話す野本先生

お次は、野本先生による「みそ灸の実技」でした。味噌と塩を混ぜて土台をつくり、その上に超特大のお灸をのせ、煙が出なくなるまで(約40分)燃焼させ、その味噌の土台の成分と温熱効果(味噌田楽のような美味しそうな匂い効果)により治療効果を引き出す治療方法です。疼痛性(炎症性)疾患、化膿性疾患には良好な効果があるということでした。

私も鍼灸師を19年ほどやってきましたが初めて見るビッグサイズなお灸でした。患者様が初めて驚かれるのもうなずけるザイズです。

 ライターの大きさと比べてみてくださ~い

非常に非効率的な治療ですが、じっくり患者様と向き合って時間をかけて治療する先生には取り入れても面白い治療方法だと思いました。このモグサの量と、煙の多さ、など自分としてはなかなか取り入れるのは難しい治療方法だなと感じました。



 腰へ実際にお灸をしてみる、温灸ですので非常に心地よいのです
 味噌と塩(天然塩)の成分もしみ出してきますよ~

 膝にもしてみる

お灸でもいろんなやり方あるんだなと感じましたし、これを同じように取り入れられないにしても、ここから何か応用できるかもしれませんから、聴いていおいて損な話などないと思います。味噌と塩を混ぜた土台が堅いとお酢を少し入れるのですが、研修した部屋は「お料理教室」といった感じの匂いが充満しておりました。
それにしても、日本の発酵食品は多くありますが、こんなところにも力を発揮するんですね~ 発酵食品恐るべしですね。
はじめての講習会での実技でしたが、実践するところを見ることができて、自分の臨床に活かせる先生も多かったと感じます。これからも実技を何回か講習会の中に入れていくのも面白いですね。

加賀・三策塾終了後、1時半より(社)石川県鍼灸マッサージ師会の理事会、そして、鍼灸界の共同組合についての講演会、その講師の先生を囲んでの懇親会と、この後も長い…いやいや楽しい一日を過ごしたのでした。いや~帰ったら、そっこースイマーが迫ってきましたが充実した一日…二日でした(土曜日も含め) 


二葉鍼灸療院 田中良和
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青年部親睦会&忘年会

2009年12月11日 | 鍼灸
12月5日(土)、石川県鍼灸マッサージ師会石川県針灸師会の青年部合同で親睦会&忘年会が開催されましたので参加しました。

両師会の上層部(ベテラン)の先生方はいろいろ事情があるようで、二つの会はなかなか交流の場がありませんでした。でも、若い先生方はベテランの先生方とは違った考えや鍼灸マッサージに対する情熱や信念を持っています。それがお互い交流もせずに、刺激し合わずに石川県にいるのはもったいないということで、今年は是非とも青年部合同で親睦会&忘年会を開きたいと思っていました。

私はどういうわけか、石川県鍼灸マッサージ師会の青年部長を仰せつかっています。また、両方の会にも所属していますので、水面下で12月に親睦会をやりたいと声をかけていましたところ、石川県針灸師会の青年部長の上野先生も、今年の業団の行事で”親子スキンタッチ”など両会が合同で行う催しがあったので、若い先生方の交流の場を持ちたいとの考えがあったようで、「合同で親睦会やりませんか」というメールを頂き「わぉシンクロしてる」と感動したのでした。んん~いい雰囲気です。

今までの業界の歴史はどうなのかは分かりませんが、鍼灸マッサージ業もこれからさらに降りかかる景気低迷という波に必ず直面してきます。政治や経済においては様々な変化が起きています。そして、少しでも景気が良くなるように、皆必死に取り組んでいます。このような時、「自分だけ儲かれば」「自分だけいい生活ができれば」「自分の家庭だけ…」という自己本位、自己優先の思考をしないよにしなければいけません。生活していくにはお金が必要であり、儲けなくてはいけないのは確かです。しかし、私たちの職業は「医療」であり、まず患者様があっての仕事です。病気や様々な症状で苦しむ人に鍼灸マッサージという技を生かして、元気に、笑顔で、明るく、そして豊かな人生を送って頂けるように、常に学問、技術、人間性を磨いておく必要があります。
何を言いたいかと言いますと、患者様を一人でも多く幸せにするには、多くの志を同じくする同業者が集い、刺激し合い、情熱や信念を高めあい、時に議論し、時に意気投合し、皆が鍼灸マッサージ師として、協力しあい意識を高めることが大切だと思うのです。そのためには、変なプライドにこだわらずに時々でもいいから、このように飲んで、言いたいことを言い合い、情報交換をして、自分を高める場を持つことが必要だと思うのです。
社会という大きな流れを見ますと、ここ1~3年が大きな節目を迎えるように感じます。これは世界情勢、経済、心の在り方、すべてに関して言えそうです。そういう意味からも、協力し、調和し、患者様の幸福、社会の幸福に向け歩調を同じくして自分たちの技術を生かしていくことこそ、これからの大切な節目の時期には重要なことであると感じるわけです。

まあ、難しい話はこれくらいにして、ようは厳しい部分も大切ですが、飲んで、歌って、楽しく交流することもそれに負けないくらい大切だということですね。


 酒が飲める飲めるぞ酒が飲めるぞ

この日は、鍼灸マッサージ師会から16名(堀ちゃんも入ってます わかる人にはわかるね)、針灸師会からは7名が参加して、楽しく、そして楽しく、また楽しく、親睦会が行われました。
場所は、『紙屋市べゑ』手作り豆腐とビストロのお店。
時間は午後7時~8時40分。飲み放~題~
ここのお店は中がすごく落ち着くんです。ゆっくり寛げるので~す。昔の田舎の家の感じ。そして、料理も豆腐や野菜が中心ですが、その他のメニューもなかなかいけるんです。よく利用させて頂いておりまして、この会の開催が決まった時には「ここだ」という感じで、私の独断で場所を決定してしまったのでした。


 楽しい話で盛り上がっているようですね~

いや~楽しかったですね。いろんな先生と話ができて最高でした。開業したての若い先生、鍼灸専門の先生、接骨と鍼灸を一緒にやっている先生、専門学校の先生、指圧を中心にやっている先生、マッサージの先生、往診専門でやっている先生と、職業形態を見ただけでもそれぞれ違いのある青年部の先生方が、学問のこと、臨床のこと、業界のこと、生活のこと、社会のこと、いろんなことを自分の立場で話していました。お堅い話ばかりではなく、すご~~~~く砕けた話もありましたがね
23人も集まればすごいパワーですね最初から盛り上がりまくりました。こんな機会をどんどん作っていきたいと思います。酔耀会のメンバーはほとんど参加です。そりゃ~酔うのが好きですからね

一本締めをして終了。その後、すぐ近くに会場を移し飲み会。こちらは『B2』というお店を一室借り切っての、自己紹介&カ・ラ・オ・ケ大会~で、さらにさらに盛り上がりました。少し減って20名の参加でした。でも皆、歌がうまいんですよね。臍下丹田に力が入ったいい声してましたよ~



 歌って、歌って 飲んで、飲んで

その勢いにのって3次会…そして4次会と人数は減ってきましたが元気にこの青年部の親睦会を楽しみました。時計を見ると午前4時過ぎ無謀としかいいようがありませんね患者様には「体が資本だよ、大切にしないとね」と言いながら…注意しないといけませんね。
4時過ぎにてお開きとなりましたが…6時間後には加賀・三策塾(合同学術研修会)→石川県鍼灸マッサージ師会理事会→講習会→講師の先生との親睦会と、実は超ハーーーーーードスケジュールがその後に控えていたのでした

同じ仕事で人生を歩み、志を同じくする仲間と交流ができるということはすごく刺激になります。人間関係の勉強にもなります。いい空気をつくって皆が楽しく仕事ができるようになると感じます。切磋琢磨するということは膝を突き合わせ付き合わないとな~と思います。その潤滑剤がでありなのですな~んてね。

さて、皆に負けないように、さらに情熱を燃やして仕事に打ち込みますぞ 

二葉鍼灸療院 田中良和
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クライメート・ゲート事件 地球温暖化の問題

2009年12月09日 | 社会
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書の中で、温室効果ガスが地球温暖化に関連しているという重要なデータが改竄されていたことが明るみに出たようです。

「~ゲート事件」というのは、ウォーターゲート事件のようにアメリカでは政治的スキャンダルがあった時に使われるようです。

IPCCがデータを依拠している機関の一つで、イギリスのイーストアングリア大学の気候変動に関する研究ユニットでのメールのやりとりなどのデータが流出しました。このデータによると1960年代からの気温低下の部分を削除していたらしいのです。ということは気温上昇が急激に見えるというトリックができるわけです。皆さんはこのデータなどは、ゴア副大統領の「不都合な真実」という不都合な真実の映画などで見たことがあるかもしれませんね。

また、それだけに限らず、二酸化炭素などの温室効果ガスが地球温暖化の犯人であるということに疑問を訴えている研究者(懐疑派)の学術論文や学会発表を裏から手を回しできなくしたり、気候変動のグラフ自体を気温が高くなるように書いたりしたこともメールのやりとりに書かれていたようです。

この問題は、欧米では大問題に発展しています。しかし、日本ではほとんど報道されていません。時に、COP15(国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議)がコペンハーゲンで行われていますが、開幕以前に問題が流出したようです。ということは京都議定書から、IPCC、など地球温暖化に関する全てに関して見直しが必要なのかもしれません。地球環境が破壊されていることは確かですし、地球環境が人間のつくり出した文明というもので悪化していることも確かですが、それと温室効果ガスが地球温暖化にイコールかというと決してそうとは言えなくなってきました。

これは日本にとっても大問題でしょう。京都議定書のこともありますし、鳩山首相は温室効果ガスを25%削減すると言っています。正しく真実を知って、そこから環境に関する取り組みを行うことは大切なことです。今までのように一部の人たちに富が集中するような経済活動のためにこの地球環境に関する取り組みは行ってほしくありません。特権階級の人たちは今までは”嘘がまかり通っていた”かもしれませんが、これからの社会は、世界は、そのようなことは許されないと感じます。これは世界に限らず、日本でも、自分の周囲でもそうなるのではないでしょうか。自分の心の中にある真実の声を無視して、これからの生活は成り立っていかなくなるのではないかと思うのです。その心の内の声こそが、自分の真実の声であり、行うべき正しい道なのだと思います。

それにしても、日本ではなぜこのような大切なことが大きく報道されないのでしょうか。日本の報道は誰のためにあるのでしょうか。国民の一人一人は真実を知る必要があると思うのです(クライメート・ゲート事件に関して、もう少し詳しく知りたい方はこちら)。地球は生き物であり、人間と一心同体です。その地球環境に関する問題は自分たちの身体の問題でもあります。

このように、利権や名誉、金銭、など自分さえよければいいという欲求を満たす、一所懸命生きている人たちをだましてでも自分のやりたいことをやる、そんな我がままは、もう通用しない世の中になってくるのだと思います。真実が明るみに出てくる時期に来ているのでしょう。嘘をついたことのない人間なんていないと思います。でも、これから自分の心の内の声に正直に、人に迷惑をかけないように、勇気を出して正しい道を歩み、正直に思考し、話し、行動できるようにしていくことで、今回のような事件も起こらなくなるだろうし、皆が楽しく、活気溢れる、あたたかい世の中にになっていくのだろうと思います。

現在起こってきた、「今」起こっている全てのことが必要不可欠のことだとするなら、そこから真実は何なのかを理解し、反省し、より良い明日へ繋げていくことが、輝く未来への道を築いていくのでしょう。

何を信じていいか分からない現代だからこそ、自分の内なる声に耳を傾け、自分の内なる力を信じて、自分に正直に考え、行動することが大切だと感じます。そこに相手を思いやり、感謝する気持ちがあれば、それこそ素敵な社会ができあがりますよね。
地球は私たちが生きていくうえで必要不可欠なものであり、これが持続可能で循環していかなければ、私たちはこの地球という美しく豊かな星で人生を営むことができないのですから、「今」行われていることを知らないとね 

二葉鍼灸療院 田中良和
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平滑筋と鍼灸医学2

2009年12月07日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~平滑筋と鍼灸医学2~ 

   福田鍼灸院 院長  福田裕康 先生


『平滑筋と鍼灸医学2』 研究所コラムはこちらをクリック!

平滑筋と鍼灸医学、んん?と思うかもしれませんが、消化・吸収・あるいは代謝という身体の基本的で重要な機能は、日夜、身体内で活発に行われています。内臓や血管、腸管などもそこに筋肉があるから動くことができます。身体の関節を動かす骨格筋、心臓を動かす心筋、そして内臓器や中腔器官を動かしているのが平滑筋です。例えば食事をすると食べ物は順次、消化、吸収、排泄へと口から肛門まで運ばれます。これは平滑筋の運動によるものなのですが、これは無意識的に行われているわけです。その無意識に行われる機能を担っているのが自律神経です。
その自律神経と平滑筋について、ラットを使った実験を通して、鍼刺激(鍼灸医学)と平滑筋(自律神経)の関わりについて興味深い内容が書かれています。さすが、自身で名古屋市立大学において実験し、鍼灸のメカニズムについて研究されている福田先生です。分かりやすく、説得力があります。

東洋医学研究所グループでは、古来から伝わる古典文献的な鍼灸や身体機能も勉強し、さらに現代医学的診療、そして先端医学的知識まで幅広く勉強することを基本に、患者様の要望にこたえるためには幅広い視点から身体を診ることができることが切望され、それが鍼灸師の役割であるという考えで臨床に取り組んでいます。ですから、所長の黒野先生のご指導もと、福田先生はじめ多くの先生方が大学の研究室で基礎的な研究に取り組まれているのです。

『平滑筋と鍼灸医学2』を是非読んでいただき、鍼灸治療の効果について、このような働きもあるのか~とご理解いただければ幸いです。

二葉鍼灸療院 田中良和
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竹仲絵里さん アコースティック ライブ in 金沢

2009年12月05日 | 日常
11月29日(日)、午前中から講習会、午後も講演会と動き回ったので、夜は少し落ち着いて…と思いきや、竹仲絵里さんのライブに行ってきました。

金沢市民芸術村のパフォーミングスクエアというホールで行われたわけですが、芸術村は何度か行ったことはあったのですが、パフォーミングスクエアに入るの初めてでした。…というよりコンサートやライブへ脚を運んだのは、ひっっっっさしぶりでしたので、少し緊張しましたね。
どれだけ久し振りかと言うと、15歳の時、当時アイドル全盛だった頃、私が大好きだった河合奈保子さんのコンサートへ行ったのが最後ですね。というと~~25年ぶりということでしょうか。月日の流れるのは早いもんですね

さてさて、竹仲絵里さんは石川県ではよく企業CMで歌が流れていて、以前から「いい声してるな~」「いい歌詞やな~」と思っていたんです。うまく時間があいたのが今日しかなかったので、直感で「ライブに行こう」となったわけです。

いい雰囲気でしたね。行って良かったな~と思いました。

彼女の歌は英語がほとんど入っていないんですよね。コブクロもそうですけど、すごく言葉に繋がりがあり、流れるように頭の中でいろいろ想像できるのが好きなんです。彼女の書く歌詞は温かいんです。それがまたいい

それに声も透き通っているし、歌もうまい、顔も可愛く、しぐさもキュート 天はニ物も三物も彼女に与えましたね~ 最初ステージに登場した時は「細い体やな~」と思ったのですが、何が何が、彼女の持つ歌に対するひた向きさ、心を込めた一言ワンフレーズにはパワーがあり、かつ、優しさがあります。ですから時間がたつうちに彼女が何か大きく感じてきたんですよ。気のせいか いや~何かオーラみたいなものでしょうね。

あっと言う間の時間でした。ほんとうに心癒された感じでした。さらにファンになりましたね。入場時、アンケートにご協力くださいということで渡されたんですが、感想の部分が足らなかったので、びっしり裏側(裏は白紙)まで書いてしまいました~へん でも、それだけ感動したということです

彼女の顔を見ていると本当に気持ちよさそうに歌っているんです。これを見るとなぜか自分の仕事とリンクさせ、今日も楽しくやるぞ~、患者さんに笑顔で帰ってもらうぞ~ と心新たに思うのです。それだけでも行ったかいがあるというものですね。

竹仲絵里さんの今後のさらなる活躍を期待したいと思います

新曲は『傘』~大切な人の支え(傘)になりたい~という思いで作った曲だそうです。ちょうどライブの前から雨が降ってきて「傘持ってきといて良かった」と思ったのでした。金沢では「弁当忘れても、傘忘れるな」ですからね
私も早く傘をさしてあげたいものです…な~んて

竹仲さんは、金沢へはよく来るらしい。金沢の料理、そして地酒が好きだということ。これは金沢人にとってはすごく嬉しいことですね。付け足しをして、久しぶりライブの感想を終了しま~す 

二葉鍼灸療院 田中良和
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第7回 健康についてみんなで語ろう会 ②

2009年12月05日 | その他の活動
最後は、劇団しし座(四師座)の寸劇「交狂組曲『ハトちゃんの膏薬』」

このしし座というのは、当初、石川県医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会の
有志が集まり、この日のために練習していたわけですが、現在は、会を重ねるごとに参加団体が増え、石川県鍼灸マッサージ師会も参加させて頂いております。今年は4名参加(うち一人は、当日インフルエンザで欠席)。その他にも、理学療法士会、作業療法士会、栄養士会、放射線技師会、柔道整復師会など多くが参加する劇団になったようです(ちなみに座長は”ドクターかとう”)。

内容は、その題名とおりで、〇イズミ政権時代から誰のための医療制度か疑問を持たざるを得ない取り決めがなされる中、新政権になりこれからどう変わっていくのか不安…そんな医療現場で日夜繰り広げられるドラマをコメディたっちに描いた寸劇でした。


 新保先生は始めから台詞が多かったな~
 動きがなんかぎこちなかったのが、またコミカルでよかったで~す



 水野先生はインフルで休みの木内先生の分も出演
 一人二役お疲れさ~ん


 参加された皆さん、ご苦労さんでした~
 そ~や、東先生を撮り忘れてしまった

本当に、仕事が終わって、夜遅くまで練習した結果が出ていたと思います。ほんと笑わせてもらいました 

二葉鍼灸療院 田中良和
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第7回 健康についてみんなで語ろう会 ①

2009年12月04日 | その他の活動
11月29日(日)、石川県医師会の主催で「第7回 健康についてみんなで語ろう会」が開催されましたので参加しました。

≪第7回 健康についてみんなで語ろう会≫
日 時:平成21年11月29日(日)  午後2時30分~4時55分
場 所:石川県地場産業振興センター 大ホール
主 催:石川県医師会
内 容:1.前座 ”ドクターかとう”のおふざけトーク
     2.講演 「意外と知らない?病気と健康のお話」
      講師 中原英臣 先生
     3.健康クイズ 「頭をひねって考えよう」
     4.寸劇 「交狂組曲 『ハトちゃんの膏薬』」
        劇団しし座


 石川県医師会 会長 小森先生の開会のごあいさつ


 今年の”ドクターかとう”…トークのキレは昨年の方がよかったな~


 健康クイズ 第1問


 講演中の 中原英臣 先生

講演の演題は「意外と知らない?病気と健康の話」。統計的数値を出して、分かりやすく説明されていました。この内容を要約すると…
・自分の健康は自分で守るものである。
・アメリカでは、心筋梗塞と大腸ガンの発症率が高く、国家レベルで、生活習慣の改善がなされた(LCPなどの取り組み)。運動、食事などを改善することにより心筋梗塞(35%減少)や大腸ガンが減少した。多くの人がタバコをやめ、運動をし、野菜中心の食事に変えた。アメリカ人の野菜摂取量は日本人より多い。
・日本は生活習慣の悪化で、心筋梗塞や大腸ガンは増加の一途をたどっている。
・一日350gの野菜を採らないといけないというが、現状は267gである。これを改善するには一皿、野菜メニューを増やすように心掛ける。
・日本でも2000年に厚生労働省が「健康日本21」という取り組みを開始した。これは10年計画で国民に健康になってもらおう!という計画。しかし、国民への浸透度は低い。
・「健康日本21」をメタボという観点からみると、1997年、BMI(25%以上を肥満)で男性が24%、女性が25%の人が肥満であったのが、2005年、中間報告では、女性は25%で変化はないが、男性は29%と増加している。これに限らず平均的な日本人の健康は着実に悪化している。
・健康への取り組みには実現可能な数値目標を定めて行うと効果的。
・1965年の長寿県は東京、神奈川など大都市が多かった(東京には11の医学部を持つ病院があり、医療環境が充実している)が、1995年には、熊本、島根、長野、富山などの地方に変化してきた。これは生活習慣や自然環境が関与している。
・21世紀の健康は、毎日の生活環境、生活習慣が重要な要因となる。
・人間が生きていくうえでは、水、空気、食物なくしては考えられない。
・平均寿命を延ばすのではなく、健康寿命(元気に生活できる期間)を伸ばすことが大切である(日本の平均寿命;男性 79歳、女性 86歳 日本の健康寿命;男性 72歳、女性 78歳〈ともに世界一〉)。
・今までテレビのバラエティー番組などで多くの健康番組をやっていたが、科学的根拠のないものがほとんどである。これまでの事件などでもわかること。その他にも健康情報が氾濫している。科学的根拠のあるものを信じて欲しい。メディアの流す情報を鵜呑みにしないでほしい。
・健康法というのは存在しないと思う。身体にいいことを一生続けてやる、いわゆる生活習慣にしてしまえば、健康は自分のものになる。

私の感想としては、だいたいよく聴く話だったのでとくに新しいことはなかったと感じました。アメリカの取り組みは、実際に効果が出ており、これの食事の面では、アメリカ議会においてマクガバンレポートが報告されました。これは世界の健康に優れていると言われる食文化を調査したもので数千ページにのぼる膨大な報告だそうです。アメリカはこれを実践したのでした。その中で、特に健康にいい食事は日本食であり、江戸時代末期の伝統食が健康に優れていると書かれているようです。それが世界で日本食がヘルシーフーズであると言われるようになった火付け役なのですよね。

これはアメリカの良い面ばかり言っているのです。現在、オバマ大統領が国民皆保険制度を導入しようと頑張っていますが、アメリカでは医療保険に加入していない人が5000万人ほどいます。この人たちは健康云々ではなく、医療を受けることができません。このように貧富の差があるのです。野菜中心のヘルシーフーズを食べることができるのは、医療も受けることができ、ある程度の収入がある人たちだけなのです。統計の数字ではこのようなことは分かりません。

話は「科学的根拠」のことに変わりますが、科学的根拠のある情報を取り入れて、正しい健康法を実践して欲しいという話がありましたが、この科学的根拠は確かに必要なことです。が、これで上手くいかないから苦しい人たちは、よからぬ健康食品や健康グッズ、あるいは、新興宗教まがいのところにだまされるわけです。科学的根拠の中にも、精神病薬(一部であろうと思いますが)のようにプラセーボ洗浄という方法で効果を強調することにより医薬品として許可をもらっているものもあります。製薬会社が絡んだ科学的根拠には注意する必要もあります。これは食品に関しても同じです。何が科学的根拠かを判断するのも難しくなってきています。商売が結びついている所の科学的根拠は注意して判断する必要がありますね。

人間は自然の一部としての本能を忘れているところが多いのです。本来人間にとって一番身体にいいこと、健康を維持する要因は”大自然の運行に身体をあずけること”です。自然に則した生き方が出来ていないから体に歪みが出るのです。運動をする…これは本来人間にとって当たり前のことなのです。自然のものを食する、野菜中心に食べる…これも人間の機能としては当たり前のことなのです。睡眠をよくとる…これも太陽とともに生活することは、生物として当たり前のことなのです。この当たり前のことができないから、不健康になり、病気になるのです。
この文明社会で、こんなことできないとあきらめるのではなく、大自然に耳を傾け、すこしでも自然に則した生活を心がけることこそ、人間が元気に生活するコツであり、本当の健康法なのだと思います。

ああーっと、長くなったので、しし座の寸劇は②で書きますね 

二葉鍼灸療院 田中良和
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「不定愁訴症候群について」 石川県鍼灸マッサージ師会 中央学術研修会 参加

2009年12月04日 | 鍼灸
11月29日(日)、(社)石川県鍼灸マッサージ師会の中央学術研修会が津幡で開催されましたので、参加してきました。

≪中央学術研修会≫
◎日 時:平成21年11月29日(日) 午前10時~午後12時
◎場 所:条南公民館(津幡町条南コミュニティ-プラザ) 大ホール
      河北郡津幡町字太田ろ3  Tel;076-288-3115
◎内 容:総合診療科における不定愁訴症候群について
◎講 師:金沢大学付属病院 救急部  尾山 治 先生



 講師の尾山先生(右)と座長の中田先生(左)

皆さん勉強熱心で、31名の会員が出席されていました。

不定愁訴症候群は、血液、画像や病理学的など病的異常を示すような検査に異常が出ないにも関わらず、本人は苦痛を感じる症状を多く訴えている状態を言います。これに関しては、私の師匠である東洋医学研究所 所長 黒野先生が、社会構造の変化と、臨床の場での患者様の症状の変化、あるいは鍼灸師が多く遭遇するでろうこの症候群に対して、いち早く着目され、現在も継続して研究されています。
その関係で私も修行時代はよく勉強させて頂きましたし、常に現代の疾病には心や精神というものが関与するという患者全体を捉える診方を教えて頂きました。



講師の尾山先生は、現在は救急部でご活躍されていますが、本来は総合診療科をご専門とされています。金沢大学付属病院ではこの総合診療科がなくなったため先生は救急部に在籍するのですが、常に総合診療の方に関心をもって診療に取り組んでおられます。以前、総合診療科で行っていたときの経験をもとに全体的な医療の中での不定愁訴症候群はどう考えられているかなど講義して頂きました。

不定愁訴症候群についてのお話があり、大まかに分類して、器質的疾患を伴ってそこに不定愁訴症状を多数発症している”心身症”、と、器質的疾患が存在せずに様々な症状を発症している神経症や自律神経失調症などがあるとのことでした。そして、現在は不定愁訴症候群を含め、精神疾患は米国精神医学会が発行している、DSMⅣ-TR(「精神障害と診断の統計マニュアル 第四版」)をもとに診断されており、大規模でうまくまとめられた分類であるが非常に複雑であるとのお話もありました。その中で不定愁訴症候群を訴える患者の多くをカバーするのは身体表現性障害(身体化障害)であろうということでした。


基本的な不定愁訴症候群の知識を示して頂いた後に、症例を交えながら分かりやすく説明して頂きました。①脱力感、筋肉の痛みを訴えて来院した20歳代の女性…インターネットでいろいろ調べて不安を募らせ総合診療科受診。最終的にマリッジブルーであることが分かり結婚式が終わると症状消失。②集中力と食欲の低下を訴えて来院した40代の男性…様々な検査をしたが異常なく総合診療科へ。症状と経過から大うつ病と診断。③倦怠感を訴え来院した30代の女性…患者の年齢や生活背景、症状などから統合失調症と診断される。④体力と気力の低下と首の腫脹を訴え来院した60代の男性…検査所見には特に異常はなかったが、よくよく話を聞くと甲状腺機能低下症の薬を医師の指示通り服用しておらず、甲状腺の機能低下による症状と判明。これらの例で分かるのは、鍼灸診療を行う時も、この症状はどこから来ているのか、患者の訴え、生活状況、環境、既往歴、生育歴など話をしっかり聞いて判断することが重要であることが言えると思います。これは多くの症状を訴える不定愁訴症候群の場合ははとくに考慮しておかないといけません。

最後のまとめで、不定愁訴症候群など訴えの難しい患者を理解するためには、①訴えをきく ②既往をきく ③不安をきく ④苦痛を認める(共感する) ⑤生活機能障害を理解する ⑥自分の理解を患者に確認する、などがありました。
また、難しい患者とつき合っていくためには、①その日の対応を一つのことにしぼる ②身体疾患の可能性を考える ③経過観察の方法を考える、などのまとめがありました。
そして、不定愁訴症候群を診るとはどういうことか ①通院する場所を提供、紹介する ②患者の奥に潜む稀な疾患を見つけ出す ③時間をかけて患者の自己理解の手助けをする、ということを言われていました。

社会構造の歪み、自然環境の破壊、不適切な生活習慣など多くの要因が重なり合い、現代の社会は生活習慣病のみならず、精神疾患も増加の一途をたどっています。また、ストレスというのは日々誰にでも与えられるものなのですが、その対処の仕方、いわゆる人生においての心の在り方や考え方のような心の処世術を教えるべき人が教えることをせず(教えられない)、ストレスに弱い、対処できない子どもたちが育ってきているのも事実です。これからもっと、心を病んで、ストレスを心にため込んで不定愁訴を訴える人々は多くなってくるでしょう。そのような意味でも鍼灸師はこのような症候群や精神疾患、あるいは宗教心などに一定の理解が必要だと感じます。
本日も勉強になりました。

この後、質疑応答が活発に行われ(私も質問させて頂きました~)、あっという間の2時間でしたね。



実は、これが終わった後は、石川県医師会主催の「健康についてみんなで語ろう会」が行われるということで、それにも出席するため、金沢へ向かったのでした。動ける時に動いておかないと~ね 

二葉鍼灸療院 田中良和
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忘れてはいけないこと

2009年12月02日 | 言葉のちから 心のちから
自分が今あるのは、様々な人たちの支えがあってのことです。自分一人の力で生きていくことはできませんね。

≪自分が人に恩恵を施したことは、忘れてしまえばよい。しかし、自分が人から恵を受けたことは、けっして忘れてはいけない。≫

『佐藤一斎 一日一言 ~言志四録を読む~』 渡邉五郎三郎 監修


人生の中で、苦境に立った時、出発の時、不安な時、切羽詰まった時、落ち込んでいる時、一所懸命もがいていると必ず道を示す出会いがあります。そして、それがきっかけで、人生が好転することもあります。人生においての大切な分岐点であることもあります。そんな時に受けた恩はけっして忘れてはいけないものですし、それを忘れては「人」として必ず報いが来るというものです。自分が考えたこと、行ったことが自分に返ってくるということでしょうか。

また、これからの世の中に大切になってくるのは”与える心”なのではないかと思います。”求める”のではなく”与える”。自分が相手のことを考え、思い、相手に喜ばれるように行動することが大切であり、そこに見返りや期待を持たないことが、実は自分の成長に繋がるということだと思っています。

自分が受けた恩はけっして忘れてはいけないけど、自分が与えた恩恵に関しては見返りや期待を持たずに、逆に忘れてしまったほうがいい。これは、変なこだわりを持たず人生を歩む、あるいは、いらないストレスを生ずることなく人生を歩む一つの考え方なのでしょうね 

二葉鍼灸療院 田中良和
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